ツムラ 27 効果。 製品番号021〜040 : 医療用漢方製剤

製品番号021〜040 : 医療用漢方製剤

ツムラ 27 効果

麻黄湯の名前の由来は? 麻黄湯は4つの生薬から構成されており(詳しくは後述)、主薬は麻黄(マオウ)なります。 麻黄湯はこれに由来します。 麻黄湯の特徴と飲み方 麻黄湯は 杏仁(キョウニン)、麻黄(マオウ)、桂皮(ケイヒ)、甘草(カンゾウ)が含まれる漢方薬。 咳や鼻づまりなどの風邪の症状や節々の痛みに対して使用されています。 基本的には 体力があり、発熱しても汗をかいていない人(ここ重要!)に向けて処方されるお薬で、 発汗を促すことによってその薬効を発揮していきます。 使用する方を間違えると症状が悪化したり、副作用に悩まされる可能性があるため注意が必要です。 麻黄湯はただの風邪のみならず、 インフルエンザに対しても効果を発揮することが最近の研究によって判明しています(こちらについては後述します)。 麻黄湯の文字にも含まれている「湯」というのは、その漢方薬の形を表しています。 つまり、もともとはお茶のような液体状の薬だったわけです。 液体だったものから抽出して、現在流通されている粉の形としています。 薬の効果を最大限発揮させるには、当然もとの形に則した形が良いとされており、麻黄湯の場合には液体状に戻してあげることが推奨されています。 発汗を促すための漢方薬であるため、お湯で飲むことが体にもプラスに働くことでしょう。 ただし、効果をきちんと発揮させるためには適したお湯の温度が必要です。 熱湯に入れてしまうと薬としての成分が揮発してしまう危険性があるからです。 ぬるめのお湯に溶かしての服用が、薬の効果をより発揮するコツとなります。 また発汗作用を持つ麻黄湯には生姜湯を混ぜて飲むと効果的。 味も飲みやすくなりますのでおすすめです。 麻黄湯の副作用 麻黄湯に関する副作用は、配合されている生薬に由来するものです。 甘草が含まれているため、注意しなければいけないのはそれに由来する 偽アルドステロン症や ミオパチーです。 これらは高血圧や低カリウム血症による筋力の低下などが主症状になります。 ただし、配合されている用量から考えれば、発生することはないとは言えませんが非常に少ないと言えるでしょう。 他の漢方薬の併用により甘草の量が多くなっていなければ、心配しなくてもよいと言えます。 次に気を付けていただきたいのが、麻黄による症状です。 麻黄にはエフェドリンが含まれているため、交感神経が刺激されることにより 不眠や 頻脈などの症状が出ることがあります。 心臓に疾患を抱えている方などには、特に注意していただきたい部分です。 ちなみに エフェドリンはドーピングの検査対象となっています。 スポーツ選手は風邪やインフルエンザに罹患しても麻黄湯は飲まない方がいいでしょう。 スポンサーリンク 麻黄湯はインフルエンザに有効? 麻黄湯の効果は発汗を促して体内の熱を発散させるものですが、そのほかにも 炎症を抑える作用とウイルスの増殖を抑える作用が研究により判明しています。 通常であればウイルスに感染した細胞は 自己消化機能によって排除されていきますが、インフルエンザウイルスはこの自己消化機能を阻害することが知られています。 さらにその細胞を排除するため、体内では炎症反応を起こして様々な物質が放出されています。 麻黄湯はそこに作用することにより 自己消化機能の回復が得られ、炎症物質の過剰な分泌が抑えられることで、抗ウイルス作用が発揮されると考えられています。 効能又は効果 悪寒、発熱、頭痛、腰痛、自然に汗の出ないものの次の諸症: 感冒、インフルエンザ 初期のもの 、関節リウマチ、喘息、乳児の鼻閉塞、哺乳困難 用法及び用量 通常、成人1日7. 5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。 なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。 ツムラ麻黄湯エキス顆粒 医療用 の添付文書より引用 通常麻黄湯は「1回1包(2. 