妊娠 中毒 症 と は。 2/2 「妊娠中毒症」から「妊娠高血圧症候群」に [妊娠の基礎知識] All About

妊娠中毒症の症状は? 原因・治療法・予防法について徹底紹介

妊娠 中毒 症 と は

名称 [ ] 旧来より「妊娠中毒症」と呼ばれてきたが、ににより「妊娠高血圧症候群」と名称の変更がなされた。 改名の大きな理由としては、病態が明らかにされてきたことがあり、「」という「原因」が存在するわけではないということが大きいとされている。 病態 [ ] 動脈が何らかの要因によって収縮し、それによる昇圧物質が母体に分泌されることでが生じ一連の症状・所見を呈してくるという学説が広く受け入れられているが、はっきりとした証拠に基づいた定説は現段階では存在しない。 定義・分類 [ ] 妊娠20週以降から分娩後12週までの期間に、高血圧または高血圧に蛋白尿を伴い、かつこれらの症状が単なる偶発合併症でないとき、妊娠高血圧症候群と診断する。 の周産期委員会の定義・分類がある。 妊娠32週未満に発症するものを早発型(EO, early onset type)、32週以後に発症するものを遅発型(LO, late onset type)という。 臨床像 [ ] 本症の病態の基本は血管の攣縮である。 血管の攣縮によって腎血流が低下すれば、、、をおこし、脳血管が攣縮すればを起こし、肝血管が攣縮すればを生ずる。 胎盤血流が低下すれば、やを起こすこととなる。 治療 [ ].

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妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)

