大谷 翔平 ピッチング フォーム。 大谷選手投球フォーム解析!日本最速を生み出す「凄さ」の秘密とは?

大谷翔平の新フォーム「スタンダードW」とは?2020年二刀流復活へ!

大谷 翔平 ピッチング フォーム

Contents• 大谷翔平選手のパフォーマンスとは 大谷翔平選手の開幕から3試合連続ホームランは圧巻でした。 そして開幕2戦目、7回途中までパーフェクトピッチングは日本どころか全米を驚かせる結果になりましたね。 その後も快進撃を続け、勢いが止まることを知らないといった感じですね。 当初はオープン戦の結果を受けて、メディアは大谷選手を「高校生レベル」と酷評していました。 今では手のひらを返したように高く評価しています。 そこで今回は大谷選手の投球、打撃における好調理由を私なりに分析してみました。 野球をされている方はこれも参考にしていただきながら、実践してみて下さいね。 大谷翔平選手のバッティング まず打撃ですが、各野球解説の方も様々な見解を示しています。 日本のプロ野球とメジャーの大きな違いは日本に比べて速球が速く、日本ではあまり見られないブレ球と言われるストレートが細かく変化する速球を投げる投手が多いです。 その対応に苦しんで、日本で活躍していた選手でもメジャーでは結果を残せない選手も多数いました。 今回大谷選手を見る上で注目したポイントは 1. インパクトの瞬間に目を離さない 2. テイクバックを大きく取らない 3. 胸を見せない この3点です。 この3点を意識しただけで、メジャーでどのように活躍するきっかけを作ったのかを解説していきます。 インパクトの瞬間まで目を離さない ボールをインパクトの瞬間まで見続けるというのは野球の原則でもありますが、バッティングの不調と比例してそれができなくなることが多いです。 現に大谷選手のオープン戦での打撃を見ているとボール球に無理に手を出したり、相手ピッチャーの緩急に翻弄されて目線をボールから離してしまったりする場面が多く見られました。 オープン戦とこれまでのシーズンとの大きな違いはここに現れていますね。 ボールから目線を離さないために、実は次に紹介するテイクバックの動作を変えたことも大きく影響しています。 テイクバックを大きく取らない これは大谷選手の順応性の高さも伺えるポイントでもあります。 オープン戦でストレートを打ち損じたり、変化球を引っかけてセカンドゴロを打ったりという場面をよく見ました。 テイクバックを大きく取らないことで速い球、遅い球への対応力を上げたということです。 テイクバックを大きく取らない利点がもう1つあって、それは目線がぶれないということです。 日本と違い、メジャーではブレ球が主流です。 目線のブレも生じると打ち損じがどうしても多くなってしまいます。 そして先ほども書かせて頂いた、インパクトの瞬間までしっかりとボールを正しく長く見ることができ、会心の当たりに繋げることができたのです。 イチロー選手がメジャーに渡り、最初に修正した点がテイクバックの取り方でした。 イチロー選手の代名詞にもなっていた振り子打法を封印して、打撃フォームをそれまでとは大きく変え、テイクバックを取らない形へとかえました。 イチロー選手はそれに飽き足らず、年々その年の状態に合わせて打撃フォームを変えています。 おそらくここまで大谷選手が調子が良いと、相手ピッチャーもかなり警戒してくると思います。 その度に大谷選手もどのように対応していくか楽しみですね。 胸をピッチャーに見せない これはよく言われる「体を開かない」ということと意味合いは同じです。 胸をピッチャーに見せるとなぜ良くないかということですが、バッターにおいては力が分散してしまってインパクト時の力が半減してしまうということです ピッチャーにおいても肩の開きは問題ですが、そのことはまた別の機会で書き記しますね。 大谷選手も最初の頃はタイミングが合わず、胸をピッチャーに速い段階で見せてしまいボールを引っ掛けてしまう場面がよく見られました。 それがきちんと溜めをとって、我慢した力をインパクトの瞬間に爆発的に力を発揮することができている証拠であると思います。 これらの3つのバッティングの原則は決して難しいことではなく、ごく基本的なことなので即実践できると思います。 是非試合やバッティング練習の時に意識してみてくださいね。 また野球を見る際に調子の良い選手、悪い選手はこのポイントに注目してみて見てください。 大谷翔平選手のピッチング 次にピッチングですが、大谷選手といえば何と言っても160km メジャーではマイルで表示されますが、おおよそ100マイルが160kmとなります を超えるストレートは魅力ですよね。 ですが1番評価すべきポイントが彼の制球力です。 よく言われることですが、日本人ピッチャーがメジャーに行って最初に苦労するのがボールの滑りです。 日本のボールが「しっとり」しているのに対し、メジャーのボールは「サラサラ」としています。 そのため指のかかりが悪くすっぽ抜けたり、甘い球に投げ損じてしまったりすることが多くなってしまいます。 