アウト レイジ 最終 章。 アウトレイジ 最終章

ヨネダコウが語る「アウトレイジ 最終章」 刮目して見よ、男たちのナルシシズムの極北を!

アウト レイジ 最終 章

解説 北野武監督・主演で裏社会に生きる男たちの抗争を壮絶に描いたバイオレンス映画「アウトレイジ」シリーズの最終作。 関東最大の暴力団組織・山王会と関西の雄・花菱会との抗争後、韓国に渡った大友は日本と韓国を牛耳るフィクサー、張会長のもとにいた。 花菱会幹部の花田は取引のためやって来た韓国でトラブルを起こして張会長の手下を殺してしまい、張グループと花菱は緊張状態へと突入する。 激怒した大友は日本に戻り、過去を清算する好期をうかがっていた。 その頃、花菱会ではトップの座をめぐる幹部たちの暴走がはじまっていた。 ビートたけし、西田敏行、塩見三省、白竜ら前作からの続投組に加え、大森南朋、ピエール瀧、岸部一徳、大杉漣、原田泰造、池内博之らが新たに参加。 ヒットに気をよくした配給からもう一本、もう一本と頼まれたのか、当初のさまざまな拷問や殺し方を見せるというコンセプトは2作目以降次第に薄れ、2大暴力団の抗争、さらに韓国勢力も加わって、話のスケールが大きくなりすぎた印象も。 とはいえ、ベテランから中堅まで演技派俳優たちによる啖呵の応酬はテンポが良く楽しめるし、義理人情に厚い古臭いヤクザ・大友のキャラクターも哀愁があり、失われゆく男の美学を漂わせる。 北野監督による暴力映画の総括と位置づけられるかもしれない。 北野監督はどこへ向かうのか。 「龍三と七人の子分たち」で見せたヤクザ者のコメディを発展させるのか。 久しぶりにピュアで繊細なドラマも観てみたい。 あるいはキュービズムを意識した実験的な路線を再開する可能性もあるだろうか。 「WAVES ウェイブス」 C 2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved. 「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」 C 2019 Gravier Productions, Inc. 「デスカムトゥルー」 C IZANAGIGAMES, Inc. All rights reserved. 「ドクター・ドリトル」 C 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.

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映画『アウトレイジ最終章』ネタバレあらすじ結末|映画ウォッチ

アウト レイジ 最終 章

の紹介:2017年日本映画。 アウトレイジシリーズ3作目。 前作『アウトレイジ ビヨンド』で関東の山王会VS関西の花菱会の巨大抗争のあと、大友は韓国へ渡り日韓を牛耳る大物フィクサー張会長の下にいた。 韓国の歓楽街を仕切っていた大友のもとへ、花菱会の花田よりクレームの電話が入る。 これが元となり花田は大友の手下を殺してしまい、国際的フィクサー張グループを敵に回す形になった花菱会。 また時同じくして、花菱会では会長の後釜に元証券マンで娘婿の野村が会長となったことで内紛が勃発していた。 裏社会を生きる男たちの裏切りと抗争を描いた大ヒットシリーズが3作目にして最終章となる。 キャッチコピーは『全員暴走』。 過去の清算の機会を狙う大友の暴走と、花菱会のトップを狙う暴走を軸に、暴力や傲慢の裏で背負った苦悩や悲哀を重厚に描いた本作。 第74回ヴェネツィア国際映画祭でクロージング上映され話題を呼んだ。 アウトレイジ最終章のネタバレあらすじ:起 韓国の済州島。 海辺でのんびりと釣りをして過ごす2人の男。 元大友組組長の大友(ビートたけし)と腹心の市川(大森南朋)です。 市川は太刀魚で作るキムチ鍋を大友に振舞いたくて辛抱強く釣り糸の垂れた水面を眺めます。 本来太刀魚はイカを釣るように夜に漁船を出しライトに集めて釣る魚だが、そんな大友の言葉もお構いなしに市川は、明るいうちにこそ釣れる太刀魚もいると聞かない様子。 