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妊娠するとおなかが張る・つわりが起きる・下痢になりやすくなるなど、さまざまな体の変化が見られます。 妊娠による体調変化は、ほとんどの妊婦が経験することなので心配にはおよびません。 しかし、中には母体や胎児へ悪影響をおよぼす変化もあります。 そのうちの1つが「妊娠中毒症」です。 妊娠中毒症が重症化すると、母子ともに大きなリスクがのしかかるためすぐに対処しなければなりません。 そこで本記事では、妊娠中毒症の基礎知識やリスク・原因・治療法・予防法について詳しく説明します。 この記事を読むことで、妊娠中毒症による症状を緩和するために必要な情報を知ることができます。 妊娠中毒症が気になる方や治したい方・予防したい方はぜひチェックしてください。 1.妊娠中毒症とは? 妊娠中に何かしらの原因によって血圧があがり、さまざまな症状が起きることを妊娠中毒症といいます。 高血圧になることで、尿たんぱく・血管障害・臓器障害などを発症するのです。 従来は妊娠中に現れるすべての症状を含め妊娠中毒症と呼ばれていました。 しかし、現在は高血圧によって悪影響が出ている症状のことを指しています。 1-1.妊娠高血圧症候群 妊娠中毒症は別名「妊娠高血圧症候群」とも呼ばれています。 2005年までは妊娠中毒症と呼ばれていましたが、によりその年に改名されました。 中毒症といっても、症状の原因となる毒が存在しないことが改名理由です。 また、妊娠中毒症は高血圧・たんぱく質・浮腫 ふしゅ のどれか1つ以上当てはまる症状とされています。 一方、妊娠高血圧症候群は高血圧が必ず伴うものです。 1-2.血圧との関係 妊娠中毒症は高血圧かどうかで判断される症状です。 血圧が最高血圧140mmHg以上、最低血圧90mmHg以上が高血圧といえます。 高血圧になると体に必要なたんぱく質が尿として出てしまうため、尿たんぱくが起きるというわけです。 よって、赤ちゃんに必要な栄養素を与えることができなくなってしまいます。 1-3.妊娠中毒症の症状 妊娠中毒症の主な症状は、高血圧・尿たんぱく・むくみです。 先ほどもお話したとおり、妊娠中毒症は血圧の上昇によって起こりやすくなります。 もともと、妊娠中は赤ちゃんに栄養を送るため、血圧が通常よりも高めです。 妊娠中の血圧は最高血圧130mmHg以内、最低血圧85mmHgといわれています。 この数値よりも血圧が高い場合、妊娠中毒症の発症率が高くなるでしょう。 乱れた生活習慣や食生活も高血圧と関係しています。 そして、尿たんぱく質も代表的な症状です。 妊娠中毒症になると腎臓機能が低下するため、たんぱく質が漏れやすい状況になってしまいます。 また、むくみがなかなか取れないのも妊娠中毒症の症状となり、体の組織に余計な水分がたまっています。 1-4.いつごろ起こるのか? 妊娠20週目~分娩 ぶんべん 後12週の間に起こりやすいといわれています。 また、妊娠20~32週以内で発症した妊娠中毒症を早期型といい、妊娠32週以降に発症したものは遅発型です。 妊娠中毒症の症状が起こり始めた時期によって治療法は異なります。 妊娠中毒症の場合は早発型のほうが重症化する傾向にあるのです。 関連記事 2.妊娠中毒症のリスク 妊娠中毒症のリスクをしっかり把握しておかなければ正しい対処ができません。 妊婦・胎児への影響について、それぞれ詳しく説明します。 2-1.妊婦への影響 命を宿している妊婦は、通常よりも敏感な状態になっています。 そのため、少しの変化でも体調に大きな悪影響が出るものです。 妊娠中毒症の影響で最も怖いのが、後遺症と帝王切開のリスクになります。 2-1-1.後遺症 重症の妊娠中毒症を起こしている場合、出産後も高血圧が続くという後遺症のリスクを負っています。 症状が重いほど出産後も影響が出てしまうのです。 ほかにもけいれん発作・脳出血・肝臓や腎臓の機能障害・HELLP症候群などを併発する可能性があります。 2-1-2.帝王切開 重症の妊娠中毒症の場合は子宮や胎盤での血液が流れにくくなります。 そのため、赤ちゃんにきちんと酸素と栄養が行き渡らなくなるのです。 その結果、子宮収縮が起きて胎児へ悪影響を与えてしまいます。 胎児の命を守るためにも、予定日より早く取り出すことも多いのです。 帝王切開は母子ともに危険から守る選択肢でもあります。 2-2.胎児への影響 おなかにいる赤ちゃんは胎盤を通して母体から栄養や酸素を吸収しています。 しかし、妊娠中毒症になると、十分に行き渡らずに栄養不足・酸素不足に陥りやすくなるのです。 その結果、赤ちゃんが十分に育たなくなる胎児発育不全、普通よりも体重が少ない赤ちゃんが生まれる低出生体重児になる可能性があります。 最悪なケースの場合、赤ちゃんが子宮内で亡くなることもあるのです。 3.妊娠中毒症の原因 それでは、妊娠中毒症の原因は一体何なのでしょうか。 主な原因や起こりやすい人・発症率について詳しく説明します。 3-1.主な原因 現在、妊娠中毒症の原因ははっきりとわかっていません。 しかし、実際に症状が起きている人に共通していることがあります。 それは、妊娠にうまく対応できない人です。 妊娠によって起こる体の変化についていけず、胎盤が形成される妊娠初期に母体が対応できません。 そのため、後期になってから症状となって現れるというわけです。 3-2.起こりやすい人 妊娠中毒症の原因は明確になっていませんが、なりやすい人はいくつか挙げられます。 たとえば、糖尿病・高血圧・腎臓病の人、過去に妊娠中毒症になった人、過剰なストレスを感じている人、不規則な生活習慣を送っている人などです。 また、家族に高血圧がいるという方も妊娠中毒症になりやすいといわれています。 現在でも妊娠中毒症についてさまざまな研究がすすんでおり、最近では母体と胎児をつなぐ胎盤で異常な物質が何かしらの原因で生まれ、妊娠中毒症を引き起こしているのではないかと考えられているようです。 特に、35歳以上の高齢出産や15歳以下の若年出産はほかの病気を併発しやすくなる傾向があるでしょう。 高齢出産は体に大きな負担をかけることになるため、糖尿病や高血圧が併発しやすくなります。 若年出産は胎児を育てるための母体が整っていないため、妊娠中毒症の症状が出やすいのです。 関連記事 4.妊娠中毒症の治療法 実際に妊娠中毒症を起こした場合、どうすれば改善できるのでしょうか。 主な治療法と軽症・重症場合について詳しく説明します。 4-1.主な治療法 基本的に妊娠中毒症の治療法は妊娠期間と症状によって異なりますが、代表的な治療法は食事療法と薬物療法になるでしょう。 それぞれの内容について説明します。 4-1-1.食事療法 妊娠中毒症と判明した場合、まずは安静にしておかなければなりません。 