今回のピッチングを受けて女房役のキャッチャーは「彼の狙ったところに投げる1球1球に対する気迫は凄まじかった」と話す通り、おそらく今回の登板に当たっても照準の合わせ方はピカイチだった様に思います。 メジャーリーグも公式で「メジャーリーグの洗礼を受けるどころか、メジャーリーグが大谷の洗礼を受けることになった。 」と彼を絶賛しています。 今回のピッチングにおいて、同様に3つのポイントを私なりに挙げてみました。 キーワードは 1. 脱力 2. モーション 3. 準備 です。 脱力する メジャーリーグには速球派と呼ばれる選手は多数いますが、大谷選手はその選手達と比較するとそこまで屈強な身体の持ち主ではありません。 剛腕といった印象もありません。 しかし大谷選手は160kmの速球を投げている時でも、スプリットの時でもそこまで力みがなく投げることができています。 力を発揮する時というのは、その瞬間まで力をなるべく入れず、温存しておくのが理想です。 バッティングにおいてもインパクトの瞬間に力を発揮するのが本来のやり方で、大谷選手はその理想のピッチングフォームで投球ができていると言えます 投球モーション 次に挙げたいポイントがモーションです。 大谷選手はストレートと変化球、特にスプリットを投げている時のフォームが全く変わらないのです。 同じくメジャーリーグで活躍するダルビッシュ投手もこの点がずば抜けて優れています ダルビッシュ投手が各球種を投げるフォームを同時に重ね合わせて写している動画がありますので、是非そちらも興味のある方はご覧になってください!。 メジャーリーグでは、相手ピッチャーの癖を盗むことが日本よりも優れています。 癖があるということはいくらストレートが速い、変化球がキレている状態でも上手く合わせられる可能性が高まります。 去年、田中将大投手が6連敗してしまうことがありましたが、それも癖や配球が読まれていた可能性がありました。 自身では調子はそこまで悪くないと思っているからこそタチが悪く、それに気をつけることはとても重要なのです。 その点で言うと現段階ではとてもいい状態で投げられています。 さらに驚くべきポイントは、メジャーリーグ投手のストレートの平均球速が148kmと言われている中、大谷選手はスプリットが平均して145kmの速さを記録しているということです。 その上でモーションが変わらないということであればこれはバッターにしてみればお手上げですね。 イニング間で壁当てを行う ピッチャーの場合、次のイニングまでに打席が回ってこないと肩が冷えてしまい投球に影響が出てしまいます。 かと言って味方の攻撃の時にキャッチボールすることは禁止されています。 そこで大谷選手はイニング間で「壁当て」を行うことで肩を温めると同時に次のイニングへの準備を行っていました。 オープン戦では苦しんでいるとされた制球力もさすがですが、次のイニングへの準備も欠かさない大谷選手の努力も流石の一言です。 大谷翔平選手の圧倒的なパフォーマンスのまとめ 最後に いかがでしたでしょうか。 快進撃を続ける大谷選手ですが、実はそれを裏付ける形で野球の原理原則を大事にしてプレーしていることが分かりました。 大谷選手のピッチング、バッティング共にこれからも目が離せないですね。 また野球をされている方であれば、先に挙げたポイントにも気をつけながら是非一度試してみて下さいね。

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大谷選手投球フォーム解析!日本最速を生み出す「凄さ」の秘密とは?

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理想的な投球フォームの条件を4つ挙げてみましょう。 具体例は大リーグでは上原投手、日本のプロ野球ではソフトバンクの摂津投手です。 大リーグでは球が速いだけでは通用しないようです。 いかにタイミングを外すかが必要なようです。 また、制球が良いことも大事ですが、コースを狙うよりもタイミングを外す方が効果はありそうです。 大リーグの打者はパワーがあるのでタイミングさえ合えばボール球でもホームランを打つからです。 ジョンソンの成績はすばらしく、通算勝利数はサイ・ヤングの通算511勝に次ぐ、417勝で大リーグ歴代2位です。 防御率は2. 17でサイ・ヤングの2. 63を上回っています。 通算完封数は歴代1位の110でこれを破る選手はもう出てこないでしょう。 球速は90マイル代中から後半だったそうです。 通算三振数は3508で、これを最初に破ったのは現テキサス・レンジャース社長のノーラン・ライアンです。 制球も良く、四球率2. これは腕を頭よりも高く上げる動作をすることで、この動作は野球に限らず、バレーボール、その他のスポーツでも同様に肩に無理がかかる動作です。 そういう理由で、オーバーハンドスローは怪我をしやすいと言えます。 