5g)1日3回 毎食前(毎食間)」で処方されることが多いと思いますが、インフルエンザに対して使用する場合、初回のみ2包(5g)服用したり、2~3時間の間隔で服用するように指示されることがあります。 以前当院に在籍していた医師が漢方に詳しく、毎年インフルエンザシーズンになると上記にように処方していたのを思い出します。 また抗インフルエンザ薬とは作用機序が異なるため、併用されるケースもあります。 抗インフルエンザ薬について知りたい方は以下の記事もどうぞ。 参考記事: 麻黄湯は妊婦・授乳婦は飲んでもいい? 西洋薬はダメで漢方薬は良い。 そんなのは迷信です。 先程お話した通り、麻黄湯の主成分である麻黄には エフェドリンという成分が含まれています。 このエフェドリンは発汗を促し、気管支の機能を補助して風の諸症状を改善させるのですが、末梢の血流を少なくしてしまう効果があります。 妊婦が服用した場合、胎児に十分な血流が供給されない危険性があるために、産婦人科学会では使用してはいけないものと分類されています。 ただし、母体の危険性が上回る場合には使用を考慮します。 もちろんその際は担当の医師ときちんと相談して服用するようにして下さい。 長期間の使用は胎児への影響を考えて避けるべきですが、短期間であれば影響は少ないと考えられています。 授乳婦も服用することが可能です。 母乳中に移行したとしてもごく微量であり、赤ちゃんに対して悪影響が出る可能性は低いと考えられます。 ただこちらも妊婦同様、担当の医師に確認した上で服用するようにして下さいね。 まとめ 漢方薬で風邪といえば葛根湯が有名ですが、麻黄湯もしっかりとした実績のある漢方薬です。 近年の研究では、インフルエンザに対しても西洋薬と同等の効果を発揮すると考えられています。 今回の記事で少しでも麻黄湯に関して理解が深まれば幸いです。 それでは麻黄湯については以上とさせて頂きます。 最後まで読んで頂きありがとうございました。

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製品番号021〜040 : 医療用漢方製剤

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・喘鳴、咳嗽などを伴う場合。 ・乳幼児の感冒で、鼻閉塞のある場合。 なお、100ml程度の熱湯で溶かして飲むと効果的です。 慢性疾患なら、2~3ヶ月以上を目安に続けて下さい。 5g中) 下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1. 75gを含む。 キョウニン 4. 0g 4. 0g ケイヒ 4. 0g カンゾウ 2.

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加味帰脾湯【137番】の効果と副作用

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心の病では、漢方薬を使うことが身体の病気よりも多いかと思います。 どうしても精神科の薬には抵抗が強い方も多く、漢方薬を希望される患者さんも多いです。 それだけでなく、不定愁訴(はっきりしない症状)という部分に漢方薬は強みがあります。 現代のような社会でストレスにさらされると心身が疲れてしまい、貧血や不眠症、精神不安などさまざまな症状に悩まされる人が多くいます。 このような症状に対して使用される漢方薬に、「加味帰脾湯」があります。 加味帰脾湯は虚弱な体質を改善して、貧血や心身疲労を改善させる作用があります。 また、不安や緊張、イライラや抑うつなどを抑え、寝つきをよくしてくれます。 したがって虚弱な体質の人の神経症や心身症に対して効果があるとされています。 漢方薬にはそれぞれ番号がついていて、加味帰脾湯は「ツムラの137番」などとも呼ばれます。 ここでは、病院で処方される加味帰脾湯の効果と副作用についてお伝えしていきます。 1.加味帰脾湯【137番】の生薬成分の効能 加味帰脾湯は、消化機能を高める滋養強壮作用と、不安や緊張を落ち着かせる抗不安・精神安定作用が中心です。 補気・補血作用が認められ、帰脾湯よりも鎮静作用が期待できます。 