穏やかな時が流れていました。 現在の大友は張(チャン)グループ配下の歓楽街を収めています。 ある日、買った女が使えないと日本のやくざを名乗る男からクレームの電話が入ります。 大友がホテルへ駆けつけると、傷だらけになり泣きじゃくる女が2人。 ベッドルームに行くと、SMの装具をつけたままの刺青の男(ピエール瀧)がベッドにいました。 男は花菱会の花田と名乗ります。 いきり立つ花田ですが、大友に拳銃を見せつけられ女たちを傷物にしたことで逆に200万を要求されしぶしぶ手を打つこととなりました。 花田は翌朝に金を取りに来るよう言い残し、後始末を部下へ指示すると自分はひとり日本へ帰ってしまいました。 大友は大切な兄弟の木村を花菱会により殺された過去がありますが、花田に自分の素性は言いませんでした。 翌朝、花田が指定した通り、部下に金を取りに行かせました。 ところが金を取りに行ったはずの部下は無残にも殺されてしまいます。 金はおろか張会長(金田時男)の部下まで殺されてしまった大友。 しかも相手は憎き花菱会を名乗る男。 市川との釣りの最中、大友は水面に向かって銃を連発し苛立ちを隠せずにいます。 2人が去った海には、大友の銃弾によって仕留められた太刀魚が浮いているのでした。 アウトレイジ最終章のネタバレあらすじ:承 日本では関西の花菱会が以前の抗争で関東の山王会をほぼ壊滅状態に追い込み、実質配下に収めていました。 定年退職した会長の座は、前会長の娘婿である野村(大杉漣)へと引き継がれています。 元証券マンの野村は極道の世界ではズブの素人。 金さえ稼げればヤクでもなんでもありというやり方に古参幹部の西野(西田敏行)は激しく敵意を燃やしています。 西野をどうにか排除したい野村。 そこで若頭補佐の中田(塩見三省)に次期若頭の座を約束すると言い、西野を殺すよう命じるのです。 ところが野村会長の本心は兄弟分の西野と中田を揉めさせ、いずれは二人まとめて捨てようというところにあります。 一方西野は、花田が韓国でトラブルを起こし、張グループを敵に回してしまったことを知り、花菱会の会長代理として花田とともに張会長へお詫びに行くことにします。 西野の算段は大金を稼ぐ花田に恩を売り、金をむしり取ること。 そして野村はこの帰りに中田に西野を襲わせます。 花田を一人で組へ戻らせ、野村会長に西野が殺られたと嘘の報告をさせました。 悔しがるそぶりを見せる野村は張の仕業だと周りを焚き付け、配下にある山王会の木村組へ張会長を襲うよう仕向けます。 結局、襲撃は失敗に終わり張会長の命は側近の李(白竜)によって守られました。 アウトレイジ最終章のネタバレあらすじ:転 張会長の身に危険が及んでいることを知った大友は会長の恩義に報いるため、そして兄弟分だった木村の仇を取るために帰国を決意。 ところが仲間にパスポートを工作してもらい日本の地を踏んだのも束の間、早速過去の刑事殺害の容疑で拘留を余儀なくされます。 刑事の繁田(松重豊)は片岡刑事を殺したであろう大友に制裁を加えるため、なんとしても刑務所へ送りたい。 ところが張の根回しにより大友は無罪放免となるのです。 やり場のない怒りを上司へぶつけても、上層部の命令には背けないと一蹴され、繁田はついに刑事二課へ回されることになります。 警察から開放された大友と市川は武器を揃え、まず最初に向かったのは張会長を襲撃した山王会木村組組長の吉岡(池内博之)がいるクラブです。 ホステスを従えゆうゆうと酒を飲んでいるところへ乗り込む2人。 すぐさま吉岡は銃弾に倒れます。 西野は日本に帰ってきている大友を利用しない手はありません。 ビルの屋上で会い、まず花田が韓国での一件を詫び、西野は大友にある提案をします。 それは花菱会幹部の出所を祝う宴会の場で、会長野村を殺す依頼でした。 雨の降る夜、花菱会幹部の出所祝いの会はやってきました。 しかし、ここで西野の計画に誤算が生じてしまいます。 宴会にくるはずだった野村会長が身の危険を察知したのか突然行かないと言い出したのです。 そして野村を殺すため裏で待機しているはずの大友もいません。 それでも会は進みます。 