お腹 の 右側 が 痛い。 腸が痛い!痛みがお腹の右下なら考えられる5つの病気と症状

お腹が張る原因はガスだけ?病気は?痛みがある場合の解消法!

お腹 の 右側 が 痛い

スポンサードリンク お腹にはさまざまな臓器があり、どの臓器に異常が起こっても痛みを生じる可能性があります。 右上腹部にある臓器に異常が起これば、やはり右上腹部の痛みとして感じられやすいです。 では、右上腹部にはどのような臓器があるのでしょうか。 代表的なものとして、肝臓や胆嚢、右の腎臓などがあります。 肝臓は解毒、代謝、栄養素の貯蔵など重要な機能を持ち、すべて合わせると500以上もの機能があるとも言われています。 胆嚢は胆汁をためておく器官で、消化吸収に重要な働きがあります。 腎臓は尿を生成し、体から不要物を排泄するための器官です。 これらの臓器はどれも重要な器官であり、異常が出ている場合は治療しなければなりません。 そして、右上腹部の痛みの原因を考えるためには、• 右上腹部のどこが痛むか• いつから痛みが出て、どのくらいの時間痛いか• どんなときに痛むか• 痛みの種類がどのようなものか(シクシク、ズキズキ、キリキリなど)• 痛みにともなう症状があるか(発熱、嘔吐、下痢など) 参考) 以上のことを確認しておくと、原因を特定しやすいです。 今回は右上腹部に痛みが起こったときに、原因として考えられる臓器とその病気について解説していきます。 もくじ• 右上腹部がチクチク痛む原因とは? まずは右上腹部とはどのあたりのことを言うのか、図で確認しておきましょう。 上図で赤丸で囲んだ周辺が、右上腹部です。 ではここにどんな臓器があるのかということも図で確認しておきましょう。 ここには図の通り、 肝臓、胆嚢、背中側にあるので図では確認できませんが、 腎臓の一部があります。 すなわち、これらの臓器に問題が起こると右上腹部に痛みを生じやすいのです。 これより肝臓、胆嚢、腎臓に起こる代表的な病気について解説していきます。 右上腹部に痛みを起こす肝臓の病気 肝臓が原因となって、右上腹部に痛みが出る場合、 肝臓が肥大して周囲の組織を圧迫していると考えられます。 この状態を 肝臓腫大【かんぞうしゅだい】と呼びます。 肝臓腫大を引き起こす代表的な病気は、以下の通りです。 急性肝炎 急性肝炎の原因として多いのは、 A,B,C,D. E型肝炎ウイルスによって起こるものが多いです。 肝細胞がウイルスによって炎症を起こし、 右上腹部の痛み、全身のだるさや発熱、黄疸などの症状がでます。 ウイルスによって起こるもの以外に、自己免疫性肝炎、薬物性肝障害、アルコール性肝障害などがあります。 肝膿瘍【かんのうよう】 なんらかの原因によって、肝臓に 細菌、真菌、原虫などが感染を起こすことで、 肝臓に膿がたまる病気です。 感染の原因としては、胆石や胆嚢炎から起こるものが最も多いですが、その他、動脈や静脈などの血管を通して感染が及ぶこともあります。 心不全 心不全とは、心臓のポンプ機能が低下して、必要な血液量を送り出すことができなくなる状態のことを言います。 肝臓から心臓へ血液が流れるようになっているので、心不全が起こると 肝臓に血液が留まり肝臓腫大が起こってしまいます。 右上腹部に痛みを起こす胆嚢の病気 の病気として代表的なものには、 胆石、胆嚢炎、胆嚢癌などがあります。 胆石 胆石とは、 胆道にできる石のことです。 胆道とは肝臓から、までの胆汁が流れる経路のことを言います。 図で確認しておきましょう。 