ソフトボールの投手が怪我をしないのは重力を利用しているから ソフトボールではボーリングの投球同様に重力で腕が自然に落下しスウィングするのを利用できるので、肩に負担がかかりません。 また、肘は伸ばしたままなので肘の故障もないようです。 したがって、ソフトボールの投球フォームは怪我をしにくいと言えます。 野球のサイドハンドスローも同様です。 四つ足動物の前脚の向きは体軸に対して直角なので、サイドハンドスローの腕の向きと同様なので、サイドハンドの投げ方も腕に無理がかからないのでしょう。 また、サイドハンドスローの投球では肘をほとんど曲げないので肘は故障しにくいと思われます。 また、野球のアンダーハンドスローも同様に故障しにくいと言えます。 野球のオーバーハンドスローではテイクバックで腕、肘を高く上げる動作が必要ですが、これが肩には大きな負担になります。 腕の重さは腕の太さが人によって違いますので、差がありますが、体重の9%位あるそうです。 体重70キロでは6キロ近くもあります。 ボーリングの13ポンドのボールが5. 9キロですから、オーバーハンドスローはいかに肩に負荷のかかる投げ方かがわかります 野球のオーバーハンドスローは重力に逆らった投げ方なので、肘が一番高く上がるまでは重力に逆らうので、腕のスウィング速度を加速するのもたいへんです。 腕を加速時にはもっと大きな負荷がかかります。 ニュートンの慣性の法則により、慣性抵抗が生じます。 オーバーハンドでテイクバックからの投げ始めにいきなり腕を急に回転させてはいけない理由がここにあります。 また、トルクは距離に比例するので、投げ始めに腕が体から離れていると肩に大きなトルクがかかります。 前足を着くまで腕を振ってはいけないといわれるのはこのためです。 前足を着いて、体の各部分を回転さないと肩には大きな負荷がかかります。 直立して腕を下げた状態から腕をできるだけ後ろへ引き、肘をのばしたまま腕を肩の真上まで上げてゆくと、肩が痛くなり、腕を上に上げるほど腕は前に出てゆきます。 したがって、オーバーハンドスローでは肘を曲げ、体を横に向け手の位置をホームプレートから遠ざかるようにテイクバックしなければ投球ができません。 ウォルター・ジョンソンの投球フォームは、ボーリングのテイクバックを上体を前傾にして横に捻りながら行います。 少し高く上げた腕を重力を利用しながら少し下げながら、体を回転させそのまま遠心力を利用して横に振り出す感じです。 肘はわずかに曲げて水平よりも少し下がり気味で少しアンダーハンドスロー気味です。 重力と遠心力を利用して投げているので腕が勝手に回っていく感じで、オーバーハンドスローとは比べようもないぐらい非常に楽な投げ方です。 ウォルター・ジョンソンの投球フォーム 野球肩、野球肘 野球の投手は肩、肘の怪我、故障をする危険性が高いのですが、投球フォーム別にみると、上から投げ下ろすオーバーハンドスローが最も故障をしやすいようです。 野球に限らず、腕を肩より高く上げてスウィングする(オーバーヘッドスローイング)スポーツ、バレーボールのアタック、テニスのサーブ、バドミントン、水泳(バタフライ、クロール)などでも同様の故障をする可能性があります。 いずれにしても、オーバーヘッドスローイングをしなければ良いということです。 バレーボールのアタックではボールがネットを越すためには腕を高く上げざるを得ません。 野球の場合、アンダースロー、サイドスローも可能なので幸いです。 オーバースローでも腕の角度を上体の軸と90度にして、上体の軸を垂直から傾ければ腕の角度は水平より上がり、スリークォーターで投げることは可能です。 肘、肩を故障しやすいオーバーヘッドスローイングとは? サイドハンドスローは一般的に肩、肘に負担がかかりにくいと思いますが、肘を曲げた投げ方をすると、やはり故障につながります。 肘を先行させ前腕が遅れて出てくる レイバックの姿勢を取る投手は肘の内側側副靭帯に引っ張応力がかかり、トミー・ジョン手術(内側側副靭帯再建術)が必要になる可能性があります。 トミー・ジョン手術を受けたサイドハンド投手 元ヤクルトのイム・チャンヨン投手、最速160キロを記録した。 2012年7月に手術を受けました。 現在はシカゴ・カブスとマイナー契約しており、リハビリ中です。 ヤクルトの館山昌平投手、最速153キロを投げる。 2012年4月12日に2度目のトミー・ジョン手術を受けました。 日本のプロ野球のサイドハンド投手で大きな怪我もなく活躍した選手は肘を大きく曲げた投げ方をしていません。 斎藤雅樹投手(元巨人)、通算18年で180勝96敗、防御率2. 77 1990年(2年連続で20勝達成)の映像 鹿取義隆投手(元巨人、西武)、通算19年で91勝46敗、131セーブ、防御率2. 76 高津臣吾投手、(元ヤクルト、大リーグではシカゴ・ホワイトソックスとニューヨーク・メッツ計2年、韓国、台湾プロ野球に各1年) ヤクルトでの通算15年で、36勝、46敗、286セーブ、防御率3. 