そして主役である幹部のスピーチがはじまると、壇上へあがりマイクを奪ったのは…殺されたはずの西野でした。 会場はどよめき会は混乱していきます。 さらに西野はマイクを握り告げます。 「野村会長は組の若頭である俺を殺そうとした!今から野村につくか俺につくか決めろ!」という内容でした。 騒然とした組員たち。 ついに花菱会が決定的に2つに割れると思われたその時。 会場に入ってきたのはライフルを携えた大友と市川でした。 西野や中田、花田などの幹部数名を残し、ほとんどの組員を次々とマシンガンで射殺し、花菱会を追い込みます。 会長殺害の計画が一転、自らの組員が大量射殺されるという事態に陥ってしまいますが、ここでも西野はこの責任を野村になすり付ける策を講じます。 中田からの報告で怒り狂う野村ですが、追い討ちをかけるように死んだはずの西野が現れ更に驚愕します。 もう野村の命令を聞く部下はいません。 野村は西野の手によって大友へ引渡され、大友は野村に「キャンプやろうか」と告げます。 首だけ出された形で山道に埋められた野村。 その上を大友の車が通り、野村会長の生命はここで絶たれます。 アウトレイジ最終章の結末 野村会長亡き後、会長の座についたのは言うまでもなく西野でした。 それと同時に、中田が若頭、花田は若頭補佐へと昇格します。 幹部会議でこれからはこのメンバーで盛り上げようと言う新会長の西野。 事態はこれで収まるかと思いきや…。 大友の怒りの暴走はまだまだ続きます。 次のターゲットとなるのは花田。 義理堅い大友は、韓国で張会長の部下を殺した男をこのまま放っておくことはできません。 出世し気が大きくなった花田は女を買いSMプレイを楽しんでいたところでした。 そこへ大友と市川は乗り込み、女たちを逃すと手足を手錠でベッドに固定された花田に、猿ぐつわの代わりに口に爆弾を詰められ爆破。 これで張会長への義理を果たします。 その後、大友はまだやることがあると言い残し、市川だけを先に韓国へ帰します。 張会長の側近である李の運転で向かったのは、弟分の木村を殺した山王会の元組員が働く工場。 現在はヤクザから足を洗い車の修理工場を営みのうのうと生きていました。 大友はここで2人の男をあっけなく射殺。 これで全ての復讐にカタをつけました。 長い暴走がやっと終わった。 そう思わせつつも不安定な緊張感のある大友と李。 ここではじめて静かに大友の行動を見守っていた李が動き出します。 もともと李は張会長の命で大友を監視してきたのですが、ついに李は行動に出ました。 大友の正面から銃を向け「これ以上、張会長に迷惑をかけないでください」と引き金を引こうとしたその時、大友は自らの銃を喉元に当てます。 「もう覚悟はできている。 張会長によろしく伝えてくれ」そう言うと、なんの迷いもなく大友は引き金を引きました。 弾は脳を抜け大量の血に顔を埋める形で道路に倒れた大友でした。 李は張会長に一言「大友が死にました。 会長によろしく伝えてくれと」と伝えると、その言葉で全て理解した張会長は何も言わずに空を見つめるのでした。 韓国では市川が戻ってくるはずもない大友のために海に釣り糸を垂らします。 昼間でも釣れると信じた通り、見事に太刀魚は釣れ「大友さん釣りましたよー!」独り叫ぶ市川とともに幕を閉じるのでした。 以上、アウトレイジ最終章のあらすじと結末でした。 先ず最初に、韓国フィクサーのチャンを演じる金田さんの佇まいが凄すぎる!その辺の俳優さんより貫禄もあり雰囲気がある。 見るものを圧倒しますよね。 後は、う~ん、なんでしょう(笑)北野武さん、白竜さん、西田敏行さん、塩見三省さん、はとても良い演技をしているのですが、他の俳優さんの貫禄不足というか雰囲気不足というか、全体的に「薄っぺら」な印象を抱きました。 例えばですが、関西の「花菱会」は前作(ビヨンド)では、貫禄と威厳がある組織だったのに、新会長になってからは笑ってしまうほど、「薄っぺら」な組織に様変わりしています。 会長が車で移動中に襲撃された時に「死んだらどうすんだこらぁー!」は思わず笑ってしまいました。 「ヤクザやめたらいいじゃん」と思ってしまいました。 (笑)• 匿名さんの感想.