石ができる場所により 胆嚢結石、総胆管結石、肝内結石に分けられますが、このうち 胆内結石の割合が最も多く、70%を占めます。 脂質の多い食事の後や 夜間に 右上腹部の痛みが出やすいです。 胆嚢炎 胆嚢炎は 胆嚢結石が原因となることが多いです。 石によって 胆汁の流れが滞り、腸内細菌などが原因となり炎症を起こします。 胆嚢炎による右上腹部の痛みも、胆石と同様に 食後に起こりやすいです。 胆嚢癌 胆嚢癌は 初期には症状があまり出ません。 そのため発見された時にはすでに進行しているケースも多いです。 右上腹部の痛み以外に 吐き気・嘔吐、黄疸、食欲不振、体重減少などの症状が現れます。 右上腹部に痛みを起こす腎臓の病気 右上腹部に痛みを引き起こす腎臓の病気は、 尿管結石、腎盂腎炎などが代表的です。 尿管結石 腎臓や尿管などに石ができる病気です。 石があると 尿の排泄が滞り、腎臓に圧がかかり痛みがでます。 石の詰まる場所によって、痛みが出るところも変わってきます。 腎臓は左右に1つずつあるので、 右側に痛みが出る時は、右の腎臓が原因になっていると考えられます。 また、腎臓は背中側にある臓器なので、 腹部より背中側に痛みを感じることもあります。 腎盂腎炎 腎盂腎炎の多くは 腸内細菌などが、尿道を介して膀胱、腎臓に感染し炎症を引き起こす病気です。 腹痛や背中の痛みの他に、 発熱や血尿などの症状が出ることもあります。 尿管結石と同様に右側に痛みが出る時は、右の腎臓で感染が起こっていると考えられます。 右上腹部の痛み ストレスが原因!? 右上腹部の痛みにはストレスが関係している場合もあります。 緊張するとお腹が痛くなるということを経験されたことはないでしょうか。 お腹にある腸と脳は密接に関係しており、ストレスがかかって脳の負担となると、それが腸の症状として現れることがあります。 反対に腸の調子が悪いと、脳はそれをストレスに感じ不快感を生じます。 このような腸と脳の関係を 「腸脳相関【ちょうのうそうかん】」と呼びます。 ですから、肉体的にも精神的にもストレスのためすぎは、お腹の痛みとなって現れやすいのです。 ストレスのためすぎには注意しましょう。 ガスがたまっても右上腹部が痛くなる 腸内の ガスは大腸の折れ曲がったところに溜まりやすいです。 部屋の中のホコリなどが隅っこに溜まりやすいのと同じような原理です。 大腸の構造を解剖図で確認してみましょう。 大腸はこのように位置しているので、 右上腹部の赤丸をつけているところにガスが溜まりやすいです。 ガスがたまると周囲の組織を圧迫して、右上腹部の痛みとして感じられます。 お腹を圧迫するような服装や、食べ物をよく噛まずに食べる習慣があるとガスが溜まりやすく、症状が出やすいので気をつけましょう。 右上腹部の痛みに下痢を伴うとき 右上腹部の痛みとともに下痢が起こっている場合、大腸に病気があるかもしれません。 近年増加している 過敏性腸症候群は、 排便すると症状が軽減する、発症時に排便回数が変化する、発症時に便の外観の変化があるなどの特徴があり、 腹痛を伴うことも多いです。 腸脳相関については上記した通りですが、過敏性腸症候群もストレスが原因の1つと言われています。 このほかに大腸の病気として、難病に指定されている 潰瘍性大腸炎、 クローン病、そして 大腸癌などがあります。 腸から始まる病気は多いです。 そのため下痢便が長く続く場合は、なんらかの病気の可能性もあるため、早めに専門医を受診されることをお勧めします。 