大リーグ通算2年で8勝6敗27セーブ、8ホールド、防御率3. ホワイトソックスでの投球、球速は86マイル、時速138キロ 潮崎哲也投手、(元西武)、通算15年で82勝、55敗、55セーブ、防御率3. 50センチも沈むシンカーが有名で、最速150キロを記録した。 大リーグで300勝以上挙げた投手は、大きな故障をせずに20年以上良い成績を残せた投手なので、どういうフォームで投げたのか非常に興味があります。 12、奪三振率8. 腕の角度は上体の軸とだいたい90度となっています。 テイクバックで肘をあまり高く上げていません。 テイクバックで肘が上がりすぎると、肩も上がりすぎて、肘を大きく曲げたフォームになってしまいます。 また、テイクバックからすぐに力を入れて腕を振っていません。 前足が着地してから腕の振りが速くなっています。 フォロースルー(ボールが手から離れて以降のフォーム)も大きく取っています。 投球動作はボールが手から離れてから、大きく取り、ゆっくり減速しないと肘、肩に衝撃がきて故障につながります。 体の重心の位置も両足を結んだ直線上にあり、クレメンスは故障しにくい投球フォームをしていると言えます。 ファイターズの大谷選手はどうしてあんなに速い球を投げれるのか? 簡単にいうと、下半身を十分に使って投げているからです。 前脚の股関節の少し上、骨盤の上部と右肩を結んだ線を大きな腕とすると、この腕を素早く回転させていると言えるでしょう。 この際、大事なのは回転の中心である左の股関節の上のこの大きな腕の回転中心が投球の時、一旦完全に止まるようにすることです。 3塁側に流れてしまうと球速は上がりません。 これが出来ていると、右腕は無理に振ろうとしなくても遠心力により自然と回転していきます。 軸足を蹴ってボールをリリースするまで右肩が描く軌跡を追ってみて、この軌跡が円を描いていないと球速は上がりません。 この軌跡が直線的だと腕は遅れたまま前に出て行かないので、無理して腕を振りにいかないといけなくなり、肩に負担がかかる割りに球速は上がらないと思います。 腕の角度を上体の軸と90度にして、なおかつ上体の軸を地面と垂直から、さらに一塁方向に傾けて(右投手の場合)スリークォーターのようなフォームを楽に作る方法について、私なりの考えを述べたいと思います。 投球動作の最初の段階のワインドアップで、チャップマン、リンスカム、その他多くの大リーガーが行っているように、両股関節を内旋、内転、両膝も内旋して内股にして、両膝をクロスする姿勢を作ります。 この姿勢は速い球を無理なく投げるために必須のフォームだと言えます。 このフォームだと、軸足側の膝が速くホームプレート方向を向くので足首、膝を素早く伸ばして爪先、拇指球で地面を強く蹴れます。 あらかじめ、自分の理想とする腕の角度に適した膝の曲げ方に調節しておきます。 キンブレルのように腕の角度を水平に近くするならば、膝の曲げ方は小さくします。 チャップマンのように角度をもっとつけたければ膝をもっと曲げておきます。 膝を曲げるほど、膝を伸ばしたとき軸足側の肩が上方に上がるので、自然と上体は傾きます。 膝を曲げるほど、膝を伸ばしたときに肩が上方に移動するので、腕は肩に引っ張られるようになり、無理なく腕を重力に負けないで上方に上げることが出来ます。 したがって、肩への負担は減ります。 また、腕の角度を大きくしたい場合は(あまりお勧めはしませんが)、リンスカムのように上体の軸が曲がるように傾けます。 しかし、上体の肩の高さの軸と腕の角度は90度にしておかなければいけません。 リンスカムのストライドは非常に大きいのですがそれを可能にしているのは、投球動作の最初の段階であるワインド・アップ時に、両膝を限界まで絞って(内旋して)内股にしていることです。 この姿勢は細かくみると、股関節の内転、内旋も含んでいます。 この内股の姿勢を一気に蟹股となるように空中で行うとどうなるでしょう。 左脚が前(ホームプレート方向)に出た分、運動量の保存則で右脚は後ろ(2塁方向)に動きます。 実際は右足が地面に着いているので、右足は地面からホームプレート方向の力を受けます。 この力をきっかけにして、右足を素早く強く蹴ることが容易になるので、大きなストライドが可能となっているのでしょう。 右のお尻の大きな筋肉(大殿筋)で股関節を内旋の姿勢から外旋して、膝の向きを素早くホームプレート方向に変えているので、右大腿の内転筋にかかる負荷は小さくなると思われます。 右膝が素早く前に向くということは、右大腿の内転の姿勢の時間が短いからです。 リンスカムの左手を下に下げたままにしており、上体の一塁方向への回転は遅くなるかもしれません(慣性モーメントが大きくなるので)が、リンスカムの腕の角度は水平から大きく(約60度位)、肩の縦回転の方が横回転よりも大きいので、その影響は他の投手よりは小さいかもしれません。 日本の大リーガーはグラブを下に下げている人が多く良い事だとは思えません。 大リーグではグラブ側の手は圧倒的に抱え込んだままの投手が多いようです。 