漢方は、何種類かの生薬を合わせて作られています。 生薬は自然界にある天然のものが由来です。 天然のものといっても、生薬それぞれに作用が認められます。 ですから、漢方薬は生薬の合剤といえるのです。 加味帰脾湯は、14種類の生薬から有効成分を抽出して作られています。 非常にたくさんありますが、それぞれの生薬成分の作用をまとめてみてみましょう。 人参(3. 0g):強壮作用・抗ストレス作用・賦活作用・補気作用• 蒼朮・白朮(3. 0g):健胃作用・利尿作用・発汗作用• 茯苓(3. 0g):利尿作用・鎮静作用・健胃作用・抗めまい作用• 甘草(1. 0g):鎮痛作用・抗痙攣作用・鎮咳作用• 酸棗仁(3. 0g):鎮静作用・催眠作用・鎮痛作用• 竜眼肉(3. 0g):強壮作用・鎮静作用・補血作用• 遠志(2. 0g):鎮静作用・強壮作用・去痰作用• 当帰(2. 0g):補血作用・駆血作用・月経調整作用・潤腸作用• 生姜(1. 0g):発汗作用・健胃作用・制吐作用・鎮咳作用• 大棗(2. 0g):健胃作用・強壮作用・利尿作用・鎮静作用• 黄耆(3. 0g):強壮作用・利尿作用• 木香(1. 0g):健胃作用・整腸作用・鎮痛作用・理気作用• 柴胡(3. 0g):解熱作用・消炎作用・鎮痛作用・鎮静作用・抗ストレス作用• 山梔子(2. このように加味帰脾湯は、多彩な生薬成分が合わさって効果を発揮します。 人参・蒼朮・茯苓・甘草の4つは、「四君子湯(しくんしとう)という漢方薬」の基本となる生薬です。 補気剤といわれていて、心のエネルギーを充実させると同時に胃腸を丈夫にし、消化機能を高めます。 また、酸棗仁・竜眼肉・遠志・当帰の4つは、補血剤として肝や腎の機能を高めていきます。 さらに気持ちを落ち着かせる鎮静作用が認められる生薬です。 このような働きを有する生薬を組み合わせることで、加味帰脾湯の効果が得られます。 このように加味帰脾湯は、消化機能を高める滋養強壮作用と、不安や緊張を落ち着かせる抗不安・精神安定作用が中心と言えます。 その他の生薬も作用をサポートしています。 当帰は血の滞りを改善する駆血作用、木香は気の滞りを改善する理気作用があります。 生姜には身体を温める作用とともに、健胃作用と制吐作用があります。 黄耆には滋養強壮作用があります。 大棗や柴胡には、精神を鎮める作用があります。 また、山梔子は消炎鎮痛作用とともに黄疸を取り除きます。 加味帰脾湯は、帰脾湯に柴胡と山梔子を加えて、鎮静作用を強めた漢方薬です。 このようにみると加味帰脾湯は、体力のない人の精神の不安定さや不眠症などに対する改善効果が期待できることが分かります。 蒼朮と白朮は同じではなく、生薬としての作用は異なりますので注意が必要です。 2.加味帰脾湯の証 陰陽(陰)・虚実(虚)・寒熱(中間)・気血水(血虚・気虚) 漢方では、患者さん一人ひとりの身体の状態をあらわした「証」を考えながら薬を選んでいきます。 証には色々な考え方があり、その奥はとても深いです。 証とは、患者さんの体格や体質、身体の抵抗力やバランスの崩れ方などになります。 これらの証と、漢方薬の特徴を合わせていく必要があります。 証を見定めていくには四診という伝統的な診察方法を行っていくのですが、そこまでは保険診療の病院では行わないことがほとんどです。 病院では、患者さんの全体像から「証」を推測して判断していきます。 「陰陽」「虚実」「寒熱」など、証には様々な捉え方があります。 このうち医者が参考にする薬の本には、たいてい「陰陽」と「虚実」しかのっていません。 陰陽は身体全体の反応が活動的かどうかをみて、虚実は身体の抵抗力や病気の勢いをみます。 つまり病院では、以下の2点をみています。 体質が強いかどうか• 病気への反応が強いかどうか さらに漢方では、「気血水」という3つの要素にわけて病気の原因を考えていきます。 身体のバランスの崩れ方をみていくのです。 漢方の証について詳しく知りたい方は、「」をお読みください。 加味帰脾湯が合っている方は、以下のような証になります。 陰陽:陰証• 虚実:虚証• 寒熱:中間証• 気血水:血虚(血流不足・貧血症状)・気虚(心身疲労) 3.