高血圧によって起こる症状となるため、塩分控えめや低カロリーなどの食事を心がけることが大切です。 たんぱく質が胎盤に吸収されずにそのまま体外へ出ていってしまいます。 そのため、高たんぱく質の食事を中心に摂取してください。 高たんぱく質かつ低カロリーの食材といえば、とり肉・卵・マグロ赤身・サケ・エビ・いか・納豆・豆腐などが挙げられます。 4-1-2.薬物療法 けいれんや高血圧を抑制する薬を用いることもあります。 ただし、薬物療法は妊娠中毒症の根本的な解決になりません。 一時的に症状を緩和するものだと思ってください。 また、高血圧に対する薬を服用することで赤ちゃんに悪影響を与えることもあります。 そのため、病院できちんと検査してもらい、症状やおなかの状態に合った薬を服用しなければなりません。 4-2.軽症の場合 軽症の場合は、塩分制限などの食事療法や生活習慣の改善・安静にすることが基本的な治療法です。 私生活に注意を払うことで、妊娠中毒症の症状が緩和できる可能性があります。 また、できるだけ精神的ストレスを感じない環境の中で過ごしてください。 心と体を一緒に休ませてあげることが大切です。 正しい食生活と規則正しい生活習慣を心がけておけば、症状の悪化を防ぐことができます。 4-3.重症の場合 重症の場合は、医師による指導のもと食事療法や薬物療法などを行います。 状態によっては血圧を抑える降圧薬・けいれん発作を防ぐ硫酸マグネシウムを投与することもあるでしょう。 また、妊娠週数が足りていない場合でも母体に危険があると判断されれば帝王切開を行うこともあります。 その人に起きている症状やおなかの状態を見ながら、入院・手術という判断が下されるでしょう。 不安な方は、すぐに医師と相談してください。 4-4.注意点 妊娠中毒症は症状が悪化するほど母子ともに危険が高まります。 そのため、できるだけ早めに対処しなければなりません。 重症の場合は点滴注射をする、妊娠週数が早い場合は赤ちゃんの成長を待つなど治療方法はさまざまです。 起きている症状から自分で判断せず、まずは担当の医師に相談してください。 どんな小さなことでも不安な点があればすぐに伝えましょう。 早期治療が悪化を防ぐポイントです。 軽症であれば正しい食生活と規則正しい生活習慣を心がけておけば、症状の悪化を防ぐことができます。 重症の場合は降圧薬や硫酸マグネシウムを投与することもあります。 5-1.肥満 体脂肪が蓄積されるほど心臓が圧迫され、血圧を上昇させます。 肥満体型の人は通常体型よりも高血圧になりやすく、妊娠中毒症を引き起こす危険性があるのです。 体脂肪を蓄積させないためにも、日々の食生活に注意してください。 ただし、痩せすぎも疲労やストレスをためこみ、妊娠中毒症になる可能性があるので要注意です。 無理なダイエットはしないようにしましょう。 5-2.食生活 ミネラル・ビタミン・たんぱく質と栄養バランスが整っている食生活を心がけていきましょう。 食事はおなかの赤ちゃんに栄養を与える大切なものです。 きちんと栄養のある食事を摂 と っていかなければ、赤ちゃんに栄養が行き渡りません。 特に、高たんぱく質かつ低カロリーの食材を中心に摂 と ってください。 甘いものやレトルト食品ばかり食べていては栄養が偏ってしまうので要注意です。 5-3.ストレス 疲労やストレスをためこむと、自律神経が乱れてしまいます。 自律神経は体をリラックスさせる副交感神経と緊張へと導く交感神経のバランスで成り立っているものです。 しかし、2つの神経バランスが乱れると体が緊張状態となる交感神経が活性化します。 その結果、腎臓機能が低下する・血圧があがるという症状が出てくるのです。 できるだけ、ストレスとは縁のない生活を心がけてください。 5-4.そのほか 昼夜逆転生活や睡眠不足という不規則な生活習慣も悪影響をおよぼします。 妊娠中毒症の予防は、規則正しい生活習慣が基本です。 また、かかりつけの医師による健診をしっかり受診すること・適切な周産期管理を受けることも予防法になります。 5-5.注意点 水分摂取制限を自分でする・市販の利尿薬を使うという予防策は逆効果になる可能性があります。 症状が悪化するだけでなく、血栓症のリスクを高めてしまいやすいのです。 血栓とは、血液の流れが悪いことで起きる血管の中の塊を指しています。 血流を防ぐ原因となるため、動脈硬化や不整脈を起こす要因です。 自分で判断するのではなく、医師の診断を仰いでください。 関連記事 6.妊娠中毒症に関してよくある質問 妊娠中毒症に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。 Q.普通のむくみとの違いは? A.妊娠中毒症のむくみはなかなか取れません。 特に、妊娠後期は血液循環が増えるため、水分がたまりやすく、むくみが起きやすくなるでしょう。 朝起きてもむくみが取れない場合は、すぐに担当の医師に相談してください。 Q.軽症と重症の境目は? 妊娠中毒症の軽症と重症は、収縮期血圧・拡張期血圧・尿たんぱくの量で判断します。 それぞれの基準となる値を以下にまとめてみました。 軽症の場合• 収縮期血圧:140mmHg~160mmHg以内• 拡張期血圧:90mmHg~110mmHg以内• 尿たんぱく:300mg/日~2,000mg/日以内 重症の場合• 収縮期血圧:160mmHg以上• 拡張期血圧:110mmHg以上• 尿たんぱく:2,000mg/日以上 Q.出産後、妊娠中毒症は改善できるのか? A.多くの場合は出産後に症状が緩和します。 ただし、重症の場合は産後も血圧が高くなる・尿たんぱくが出続けるなど後遺症が出る可能性もあるでしょう。 その場合は血圧を下げる薬を服用するなどして対処しなければなりません。 症状が3か月以上続く場合はほかの病気が考えられます。 Q.受診すべきタイミングは? A.妊娠中毒症は高血圧ではなかった人が発症するケースもあります。 妊娠中、今までにない症状が長く続いたり、血圧が高くなったりしたときはすぐに受診してください。 大したことのない症状でも一度医師に相談することが早期治療につながります。 Q.妊娠前から降圧剤を飲んでいる場合はどうすべきか? A.妊娠中は通常よりも血圧があがるため、降圧剤を飲む必要のないケースがほとんどです。 また、薬を服用しながら妊娠生活を送る方もいます。 ただし、アンギオテンシン変換酵素などの薬を服用している方は薬を変更しなければなりません。 胎児発育不全や常位胎盤早期剥離など、赤ちゃんに悪影響をおよぼさないか、臓器障害が起きていないかなど検査しておきましょう。 妊娠が発覚したときはすぐに医師へ相談してください。 そして、妊娠初期は4週間に1回、24週目以降は1~2週間に1回の健診を受けましょう。