リンスカムのフォームはストライドが大きくダイナミックで日本の野球選手も参考にしている人が多いかも知れません。 しかし、年々球速が下がってきていて気がかりです。 平均球速が昔は95マイルだったのが、今は91マイルまで下がってきています。 肩、肘に異変がなければ良いのですが。 さて、投げるときにどこに意識を集中しているかという質問ですが、投球のリリースポイント前に狙ったコースに手を押し出すことでしょうか。 はっきりとはわかりませんが、クレイグ・キンブレルの投球を見ていると、投球のリリースポイント前に、上体を前に倒しながら、ずい分と手が直線的に押し出されている感じがします。 この結果、キンブレルは制球が良いのかなと感じています。 リンスカムは腕を上から投げ下ろす投げ方なので、腕を重力に逆らって担ぎ上げなければいけません。 その際大事なのは、左足を上げる時に、下半身を内股にし、左膝と右膝を交差するようにして、背中を打者の方に十分向けておくことです。 右足に体重をかける荷重ポイントは爪先寄りの拇指球あたりにします。 右の大殿筋、右の太もも内側の内転筋を使って、左足を前に振り出しながら右足の踵を十分に上げ爪先で前に強く蹴りだすのが大事な点です。 そうすることで、右腕が肩に引っ張られるようになり楽に振り出されるようになります。 ストライドはあまり大きくしないほうが良いと思います。 ストライドは最初は小さいほが良いかと思います。 ストライドが大きいと右の大腿の内転筋を痛めやすくなります。 腕の振り方はバットの振り方と同様に考えてください。 バットは前足を着地してから振り始めていると思います。 バットは体の近くに構え、グリップエンドを前に向け引っ張るように出し、体が回転することによって、バットが遠心力で自然と振り出されるのを感じてから、本格的に強く振っていると思います。 物を動かし始める時は、加速度が大きいので大きな力が必要です。 自転車のこぎ始めのように。 だから、バットは最初できるだけ体の近くに構えています。 投球の最初も同様で、腕を体から離したままいきなり速く腕を回転させようとすると大きなトルクが必要となり、肩に大きな負荷がかかります。 ボールの重さよりも腕の重さ(体重の約9パーセントもある)の方が大きな負担となります。 オーバーハンドスローでは重力に逆らって腕を上に持ち上げなければならないので尚更です。 サイドハンド、アンダーハンドスロー、(ソフトボールも同様)では、上から下へと重力を利用して腕を振り始めることができるので、投げ初めが非常に楽でスムースです。 この点がオーバーハンドスローの大変なところです。 ボールを遠くに飛ばすホームランバッターは骨盤の回転を速くすることによってバットのスウィングスピードを高めています。 投球も同様で、バッティングのように肩を入れるように上体を大きく捻っておくことが必要です。 昔活躍した野茂英雄、山口高志、村田兆治投手、そして現在の大リーグの多くの投手のように。 腕には力を入れず、上体の捻りを緩やかに戻しながら(打者に背中を向けた状態から両股関節を結ぶ線がホームプレートを向くまで)、肩で腕を引っ張るようにしておけば、前足を着地したら、骨盤の回転とともに、肩が速い円軌道を描くので腕は遠心力で勝手に回っていってくれます。 その感覚があって初めて、本格的に肩甲骨、肩関節を回転させ腕を振ってみてください。 この際、肘は高くしない方が良いと思います。 肘を高くすると、腕が前に出てしまい体の後ろに引けなくなります。 また、肘が上がると肩も上がり、肩に負荷がかかります。 腕の可動範囲ぎりぎりの位置で力がかかると、筋肉、腱、靭帯が損傷しやすくなると思います。 腕の角度は上体の軸と90度というのが肩、肘に負荷がかかりにくい角度で、球速も出ます。 大谷投手の腕の角度もそうです。 サイドハンドスローの投げ方のまま、上体の軸を傾けた投げ方と言えます。 腕を頭より高く上げることをオーバーヘッド動作と言い、バレーボールなど他のスポーツでも肩、肘に大きな負荷がかかります。 前足を着地する際に、膝を少し曲げた状態で地面を思い切り蹴り体が逆戻りするような意識を持つと、骨盤が速く回るので、腕が遠心力で自然と回ってゆく感じが強くなります。

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投球時の肘外反ストレスを軽減:ケガを回避する投げ方~投手:大谷翔平のピッチングスタイルを検証してわかる驚愕の事実~

大谷 翔平 ピッチング フォーム