押すと痛いときから、違和感程度まで痛む強さはさまざま 右上腹部の痛みと一口に言っても、その症状の出方はさまざまです。 急性腹症など重篤な疾患の場合は、 お腹を押さえた時に強い痛みを伴うこともあります。 反対に違和感程度の痛みしかない場合もありますが、 痛みが軽いからといって油断は禁物です。 冒頭でもお伝えした通り、 腹部には多くの臓器があるため、軽い腹痛でも治療すべき病気が潜んでいる可能性があります。 病院にかかる時に注意しておくべきことは、 どこが、いつから、どんな時に、どのように痛いかを医師に伝えられるようにしておくことです。 加えて、 痛みとともに出てきている症状について伝えると医師も正確な診断を下しやすくなるので、覚えておきましょう。 まとめ 右上腹部の痛みの原因について解説してきました。 今回は、内臓が原因となる痛みについて解説しましたが、この他に筋肉や骨・関節が痛みの原因となることもあります。 いずれにしても 痛みは、体からの警告です。 内臓や筋骨格系、あるいは精神面に異常をきたしているため、痛みが出てくるのです。 軽い痛みでも油断せず、痛みが続く場合は専門医を受診するようにしましょう。

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お腹が痛い原因とは〜痛みを感じる部位から考えられる病気〜

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2 お腹が痛い、お腹が張る、などは誰もがよく経験する症状で、様々なことが原因で起こります。 大半は、 食べ過ぎや 飲み過ぎ、 便秘で 便や ガスが溜まっている、といった、病的ではない腹痛です。 しかし中にはこの記事に書くような大きな病気が隠れていることもあるため、注意が必要です。 腹痛でみなさんが病院を受診した時、私たち医師が質問すること、つまり みなさんにチェックしてほしいことは決まっています。 今回は、 腹痛の時に確認すべき5つのチェックポイントを解説します。 お腹の中には多数の臓器があります。 胃、 小腸、 大腸、 肝臓、 胆嚢、 膵臓などの消化器 子宮や 卵巣といった婦人科系の臓器 膀胱や 尿管といった泌尿器科系の臓器 これらはいずれも腹痛の原因になります。 特に女性の場合は、 妊娠に関わる腹痛の可能性があるため注意が必要です。 この記事の末尾にチェックリストを用意しています。 受診時のメモとしても便利に使えますので、ぜひご利用ください。 また、下痢や吐き気・嘔吐を伴う場合は、やも参照して下さい。 (注)症状だけで病気を診断することはできません。 必ず医師の診察を受けましょう。 「突然始まる」というのは、何をしている時に始まったか、ということを細かく言えるくらいの突発性の痛みを指しています。 女性の場合は、 子宮外妊娠の破裂や 卵巣出血が突然発症の腹痛の原因になります。 卵巣出血は 性行為の直後に痛くなるのが典型的です。 この経緯は言いにくいと感じる方が多いかもしれませんが、正確な診断のためには、むしろ最初に医師に伝えるべきポイントです (ただし卵巣出血は命に関わる病気ではありません)。 一方で、 虫垂炎(いわゆる「盲腸」)や胆嚢炎、胆管炎、憩室炎などの 炎症性の病気 手術後の癒着や、大腸や小腸の腫瘍が原因で起こる 腸閉塞 はゆっくり始まることがほとんどです。 また炎症性の病気は、大部分は 細菌感染が原因のため、 発熱を伴うことも多い傾向があります。 (高齢の方では 熱が出ないケースもあります) いずれの病気も、手術が必要になることがあります。 いつから、どのように始まったかをきっちりチェックしましょう。 ポイントは、 「押さえると痛い場所が1ヶ所だけある」という症状では ないことです。 「どこを押さえてもなんとなく痛い」というケースがこれに当てはまります。 みぞおちが痛い みぞおちの痛みは、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃炎などを考えます。 これらは、 キリキリ、ズキズキと表現され、差し込むような痛みが特徴です。 また 急性膵炎でもみぞおちの痛みが生じます。 うずくまるほどの、 差し込むような鈍痛が特徴です。 ほかにも例外的に、 胆石発作や胆嚢炎でみぞおちが痛くなるケース 虫垂炎(盲腸)の初期症状としてみぞおちが痛くなるケース があります。 虫垂炎では、 「最初にみぞおちあたりが痛くて、その後右下腹部に移動してきた」 といった、 痛みの場所が移動するということもよくあります。 右上腹部が痛い 右上腹部(お腹の右上、あばらの下、右わき腹)には胆のう、胆管、肝臓があります。 胆石発作や、胆嚢炎、胆管炎といった炎症性の病気が右上腹部痛の原因になります。 ( 肝臓の病気では痛みがほとんど出ないため、腹痛の原因ということはまれです) また大腸も右上腹部を通ります。 頻度は低いですが、 大腸がんなどの腫瘍、大腸の 憩室炎が原因になっていることもあります。 右下腹部が痛い 右下腹部(お腹の右下、へその右横)が痛いケースでは、まず虫垂炎(盲腸)を疑います。 ただ、 虫垂は人によって位置や長さ、大きさが異なるため、 へそ周囲や、下腹部の真ん中が痛くなるケースもあります。 また右下腹部の大腸に起きた憩室炎でも全く同じ症状になります。 私たち消化器外科医でも、 お腹を触っただけでこの位置の憩室炎を虫垂炎と区別することはかなり困難です。 こちらもご参照ください。 また女性では、右下腹部には卵管や卵巣があります。 卵巣出血や 卵管炎、 子宮外妊娠など、婦人科系の臓器が痛みの原因になっていることがあります。 左上腹部が痛い 左上腹部(お腹の左上、左のあばらの下、左わき腹)にあるのは、脾臓です。 ただ脾臓の病気で痛みが出ることはまれで、左上腹部痛であれば、まずそこを通る大腸の痛みを考えます。 つまり、 大腸がんなどの腫瘍、大腸の 憩室炎が原因になっているケースです。 左下腹部が痛い 左下腹部(お腹の左下、へその左横)にあるのは大腸です。 やはり 大腸がんなどの腫瘍、大腸の 憩室炎をまず考えます。 ただし女性では、右と同じく左下腹部にも卵管や卵巣があります。 卵巣出血や 卵管炎、 子宮外妊娠など、婦人科系の臓器が痛みの原因になります。 下腹部中央が痛い 下腹部の真ん中(へその下)には、 膀胱や 直腸があります。 膀胱炎や、 直腸の腫瘍(直腸がん)、 憩室炎などが原因となります。 膀胱炎では、 排尿時の痛み、 残尿感、 頻尿といった尿の症状を伴います。 また女性では下腹部中央に子宮があります。 子宮内膜症、子宮腺筋症が痛みの原因になります。 これらは月経周期と関係する痛み( 強い生理痛)が特徴です。 また、子宮周囲に感染症による炎症を起こす 「骨盤内炎症性疾患(PID)」が下腹部痛の原因になります。 原因は 性感染症(性病)ですので、 不特定多数の人との性交渉がある女性や、 性風俗関連の仕事をしている女性ではリスクになります。 