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「アウトレイジ 最終章」(ネタバレあり)|朱雀辰彦|note

アウト レイジ 最終 章

「アウトレイジ」シリーズは、あらゆるエクスキューズを排し、暴力賛歌ともいうべき半狂乱の暴力を描いた第1作と 第1作の成功を受けて作られた第2作「ビヨンド」は、前作のような徹底した暴力主義ではなく、従来の北野映画のように理由ある暴力映画に原点回帰。 西田敏行、塩見三省の加入で人的厚みも増し、前作を凌駕する面白さを醸し出しました。 今回の「最終章」は主人公である大友が、最後のカタをつけるべく、韓国から日本に戻ってくる話、と聞いていました。 物語の大筋は確かにそうなんですが…。 僕には本作は、北野監督が塩見三省さんに送ったエールのように思えました。 塩見三省という役者 前作「アウトレイジ ビヨンド」を語るときに、塩見三省さん抜きに語ることはできません。 そう言っても差し支えないくらい、塩見さんの印象は強烈でした。 関西の巨大暴力団・花菱会は実質、若頭である西野(西田敏行)と、その補佐である塩見三省演じる中田が取り仕切っていて。 実は登場シーンはそう多くなく、セリフもあまりないのですが、塩見三省が残した印象は強烈でした。 間違いなく「ビヨンド」で最も印象深いキャラクターだったのではないかと思います。 その塩見さん、「ビヨンド」のあと、脳出血で倒れられて、懸命なリハビリ後、復帰された、との話は聞いていました。 あの恐怖の大王・中田を再び演じられると聞いて、ファンとしては期待半分、不安半分、の気持ちで見に行きました。 回復途上の塩見三省 正直に言いますと、塩見さん演じる中田は、もはや「ビヨンド」の時の中田とは別人になっていた、というしかありません。 その痩せこけた身体、まだ少し辛そうな左半身… 「ビヨンド」でビートたけし演じる大友に銃を突きつけ、 「殺ったろうやないかい!! 」と引き金を引きかける鬼の形相、中野英雄演じる木村を恫喝し片足をテーブルに叩きつける威圧感!! 世界のキタノさえたじろいだ、「ビヨンド」の塩見三省 まさに恐怖の大王と言っていい、堂々たるヤクザぶりでしたが…。 今回はその面影は全くありません。 左手はほとんど動かさず、ずっとサングラスをかけ続けていたのでコワモテも見えず、目の表情は全く見えませんでした。 たぶん、一度も立ったシーンもなかったと思います。 明らかに、障害が残っている様子が見て取れました。 それなのに…。 今回、塩見さんが影の主役と言っていいほどの大事な役回りになっていました。 影の主役・中田 花菱会の内部抗争 一枚岩の張グループ 大友の復讐 この三つが大きな軸で進んでいくのですが、その中でも花菱会の内部抗争がメインの話となっています。 花菱会は前作の布施会長が退き、跡目を継いだのがなんと元・証券マンの野村(大杉漣)で、古参幹部の西野はあからさまに野村批判を繰り返す、と言う状況。 野村は西野を排除すべく策を弄し、中田に跡目を継がせたいという理由で、西野の暗殺を示唆します。 西野と中田の関係性 ここで重要となってくるのが、前作から続く西野と中田の関係性。 意外と仁義を重んじるヤクザだった中田は、この野村の動きを西野に伝え、共に野村に反旗をひるがえす、と言う流れになります。 つまり、中田が前作から継続して登場していないと、説得力のある物語にはなりません。 ここでもし、中田が死んだことにして、別の人間をキャスティングしていたら、その人物が西野にそこまで義理立てするモチベーションを観客は共有できず、物語が空虚なものになったものと思われます。 