理想的な投球フォームの条件を4つ挙げてみましょう。 具体例は大リーグでは上原投手、日本のプロ野球ではソフトバンクの摂津投手です。 大リーグでは球が速いだけでは通用しないようです。 いかにタイミングを外すかが必要なようです。 また、制球が良いことも大事ですが、コースを狙うよりもタイミングを外す方が効果はありそうです。 大リーグの打者はパワーがあるのでタイミングさえ合えばボール球でもホームランを打つからです。 ジョンソンの成績はすばらしく、通算勝利数はサイ・ヤングの通算511勝に次ぐ、417勝で大リーグ歴代2位です。 防御率は2. 17でサイ・ヤングの2. 63を上回っています。 通算完封数は歴代1位の110でこれを破る選手はもう出てこないでしょう。 球速は90マイル代中から後半だったそうです。 通算三振数は3508で、これを最初に破ったのは現テキサス・レンジャース社長のノーラン・ライアンです。 制球も良く、四球率2. これは腕を頭よりも高く上げる動作をすることで、この動作は野球に限らず、バレーボール、その他のスポーツでも同様に肩に無理がかかる動作です。 そういう理由で、オーバーハンドスローは怪我をしやすいと言えます。 ソフトボールの投手が怪我をしないのは重力を利用しているから ソフトボールではボーリングの投球同様に重力で腕が自然に落下しスウィングするのを利用できるので、肩に負担がかかりません。 また、肘は伸ばしたままなので肘の故障もないようです。 したがって、ソフトボールの投球フォームは怪我をしにくいと言えます。 野球のサイドハンドスローも同様です。 四つ足動物の前脚の向きは体軸に対して直角なので、サイドハンドスローの腕の向きと同様なので、サイドハンドの投げ方も腕に無理がかからないのでしょう。 また、サイドハンドスローの投球では肘をほとんど曲げないので肘は故障しにくいと思われます。 また、野球のアンダーハンドスローも同様に故障しにくいと言えます。 野球のオーバーハンドスローではテイクバックで腕、肘を高く上げる動作が必要ですが、これが肩には大きな負担になります。 腕の重さは腕の太さが人によって違いますので、差がありますが、体重の9%位あるそうです。 体重70キロでは6キロ近くもあります。 ボーリングの13ポンドのボールが5. 9キロですから、オーバーハンドスローはいかに肩に負荷のかかる投げ方かがわかります 野球のオーバーハンドスローは重力に逆らった投げ方なので、肘が一番高く上がるまでは重力に逆らうので、腕のスウィング速度を加速するのもたいへんです。 腕を加速時にはもっと大きな負荷がかかります。 ニュートンの慣性の法則により、慣性抵抗が生じます。 オーバーハンドでテイクバックからの投げ始めにいきなり腕を急に回転させてはいけない理由がここにあります。 また、トルクは距離に比例するので、投げ始めに腕が体から離れていると肩に大きなトルクがかかります。 前足を着くまで腕を振ってはいけないといわれるのはこのためです。 前足を着いて、体の各部分を回転さないと肩には大きな負荷がかかります。 直立して腕を下げた状態から腕をできるだけ後ろへ引き、肘をのばしたまま腕を肩の真上まで上げてゆくと、肩が痛くなり、腕を上に上げるほど腕は前に出てゆきます。 したがって、オーバーハンドスローでは肘を曲げ、体を横に向け手の位置をホームプレートから遠ざかるようにテイクバックしなければ投球ができません。 ウォルター・ジョンソンの投球フォームは、ボーリングのテイクバックを上体を前傾にして横に捻りながら行います。 少し高く上げた腕を重力を利用しながら少し下げながら、体を回転させそのまま遠心力を利用して横に振り出す感じです。 肘はわずかに曲げて水平よりも少し下がり気味で少しアンダーハンドスロー気味です。 重力と遠心力を利用して投げているので腕が勝手に回っていく感じで、オーバーハンドスローとは比べようもないぐらい非常に楽な投げ方です。 ウォルター・ジョンソンの投球フォーム 野球肩、野球肘 野球の投手は肩、肘の怪我、故障をする危険性が高いのですが、投球フォーム別にみると、上から投げ下ろすオーバーハンドスローが最も故障をしやすいようです。 野球に限らず、腕を肩より高く上げてスウィングする(オーバーヘッドスローイング)スポーツ、バレーボールのアタック、テニスのサーブ、バドミントン、水泳(バタフライ、クロール)などでも同様の故障をする可能性があります。 いずれにしても、オーバーヘッドスローイングをしなければ良いということです。 バレーボールのアタックではボールがネットを越すためには腕を高く上げざるを得ません。 野球の場合、アンダースロー、サイドスローも可能なので幸いです。 オーバースローでも腕の角度を上体の軸と90度にして、上体の軸を垂直から傾ければ腕の角度は水平より上がり、スリークォーターで投げることは可能です。 肘、肩を故障しやすいオーバーヘッドスローイングとは? サイドハンドスローは一般的に肩、肘に負担がかかりにくいと思いますが、肘を曲げた投げ方をすると、やはり故障につながります。 肘を先行させ前腕が遅れて出てくる レイバックの姿勢を取る投手は肘の内側側副靭帯に引っ張応力がかかり、トミー・ジョン手術(内側側副靭帯再建術)が必要になる可能性があります。 トミー・ジョン手術を受けたサイドハンド投手 元ヤクルトのイム・チャンヨン投手、最速160キロを記録した。 2012年7月に手術を受けました。 現在はシカゴ・カブスとマイナー契約しており、リハビリ中です。 ヤクルトの館山昌平投手、最速153キロを投げる。 