PIDは 入院での治療が必要な病気です。 お腹全体の激痛 お腹全体がすごく痛い、歩けないほどの激痛があるという場合は、 腸閉塞や 穿孔性腹膜炎(胃や腸に穴があいて腹膜全体に炎症を起こしている状態)を考えます。 穿孔性腹膜炎でお腹全体に腹膜炎が起こっているケース(汎発性腹膜炎)では、 お腹のどこを触っても激痛 軽く押すだけ、あるいは触れるだけでも激痛 座る、立つ、咳をするといった軽い 振動でも激痛 といった症状が典型的で、 うずくまって脂汗をかいて動けない、ということがほとんどです。 腹膜炎で「痛みでのたうちまわる」ということはありません(少し動くだけでも痛いからです)。 一方、 腸閉塞でも激痛が起こりますが、腹膜炎よりは症状が軽く、 「お腹が張って苦しい痛み」が 長時間続くのが特徴です。 帝王切開を含め、お腹の手術を一度でもしたことがある人は腸閉塞のリスクがあります(お腹の中の癒着が原因です)。 また、 大腸や小腸のがん(腫瘍)や、 腸重積、 鼠径ヘルニア(いわゆる「脱腸」)など、お腹の手術以外にも 腸閉塞を起こす要因はあります。 ここに書いたことを参考に、どの場所が痛いか、あるいは 痛みが移動したりして 痛みの場所が複数ある場合は、どの場所からどの場所にどんな時間経過で移動したかをチェックしてみましょう。 また例外として、帯状疱疹などの皮膚の痛みを腹痛と捉える人もいます。 ピリピリ、チクチクといった痛みは体表面の痛みである可能性が高いため、必ず目で皮膚の表面を見て変化がないか確認しましょう。 虫垂炎や 憩室炎は周囲の腹膜に炎症が起きるため、歩くと お腹に響くような痛みがあります。 穿孔性腹膜炎など重症の疾患は、歩くとお腹に響くので全く歩けない、というのが典型的です。 前述の通り、腹膜炎の痛みは少し動くだけでお腹に響くので、 「痛くてじっとしている、うずくまっている」 というのが普通です。 逆に、 「痛くてのたうちまわっている、暴れている」というようなケースは、むしろ上述した腹膜炎の可能性は低く、 尿路結石などが原因となることが多いです。 症状が軽い場合は、 ジャンプしたり、背伸びした後かかとをストンと落として、痛い部分に響くかどうか確認してみましょう。 なお、 「お腹をへこませると痛い」というのは、腹膜炎の典型的な症状ではありません。 腹壁(お腹の壁)によって 小腸や大腸が圧迫されたときの痛みですので、便秘で便やガスが溜まっている時に起こる可能性はあります。 広告 4. お腹の手術を受けたことが一度でもある人は、癒着が原因で 腸閉塞になりやすくなっています。 腸閉塞では、便が出ないどころか、ガスも全く出なくなります。 (「おならが出ない」は危険ですが、「おならがよく出る」は全く問題ありません) 一方、 水のような下痢をしている場合は、 腸炎による腹痛である可能性が高くなります。 「どんな便が出ているか?」「最終排便(直近に排便した日)はいつか?」といった排便状況を私たちは 必ず聞きますが、突然聞かれると思い出せないこともあるでしょう。 事前に確認しておきましょう。 どのような始まり方でしたか? 突然始まった ゆっくり始まった 2. どの部分が痛みますか? 一定しない みぞおち 右上腹部 右下腹部 左上腹部 左下腹部 へそ周囲 下腹部中央 お腹全体 3. 歩くと響きますか? 響く 響かない 4. 便秘・下痢はありますか? 便秘をしている 下痢をしている 通常の排便 最終排便:[ ]日前 5. 他の症状をチェックする場合は以下の記事へ.