加味帰脾湯の効果と適応• 心身の疲労が目立つ不安障害や軽症うつ病や不眠症(心脾両虚)• 食欲低下や胃腸障害が目立つ不安障害や軽症うつ病• 自律神経失調症(イライラや不定愁訴)• 更年期障害や月経前緊張症(PMS)• 貧血や生理不順 加味帰脾湯は、漢方の古典である「済世全書」をもとに生薬の成分を配合しています。 それぞれの生薬成分の効果があわさって、ひとつの漢方薬としての効果がみられます。 加味帰脾湯は、虚弱な体質な人に向いている漢方薬です。 さらに心身疲労によって様々な不調をきたしたときに、効果が高い漢方薬といわれています。 精神安定作用があるので、精神不安や緊張、イライラなどを落ち着かせます。 さらに消化機能を高める作用があるので、心身疲労や食欲不振が目立つ不安障害や軽症うつ病、自律神経失調症などに使われます。 さらに加味帰脾湯は、心身や精神の疲労から睡眠障害を起こしている場合にも用いられます。 漢方の世界では、このような状態を心脾両虚といいます。 気力や体力の源が足りなくなってしまい、心と脾が活動できなくなっている状態と考えます。 加味帰脾湯は、心脾両虚に使われる代表的な漢方薬です。 また、更年期障害の症状として、疲れやすい・食欲不振・動悸・イライラ・胸苦しい・のぼせ・ほてりといったものがありますが、これに胃腸が弱かったり、顔色が悪いなどの症状が加わった場合には加味帰脾湯が向いています。 それ以外にも、生理前の精神的不安定さである月経前緊張症(PMS)、血を補う作用があるので貧血や生理不順に使われます。 女性によく使う漢方薬のひとつです。 このように加味帰脾湯は、虚弱な体質を改善して貧血や心身疲労を改善させ、心身症などの精神症状の強い人に用いて、体力をつけながら精神を安定させるのに役立つのです。 なお、添付文章に記載されている加味帰脾湯の適応は以下のようになっています。 虚弱体質で血色の悪い人の次の諸症: 貧血、不眠症、精神不安、神経症 4.加味帰脾湯の使い方 1日2~3回に分けて、空腹時(食前・食間)が基本です。 飲み忘れが多くなる方は食後でも構いません。 多くの漢方薬は、ツムラ・コタロー・クラシエから発売されています。 生薬成分の含まれる量は同じなのですが、会社によって漢方薬の1日量が異なります。 加味帰脾湯では、ツムラとコタロー、クラシエともに7. 5gになっています。 クラシエからは錠剤も発売されていますが、1日に27錠も服用する必要があります。 加味帰脾湯は、1日2~3回に分けて服用します。 漢方薬は空腹時に服用することを想定して配合されています。 ですから、食前(食事の30分前)または食間(食事の2時間後)に服用します。 量については、年齢や体重、症状によって適宜調整します。 漢方薬を空腹時に服用することで、麻黄や附子などの効果の強い生薬は胃酸によって効果をおだやかになり、その他の生薬は早く腸に到達して吸収がよくなります。 加味帰脾湯では、空腹時の方が吸収はよくなります。 とはいっても、空腹時はどうしても飲み忘れてしまいますよね。 現実的には食後に服用しても問題はありません。 ただし、保険適応は用法が食前のみなので、形式上は変更できません。 5.加味帰脾湯の効き目とは? 効果は2週間以上かけて、ゆっくりと認められることが多いです。 それでは、加味帰脾湯の効き目はどのような形でしょうか。 加味帰脾湯の効果は、人それぞれです。 証がぴったりと合う方には、効果テキメンなこともあります。 いままで様々な症状で悩まされていた方が、ビックリするくらいに穏やかになることもあります。 その一方で、まったく効果の実感がない方もいらっしゃいます。 加味帰脾湯は、一般的には効き目はゆっくりです。 とくに病気で悩まされていた期間が長い患者さんほど、そのバランスを整えるには時間がかかります。 効果は2週間くらいから認められることがあります。 じっくりと時間をかけて効果が認められることもあるので、焦らず使い続けていくことが大切です。 このような効き目なので、抗不安薬のようにすぐに不安を取り除いてくれるような即効性はありません。 ですから、不安発作に頓服として使っても効果は期待しにくいです。 漢方薬の効果について詳しく知りたい方は、「」をお読みください。 