2012年4月12日に2度目のトミー・ジョン手術を受けました。 日本のプロ野球のサイドハンド投手で大きな怪我もなく活躍した選手は肘を大きく曲げた投げ方をしていません。 斎藤雅樹投手(元巨人)、通算18年で180勝96敗、防御率2. 77 1990年(2年連続で20勝達成)の映像 鹿取義隆投手(元巨人、西武)、通算19年で91勝46敗、131セーブ、防御率2. 76 高津臣吾投手、(元ヤクルト、大リーグではシカゴ・ホワイトソックスとニューヨーク・メッツ計2年、韓国、台湾プロ野球に各1年) ヤクルトでの通算15年で、36勝、46敗、286セーブ、防御率3. 大リーグ通算2年で8勝6敗27セーブ、8ホールド、防御率3. ホワイトソックスでの投球、球速は86マイル、時速138キロ 潮崎哲也投手、(元西武)、通算15年で82勝、55敗、55セーブ、防御率3. 50センチも沈むシンカーが有名で、最速150キロを記録した。 大リーグで300勝以上挙げた投手は、大きな故障をせずに20年以上良い成績を残せた投手なので、どういうフォームで投げたのか非常に興味があります。 12、奪三振率8. 腕の角度は上体の軸とだいたい90度となっています。 テイクバックで肘をあまり高く上げていません。 テイクバックで肘が上がりすぎると、肩も上がりすぎて、肘を大きく曲げたフォームになってしまいます。 また、テイクバックからすぐに力を入れて腕を振っていません。 前足が着地してから腕の振りが速くなっています。 フォロースルー(ボールが手から離れて以降のフォーム)も大きく取っています。 投球動作はボールが手から離れてから、大きく取り、ゆっくり減速しないと肘、肩に衝撃がきて故障につながります。 体の重心の位置も両足を結んだ直線上にあり、クレメンスは故障しにくい投球フォームをしていると言えます。 ファイターズの大谷選手はどうしてあんなに速い球を投げれるのか? 簡単にいうと、下半身を十分に使って投げているからです。 前脚の股関節の少し上、骨盤の上部と右肩を結んだ線を大きな腕とすると、この腕を素早く回転させていると言えるでしょう。 この際、大事なのは回転の中心である左の股関節の上のこの大きな腕の回転中心が投球の時、一旦完全に止まるようにすることです。 3塁側に流れてしまうと球速は上がりません。 これが出来ていると、右腕は無理に振ろうとしなくても遠心力により自然と回転していきます。 軸足を蹴ってボールをリリースするまで右肩が描く軌跡を追ってみて、この軌跡が円を描いていないと球速は上がりません。 この軌跡が直線的だと腕は遅れたまま前に出て行かないので、無理して腕を振りにいかないといけなくなり、肩に負担がかかる割りに球速は上がらないと思います。 腕の角度を上体の軸と90度にして、なおかつ上体の軸を地面と垂直から、さらに一塁方向に傾けて(右投手の場合)スリークォーターのようなフォームを楽に作る方法について、私なりの考えを述べたいと思います。 投球動作の最初の段階のワインドアップで、チャップマン、リンスカム、その他多くの大リーガーが行っているように、両股関節を内旋、内転、両膝も内旋して内股にして、両膝をクロスする姿勢を作ります。 この姿勢は速い球を無理なく投げるために必須のフォームだと言えます。 このフォームだと、軸足側の膝が速くホームプレート方向を向くので足首、膝を素早く伸ばして爪先、拇指球で地面を強く蹴れます。 あらかじめ、自分の理想とする腕の角度に適した膝の曲げ方に調節しておきます。 キンブレルのように腕の角度を水平に近くするならば、膝の曲げ方は小さくします。 チャップマンのように角度をもっとつけたければ膝をもっと曲げておきます。 膝を曲げるほど、膝を伸ばしたとき軸足側の肩が上方に上がるので、自然と上体は傾きます。 膝を曲げるほど、膝を伸ばしたときに肩が上方に移動するので、腕は肩に引っ張られるようになり、無理なく腕を重力に負けないで上方に上げることが出来ます。 したがって、肩への負担は減ります。 また、腕の角度を大きくしたい場合は(あまりお勧めはしませんが)、リンスカムのように上体の軸が曲がるように傾けます。 しかし、上体の肩の高さの軸と腕の角度は90度にしておかなければいけません。 リンスカムのストライドは非常に大きいのですがそれを可能にしているのは、投球動作の最初の段階であるワインド・アップ時に、両膝を限界まで絞って(内旋して)内股にしていることです。 この姿勢は細かくみると、股関節の内転、内旋も含んでいます。 この内股の姿勢を一気に蟹股となるように空中で行うとどうなるでしょう。 左脚が前(ホームプレート方向)に出た分、運動量の保存則で右脚は後ろ(2塁方向)に動きます。 実際は右足が地面に着いているので、右足は地面からホームプレート方向の力を受けます。 この力をきっかけにして、右足を素早く強く蹴ることが容易になるので、大きなストライドが可能となっているのでしょう。 右のお尻の大きな筋肉(大殿筋)で股関節を内旋の姿勢から外旋して、膝の向きを素早くホームプレート方向に変えているので、右大腿の内転筋にかかる負荷は小さくなると思われます。 