だから中田の存在はこの物語では必要不可欠です。 なぜこの脚本にしたのか ではなぜ、そんな脚本を書いたのでしょう。 なぜ、もっと大友を主軸にした物語を書かなかったのでしょう。 実際のところ、大友は冒頭にこそ出てきますが、中盤までほとんど出番がありません。 前半から中盤までは、ずっと花菱会のゴタゴタが続きます。 その間も、塩見三省演じる中田は出ずっぱり。 不自由な左半身、不自由な顔面をスクリーンに晒し続け、前作「ビヨンド」から、彼1人だけまるで30年くらい経ってしまったかのような、別人のような風貌を晒しながら。 これはもう、北野監督が、塩見さんに捧げたと考えるしかないと思います。 もちろん塩見さんはまだご存命。 「ビヨンド」の大成功の功労者と言っていい塩見さんが、今後も役者としてやっていくために、あえて北野監督は塩見さんを使い続け、心中覚悟で塩見さんにエールを送った、そうとしか考えられません。 カメラを覗きながら、塩見さんにもう「ビヨンド」の頃の迫力が出せないことは、監督がいちばん気づかれていたはず。 いや、カメラを覗く前に、とっくに気づいていたでしょう。 それでも役や脚本を変えなかった理由は、それ以外に考えられるでしょうか。 塩見さん、病気に負けず、これからも頑張ってくれ。 という、監督の声が聞こえてきそうな作品でした。 STORY マル暴の刑事・片岡を殺した大友(ビートたけし)は、張会長(金田時夫)の庇護のもと、韓国・済州島で暮らしていた。 ある日、済州島で花菱会の花田(ピエール瀧)という日本のヤクザがいざこざを起こす。 大友が出て行き、一旦は解決するも、翌日、花田の部下により張グループの若い衆が殺される。 花田は帰国後、兄貴分の中田(塩見三省)に事の顛末を報告。 済州島が張会長の縄張りで、事態を収めたはずのヤクザが大友であるらしいことを知り、事態の重要性を感じる。 早々に張会長の元へ出向き、謝罪をする中田と花田。 しかし誠意なきその態度に張会長は一顧だにせず追い返される。 ここで初めて中田は若頭・西野(西田敏行)と会長・野村(大杉漣)に事態を報告。 花田に億単位のカネを用意させ、西野が直接、謝罪に出向くこととなる。 一方、会長の野村は、常に自分への批判を繰り返し、自分を差し置く西野への憎悪と危機感を募らせていた。 この事態を利用し、西野の排除を計画する。 まず中田を抱き込み、自分の跡目は中田に取らせるので、西野を排除するよう示唆。 張に謝罪後、暗殺されたこととして、同時に張グループも潰す、という計画だ。 張グループに億単位のカネを持って謝罪へ行く西野。 しかし会長は中田への対応と同じく一顧だにしない。 そして、テイよく追い返される。 その帰り道。 中田のクルマに付いて、料亭に向かっていたはずの西野のクルマは、急に人気のないところで停車させられる。 そして…。 先導者から降りた男の銃が火を吹き、西野のクルマのドライバーが射殺される!! 銃口は西野には向かない。 実は中田が西野に野村の動きを伝えていたのだ。 何も知らない花田は恐怖に震える。 「野村会長に伝えろ。 帰り道、襲われて、西野は死んだと」 その通りに伝える花田。 そして西野の仇と称し、張会長の命を狙うことに。 花田が放ったのは、暴走族上がりの半グレ集団。 張会長が行きつけの喫茶店にいるところを襲わせることにした。 しかしその話を聞きつけたクラブの従業員が、張会長のナンバー2の李(白竜)に知らせる。 張会長のボディーガードは殺されたが、すんでのところで会長を守る李。 張会長暗殺未遂を聞きつけ、ついに帰国の決心をする大友。 