6.加味帰脾湯の副作用 加味帰脾湯では、生薬固有の副作用として偽アルドステロン症とミオパチーに注意が必要です。 漢方薬は一般的に安全性が高いと思われています。 しかしながら、生薬は自然のものだから副作用は全くないというのは間違いです。 漢方薬の副作用としては、大きくわけて3つのものがあります。 アレルギー反応• 生薬固有の副作用 漢方薬の副作用として最も多いのが誤治です。 漢方では、その人の状態に対して「漢方薬」が処方されます。 ですから状態を見誤って処方してしまうと、調子が悪くなってしまうことがあり、効果が期待できません。 このことを誤治といいます。 誤治では、さまざまな症状が認められます。 これを副作用といえばそうなるのですが、その原因は証の見定めを間違えたことにあります。 あらためて証を見直して、適切な漢方薬をみつけていきます。 また、食べ物でもアレルギーがあるように、生薬にもアレルギーがあります。 アレルギーはどんな生薬にでも起こりえるもので、体質に合わないとアレルギー反応が生じることがあります。 加味帰脾湯の成分に対する過敏症として発疹や蕁麻疹などの症状が現れる場合があります。 そして、生薬自体の作用による副作用も認められます。 生薬の中には、その作用が悪い方に転じて「副作用」となってしまうものもあります。 加味帰脾湯の生薬成分のひとつである甘草は、大量に服用すると生薬としての副作用が懸念されます。 偽アルドステロン症と呼ばれる機能異常によって、尿量の減少や高血圧、むくみ、低K血症などが認められることがあります。 低K血症によって、脱力感や四肢痙攣、麻痺などのミオパチーが現れることがあります。 これ以外にも加味帰脾湯によって、食欲不振、胃部不快感、悪心、腹痛、下痢なども報告されています。 このような症状に気づいたら、医師または薬剤師に相談してください。 漢方薬の副作用について詳しく知りたい方は、「」をお読みください。 7.加味帰脾湯の効果が期待できる人とは? 加味帰脾湯は、効果があると信じ込める人の方が効果が期待できます。 昔から「良薬は口に苦し」といわれてきたように、独特の苦みが漢方の効能を引き立たせてくれることがあります。 このような思い込みの効果ともいえるプラセボ効果(偽薬効果)は、心の病気では非常に大きいのです。 一般的に精神科のお薬は、30%ほどのプラセボ効果があるといわれています。 臨床試験などを行うと、ダミーの薬でも3割くらいの人には効果が認められるのです。 漢方薬のプラセボ効果は、西洋薬よりも大きいという報告もあります。 ですから、加味帰脾湯は効くと思い込んで服用した方がよいのです。 そういう意味では、信じ込める人の方が効きやすいのです。 せっかく服用するのですから、「こんなに苦いんだから加味帰脾湯は効くんだ!」を思いながら服用してください。 加味帰脾湯を心の治療に使う時は、現実的には以下のケースがあります。 加味帰脾湯自体の効果を本当に期待する場合• 副作用で抗うつ剤や抗不安薬が使えない場合• 抗うつ剤や抗不安薬を使うことに対する不安が大きい場合• 薬の量を減らしていく時に不安が強い場合• しかしながら、加味帰脾湯の効果だけを本当に期待して使うケースばかりではありません。 実際の現場では、さまざまなケースで加味帰脾湯が使われています。 せっかく服用されるのでしたら、しっかり効くと言い聞かせながら服用してください。 まとめ 加味帰脾湯は、消化機能を高める滋養強壮作用と、不安や緊張を落ち着かせる抗不安・精神安定作用が中心です。 補気・補血作用が認められ、帰脾湯よりも鎮静作用が期待できます。 陰陽(陽)・虚実(虚)・寒熱(中間)・気血水(血虚・気虚) 加味帰脾湯は、以下のような方に使われます。 心身の疲労が目立つ不安障害や軽症うつ病や不眠症(心脾両虚)• 食欲低下や胃腸障害が目立つ不安障害や軽症うつ病• 自律神経失調症(イライラや不定愁訴)• 更年期障害や月経前緊張症(PMS)• 貧血や生理不順 2017年3月24日 カテゴリー• 1,156• 月別アーカイブ•

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