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右腹部が痛むのはなぜ? — みんな健康

お腹 の 右側 が 痛い

スポンサードリンク お腹にはさまざまな臓器があり、どの臓器に異常が起こっても痛みを生じる可能性があります。 右上腹部にある臓器に異常が起これば、やはり右上腹部の痛みとして感じられやすいです。 では、右上腹部にはどのような臓器があるのでしょうか。 代表的なものとして、肝臓や胆嚢、右の腎臓などがあります。 肝臓は解毒、代謝、栄養素の貯蔵など重要な機能を持ち、すべて合わせると500以上もの機能があるとも言われています。 胆嚢は胆汁をためておく器官で、消化吸収に重要な働きがあります。 腎臓は尿を生成し、体から不要物を排泄するための器官です。 これらの臓器はどれも重要な器官であり、異常が出ている場合は治療しなければなりません。 そして、右上腹部の痛みの原因を考えるためには、• 右上腹部のどこが痛むか• いつから痛みが出て、どのくらいの時間痛いか• どんなときに痛むか• 痛みの種類がどのようなものか(シクシク、ズキズキ、キリキリなど)• 痛みにともなう症状があるか(発熱、嘔吐、下痢など) 参考) 以上のことを確認しておくと、原因を特定しやすいです。 今回は右上腹部に痛みが起こったときに、原因として考えられる臓器とその病気について解説していきます。 もくじ• 右上腹部がチクチク痛む原因とは? まずは右上腹部とはどのあたりのことを言うのか、図で確認しておきましょう。 上図で赤丸で囲んだ周辺が、右上腹部です。 ではここにどんな臓器があるのかということも図で確認しておきましょう。 ここには図の通り、 肝臓、胆嚢、背中側にあるので図では確認できませんが、 腎臓の一部があります。 すなわち、これらの臓器に問題が起こると右上腹部に痛みを生じやすいのです。 これより肝臓、胆嚢、腎臓に起こる代表的な病気について解説していきます。 右上腹部に痛みを起こす肝臓の病気 肝臓が原因となって、右上腹部に痛みが出る場合、 肝臓が肥大して周囲の組織を圧迫していると考えられます。 この状態を 肝臓腫大【かんぞうしゅだい】と呼びます。 肝臓腫大を引き起こす代表的な病気は、以下の通りです。 急性肝炎 急性肝炎の原因として多いのは、 A,B,C,D. E型肝炎ウイルスによって起こるものが多いです。 肝細胞がウイルスによって炎症を起こし、 右上腹部の痛み、全身のだるさや発熱、黄疸などの症状がでます。 ウイルスによって起こるもの以外に、自己免疫性肝炎、薬物性肝障害、アルコール性肝障害などがあります。 肝膿瘍【かんのうよう】 なんらかの原因によって、肝臓に 細菌、真菌、原虫などが感染を起こすことで、 肝臓に膿がたまる病気です。 感染の原因としては、胆石や胆嚢炎から起こるものが最も多いですが、その他、動脈や静脈などの血管を通して感染が及ぶこともあります。 心不全 心不全とは、心臓のポンプ機能が低下して、必要な血液量を送り出すことができなくなる状態のことを言います。 肝臓から心臓へ血液が流れるようになっているので、心不全が起こると 肝臓に血液が留まり肝臓腫大が起こってしまいます。 右上腹部に痛みを起こす胆嚢の病気 の病気として代表的なものには、 胆石、胆嚢炎、胆嚢癌などがあります。 胆石 胆石とは、 胆道にできる石のことです。 胆道とは肝臓から、までの胆汁が流れる経路のことを言います。 図で確認しておきましょう。 石ができる場所により 胆嚢結石、総胆管結石、肝内結石に分けられますが、このうち 胆内結石の割合が最も多く、70%を占めます。 脂質の多い食事の後や 夜間に 右上腹部の痛みが出やすいです。 胆嚢炎 胆嚢炎は 胆嚢結石が原因となることが多いです。 石によって 胆汁の流れが滞り、腸内細菌などが原因となり炎症を起こします。 胆嚢炎による右上腹部の痛みも、胆石と同様に 食後に起こりやすいです。 胆嚢癌 胆嚢癌は 初期には症状があまり出ません。 そのため発見された時にはすでに進行しているケースも多いです。 右上腹部の痛み以外に 吐き気・嘔吐、黄疸、食欲不振、体重減少などの症状が現れます。 