大友を兄と慕う市川(大森南朋)ほか、韓国で大友の世話をしている子分たちも日本へ向かう。 張会長宅を張っていたマル暴の繁田(松重豊)は、空港で李が大友を拾うところを目撃、そのまま大友を署まで連行する。 二日間、署内で大友の尋問をする繁田。 加藤殺し、木村殺しに関連付けた片岡殺しに関する繁田の推理は的を得ているのだが、大友は喋らない。 やがて、張会長から警察に圧力がかかり、大友はあっさり釈放される。 繁田はそんな情けない警察に心の底から激怒する。 この後、繁田は異動になりマル暴を外れる。 韓国から大友を慕ってきた仲間たちと合流した大友は、まず東京の花菱会に狙いを定める。 大友は今やすっかり花菱会の傘下組織に成り下がった山王会の白山(名高達男)と五味(光石研)の手引きで、木村組を継いだ花菱会の連中をクラブで皆殺しにする。 しかし山王会が放った刺客により、大友は市川以外の全ての仲間を失う。 花菱会と会合を持つ大友。 そこで西野が生きていることを知る。 西野は張会長を狙ったのも、大友を狙ったのも全てが野村会長の画策であることを大友に伝える。 そして、出所してきた組幹部の祝賀パーティに会長が出席することを伝え、暗に会長の暗殺を示唆する。 ところが、直前になって野村会長はパーティへの出席をキャンセル。 会場そばで控えていた西野にそのことが伝えられる。 同時に、指定していた場所に大友がいない、ということも伝えられる。 西野は突然、祝賀パーティでマイクを握り、居合わせた全員を驚愕させる。 自分は野村会長により命を狙われた。 中田が教えてくれなければ今頃殺されていただろう。 たった今、自分は野村会長と親子の縁を切る。 オレに着くか、野村に着くか。 この一世一代の演説の最中…。 突如、大友と市川が自動小銃を乱射しながら乱入。 会場にいたほとんどの構成員を皆殺しにする。 西野と中田は命からがら抜け出す。 そしてついに西野は野村の前に姿を現し、幹部が見守る前で堂々と野村を拉致。 野村の身柄を大友に差し出す。 大友はクルマの往来の多い山道に野村を埋める。 首だけ地上に出し、全身を埋め込まれた野村は身動きが取れない。 やがて走ってきた一般車両に頭を潰される野村。 マル暴も事態が収まりひと段落ついた。 繁田はかつての上司が出世した席で辞表を提出する。 警察内部で最後まで筋を通した数少ない人間であった。 花菱会は西野を会長、中田を若頭、花田を若頭補佐とする新体制がスタートした。 花田は会長からの祝いということで、好きなSMプレイ用に女を手配される。 それは大友が仕掛けた罠であった。 両手足をプレイで縛られた花田の口に、爆弾を仕込んだ猿轡を噛ませ、長い長い導火線に火をつけ、死の恐怖をたっぷり味わわせたあと、爆弾が爆発。 花田は爆死する。 張会長は大友の動きを気に病み、「自分のためならもう十分だ」と李につげ、済州島に帰るよう大友に命じる。 市川は全てが終わったと思い、済州島に帰るが、大友はあと一つ、やり残したことがある、という。 それは木村を殺した実行犯への復讐であった。 出所し、堅気になって鉄工所を営んでいた2人を、大友は銃で撃ち殺す。 李は会長の命令を聞かない大友に銃を向ける。 これ以上、会長に迷惑をかけさせるわけにはいかない。 しかし、大友は 「李さん、あんたがそんなことすることはないよ。 会長によろしく」 とだけ言い残し、顎の下から自分の頭を撃ち抜くのであった。 maddiehayes9915544.

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