右膝が素早く前に向くということは、右大腿の内転の姿勢の時間が短いからです。 リンスカムの左手を下に下げたままにしており、上体の一塁方向への回転は遅くなるかもしれません(慣性モーメントが大きくなるので)が、リンスカムの腕の角度は水平から大きく(約60度位)、肩の縦回転の方が横回転よりも大きいので、その影響は他の投手よりは小さいかもしれません。 日本の大リーガーはグラブを下に下げている人が多く良い事だとは思えません。 大リーグではグラブ側の手は圧倒的に抱え込んだままの投手が多いようです。 リンスカムのフォームはストライドが大きくダイナミックで日本の野球選手も参考にしている人が多いかも知れません。 しかし、年々球速が下がってきていて気がかりです。 平均球速が昔は95マイルだったのが、今は91マイルまで下がってきています。 肩、肘に異変がなければ良いのですが。 さて、投げるときにどこに意識を集中しているかという質問ですが、投球のリリースポイント前に狙ったコースに手を押し出すことでしょうか。 はっきりとはわかりませんが、クレイグ・キンブレルの投球を見ていると、投球のリリースポイント前に、上体を前に倒しながら、ずい分と手が直線的に押し出されている感じがします。 この結果、キンブレルは制球が良いのかなと感じています。 リンスカムは腕を上から投げ下ろす投げ方なので、腕を重力に逆らって担ぎ上げなければいけません。 その際大事なのは、左足を上げる時に、下半身を内股にし、左膝と右膝を交差するようにして、背中を打者の方に十分向けておくことです。 右足に体重をかける荷重ポイントは爪先寄りの拇指球あたりにします。 右の大殿筋、右の太もも内側の内転筋を使って、左足を前に振り出しながら右足の踵を十分に上げ爪先で前に強く蹴りだすのが大事な点です。 そうすることで、右腕が肩に引っ張られるようになり楽に振り出されるようになります。 ストライドはあまり大きくしないほうが良いと思います。 ストライドは最初は小さいほが良いかと思います。 ストライドが大きいと右の大腿の内転筋を痛めやすくなります。 腕の振り方はバットの振り方と同様に考えてください。 バットは前足を着地してから振り始めていると思います。 バットは体の近くに構え、グリップエンドを前に向け引っ張るように出し、体が回転することによって、バットが遠心力で自然と振り出されるのを感じてから、本格的に強く振っていると思います。 物を動かし始める時は、加速度が大きいので大きな力が必要です。 自転車のこぎ始めのように。 だから、バットは最初できるだけ体の近くに構えています。 投球の最初も同様で、腕を体から離したままいきなり速く腕を回転させようとすると大きなトルクが必要となり、肩に大きな負荷がかかります。 ボールの重さよりも腕の重さ(体重の約9パーセントもある)の方が大きな負担となります。 オーバーハンドスローでは重力に逆らって腕を上に持ち上げなければならないので尚更です。 サイドハンド、アンダーハンドスロー、(ソフトボールも同様)では、上から下へと重力を利用して腕を振り始めることができるので、投げ初めが非常に楽でスムースです。 この点がオーバーハンドスローの大変なところです。 ボールを遠くに飛ばすホームランバッターは骨盤の回転を速くすることによってバットのスウィングスピードを高めています。 投球も同様で、バッティングのように肩を入れるように上体を大きく捻っておくことが必要です。 昔活躍した野茂英雄、山口高志、村田兆治投手、そして現在の大リーグの多くの投手のように。 腕には力を入れず、上体の捻りを緩やかに戻しながら(打者に背中を向けた状態から両股関節を結ぶ線がホームプレートを向くまで)、肩で腕を引っ張るようにしておけば、前足を着地したら、骨盤の回転とともに、肩が速い円軌道を描くので腕は遠心力で勝手に回っていってくれます。 その感覚があって初めて、本格的に肩甲骨、肩関節を回転させ腕を振ってみてください。 この際、肘は高くしない方が良いと思います。 肘を高くすると、腕が前に出てしまい体の後ろに引けなくなります。 また、肘が上がると肩も上がり、肩に負荷がかかります。 腕の可動範囲ぎりぎりの位置で力がかかると、筋肉、腱、靭帯が損傷しやすくなると思います。 腕の角度は上体の軸と90度というのが肩、肘に負荷がかかりにくい角度で、球速も出ます。 大谷投手の腕の角度もそうです。 サイドハンドスローの投げ方のまま、上体の軸を傾けた投げ方と言えます。 腕を頭より高く上げることをオーバーヘッド動作と言い、バレーボールなど他のスポーツでも肩、肘に大きな負荷がかかります。 前足を着地する際に、膝を少し曲げた状態で地面を思い切り蹴り体が逆戻りするような意識を持つと、骨盤が速く回るので、腕が遠心力で自然と回ってゆく感じが強くなります。

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