右上腹部に痛みを起こす腎臓の病気 右上腹部に痛みを引き起こす腎臓の病気は、 尿管結石、腎盂腎炎などが代表的です。 尿管結石 腎臓や尿管などに石ができる病気です。 石があると 尿の排泄が滞り、腎臓に圧がかかり痛みがでます。 石の詰まる場所によって、痛みが出るところも変わってきます。 腎臓は左右に1つずつあるので、 右側に痛みが出る時は、右の腎臓が原因になっていると考えられます。 また、腎臓は背中側にある臓器なので、 腹部より背中側に痛みを感じることもあります。 腎盂腎炎 腎盂腎炎の多くは 腸内細菌などが、尿道を介して膀胱、腎臓に感染し炎症を引き起こす病気です。 腹痛や背中の痛みの他に、 発熱や血尿などの症状が出ることもあります。 尿管結石と同様に右側に痛みが出る時は、右の腎臓で感染が起こっていると考えられます。 右上腹部の痛み ストレスが原因!? 右上腹部の痛みにはストレスが関係している場合もあります。 緊張するとお腹が痛くなるということを経験されたことはないでしょうか。 お腹にある腸と脳は密接に関係しており、ストレスがかかって脳の負担となると、それが腸の症状として現れることがあります。 反対に腸の調子が悪いと、脳はそれをストレスに感じ不快感を生じます。 このような腸と脳の関係を 「腸脳相関【ちょうのうそうかん】」と呼びます。 ですから、肉体的にも精神的にもストレスのためすぎは、お腹の痛みとなって現れやすいのです。 ストレスのためすぎには注意しましょう。 ガスがたまっても右上腹部が痛くなる 腸内の ガスは大腸の折れ曲がったところに溜まりやすいです。 部屋の中のホコリなどが隅っこに溜まりやすいのと同じような原理です。 大腸の構造を解剖図で確認してみましょう。 大腸はこのように位置しているので、 右上腹部の赤丸をつけているところにガスが溜まりやすいです。 ガスがたまると周囲の組織を圧迫して、右上腹部の痛みとして感じられます。 お腹を圧迫するような服装や、食べ物をよく噛まずに食べる習慣があるとガスが溜まりやすく、症状が出やすいので気をつけましょう。 右上腹部の痛みに下痢を伴うとき 右上腹部の痛みとともに下痢が起こっている場合、大腸に病気があるかもしれません。 近年増加している 過敏性腸症候群は、 排便すると症状が軽減する、発症時に排便回数が変化する、発症時に便の外観の変化があるなどの特徴があり、 腹痛を伴うことも多いです。 腸脳相関については上記した通りですが、過敏性腸症候群もストレスが原因の1つと言われています。 このほかに大腸の病気として、難病に指定されている 潰瘍性大腸炎、 クローン病、そして 大腸癌などがあります。 腸から始まる病気は多いです。 そのため下痢便が長く続く場合は、なんらかの病気の可能性もあるため、早めに専門医を受診されることをお勧めします。 押すと痛いときから、違和感程度まで痛む強さはさまざま 右上腹部の痛みと一口に言っても、その症状の出方はさまざまです。 急性腹症など重篤な疾患の場合は、 お腹を押さえた時に強い痛みを伴うこともあります。 反対に違和感程度の痛みしかない場合もありますが、 痛みが軽いからといって油断は禁物です。 冒頭でもお伝えした通り、 腹部には多くの臓器があるため、軽い腹痛でも治療すべき病気が潜んでいる可能性があります。 病院にかかる時に注意しておくべきことは、 どこが、いつから、どんな時に、どのように痛いかを医師に伝えられるようにしておくことです。 加えて、 痛みとともに出てきている症状について伝えると医師も正確な診断を下しやすくなるので、覚えておきましょう。 まとめ 右上腹部の痛みの原因について解説してきました。 今回は、内臓が原因となる痛みについて解説しましたが、この他に筋肉や骨・関節が痛みの原因となることもあります。 いずれにしても 痛みは、体からの警告です。 内臓や筋骨格系、あるいは精神面に異常をきたしているため、痛みが出てくるのです。 軽い痛みでも油断せず、痛みが続く場合は専門医を受診するようにしましょう。

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