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最終更新日:2019年11月18日 「甲状腺中毒症」とはどのような病気ですか 甲状腺はのどぼとけの下にある蝶 チョウ が羽を広げた形をした臓器で、甲状腺ホルモンを作っています。 このホルモンは、血液の流れに乗って全身の臓器に運ばれて、代謝を活発化したり、成長を促進したり大切な働きをしています。 血液の甲状腺ホルモンが多すぎたり少なすぎたりしないように、下垂体より分泌される甲状腺刺激ホルモン(TSH)によって調節されています。 「甲状腺中毒症」とは血中の甲状腺ホルモンの働きが過剰になる状態を言います。 代謝が活発になり暑がりや汗が多くなります。 エネルギーが無駄に消費されてしまうため食事の量は増えますがやせてきたりします。 神経にも作用して手のふるえやいらいら、下痢など体の様々なところに症状は出現します。 「甲状腺中毒症」はどのような原因でおこりますか 「甲状腺中毒症」の原因は、甲状腺でのホルモンが多く作られすぎる場合(この状態を「甲状腺機能亢進症」と呼びます)と甲状腺が壊れたりして血液にもれ出ることにより甲状腺ホルモンが多すぎるようになる場合の2つの原因に大きくは分けることができます。 結節の数により単結節性と多結節性に分けられます。 全体がごつごつとした甲状腺(腺腫様甲状腺腫)全体が自律的に甲状腺ホルモンを産生する場合もあります。 胎盤から分泌されるヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)には甲状腺刺激作用があり、hCGの濃度や性質(糖鎖)によっては甲状腺を刺激して甲状腺ホルモンが作られ、一時的に甲状腺ホルモンの産生が過剰になります。 慢性甲状腺炎などで甲状腺「ろ胞」構造の破壊がおこると「ろ胞」内のコロイドにサイログロブリンとして存在する甲状腺ホルモンは血中に放出されて遊離するため血中の甲状腺ホルモン濃度が高値になります。 甲状腺が徐々に壊れて痛みがないため、無痛性甲状腺炎と呼ばれています。 多くの場合、血中甲状腺ホルモンは3か月で以内に正常化します。 一時的に甲状腺ホルモンは低下することがあります。 この病気はが良くなっている方にもみられることがあります。 また、出産後にもおこりやすく、何度か繰り返すことも少なくありません。 甲状腺の組織を顕微鏡でみると、「ろ胞」と呼ばれる小さな袋のような構造がたくさん集まっています。 この袋の壁は「ろ胞上皮細胞」であり、ここで甲状腺ホルモンのもとをつくって、「ろ胞」の中にたまっている液体(コロイド)に一時的にストックします。 甲状腺に炎症などの破壊がおこると、コロイドにストックされている甲状腺ホルモンが一時的に血中に高濃度に放出されるので、甲状腺中毒症を引きおこします。 痛みに対し内服加療が必要になることがありますが、多くの場合は数か月で自然に改善します。 また、輸入品のやせ薬や漢方薬に甲状腺ホルモン薬が混入されていて知らずに摂取してしまうことがあります。 甲状腺組織が混入したひき肉を食べて発生したことも報告されています。

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