ハンプティ ダンプティ 怖い。 『鏡の国のアリス』ネタバレ紹介!原作小説のあらすじから結末まで!|よなよな書房

ハンプティダンプティ マザーグース 歌詞・日本語訳・試聴

ハンプティ ダンプティ 怖い

scp-wiki. scp-wiki. その上で、必要な場合はアーカイブの閲覧先としてこのページをリンクしてください。 scp-wiki. wikidot. 0 ---- When you make fanart or any other fanmade works for this article, you must attribute the original article. When it, you must describe as follows: これはハンプティ・ダンプティの卵です。 あっためてあげてくださいね。 SCP-690-JPを用いた実験はセキュリティクリアランス4以上の職員2人による許可を得た上で行ってください。 現在までに確保されているSCP-690-JPは6本存在しており、そのいずれにおいても映像媒体に記録されている対象は卵生です。 未収容のSCP-690-JPが確認された場合、機動部隊E-G "パッカーノ" によって回収されます。 報告書への不正なアクセスが確認されました。 当該アクセスの位置情報の割り出しが行われ、機動部隊による確認作業が行われます。 卵が一つ、割れました。 SCP-690-JPの曝露者は身元の確認が行われ次第、財団による監視が行われます。 曝露者の情報媒体へのアクセスが認められる機器の所持、又は接触の一切を禁止してください。 機器の所持、又は接触が確認された場合、速やかに記憶処理を行い、それらの機器の没収を行ってください。 これは「ハンプティ・ダンプティは卵生である」という観念の拡散を防ぐための措置であり、状況によっては終了措置も認められています。 曝露者は月に1回、講習会を受講するように誘導が行われます。 また、自動botによってSCP-690-JPの曝露者によるインターネット上の書き込み、要約するに「ハンプティ・ダンプティが卵生である」等の文面の投稿は監視、制限されています。 また、月に1度、自動botの解析を行い、確認されている曝露者以外の人物が確認された場合、前述した曝露者への措置を取り行ってください。 もう少ししたら孵りそう。 ハンプティ・ダンプティの卵は、その時を今か今かと待っているよ。 卵生であるが故の説明: SCP-690-JPは製造元不明の「卵生であるハンプティ・ダンプティ」を題材にしたアニメーションDVDです。 外箱、並びにDVDそのものに異常性は見られていません。 SCP-690-JPに記録されている映像媒体を視聴した対象は、「ハンプティ・ダンプティは卵生である」という観念を有します。 この「ハンプティ・ダンプティは卵生である」といった観念は記憶処理によって取り除く事はできず、また、対象がその観念を情報媒体を通して伝え、それを他の人間が「ハンプティ・ダンプティは卵生である」という確信を以て認識した場合、対象は同様の観念を有するようになります。 なお、SCP-690-JPに記録されている映像媒体は、全て卵生であるハンプティ・ダンプティが上下左右反転して記録されており、その観念に関するエピソードが収められている点は注目されるべきです。 報告書への不正なアクセスが確認されました。 当該アクセスの位置情報の割り出しが行われ、機動部隊による確認作業が行われます。 卵が九つ、割れました。 また、当該オブジェクトに関して記録媒体に記述を行おうとすると、その記録媒体の一部に特定の改竄が行われます。 全てにおいて共通している事例として、「ハンプティ・ダンプティは卵生である」という観念の確信を助長するような改竄である点が挙げられます。 例として、アップロード元不明の画像データ並びにキャプションの追加、文面の変更、「ハンプティ・ダンプティは卵生である」事が確認されています。 そのため、当該報告書の長時間の閲覧は「ハンプティ・ダンプティは卵生である」という観念に確信を抱く可能性があるため推奨されず、特定時間以上の当該ページへのアクセスは制限されています。 SCP-690-JPの曝露者の特徴として、情報媒体への積極的な接触が確認されています。 以下は曝露者を標準人型ユニットへ収容し、財団が用意した特定のサイトにしか接続不可能な情報媒体を設置した上で、観察が行われた監視カメラによる映像ログの書き起こしです。 SCP-690-JP監視映像ログ 対象: あと少しで割れそうな作家の卵であるSCP-690-JP-A 07:39:21 起床。 情報媒体であるPCを確認すると、即座に電源を付け待機する。 08:45:03 暫く起動後のデスクトップ画面を眺めていたが、インターネットブラウザを開き、「ハンプティ・ダンプティ 卵生」等のキーワードで3298回検索を行う。 11:20:36 3298回の検索を終えた後、URL欄に「」と入力を行い、当該ホームページに2171回アクセスを試みる。 なお、当該サイトは本来のインターネットブラウザにおいても存在が確認できていないサイトである。 13:37:10 ワードブラウザを開き、テキストの執筆を開始する。 後の調査において、卵生であるハンプティ・ダンプティによる英国を舞台にした冒険小説を執筆していた事が判明した。 17:20:19 再びインターネットブラウザを開き、前述したようなキーワード検索、並びにURL入力からのアクセスを試みる。 多少の差異はあれども、それらは全て共通して「ハンプティ・ダンプティは卵生である」といった観念に共通していた。 23:11:57 就寝。 報告書への不正なアクセスが確認されました。 当該アクセスの位置情報の割り出しが行われ、機動部隊による確認作業が行われます。 卵が二十一つ、割れました。 その結果、「ハンプティ・ダンプティは卵生である」と確信を得ていた曝露者の 4分の1程度の異常性の除去に成功しました。 しかしながら、残り4分の 3は未だ曝露状態であるため、現在財団によって「ハンプティ・ダンプティは卵生である」というの観念の拡散が行われる事のないよう、当該人物らの監視が行われています。 マゴ博士の提言 例えば、このオブジェクトの中身の映像が 二足歩行のネズミであったり、ネコ型ロボットであったとしよう。 もしそうであったのならば、このオブジェクトへの対処は容易である。 何せ、ネズミもネコも哺乳類である以上、胎生である事は事実として誰もが認識しており、言われるまでもない事だからだ。 しかし、我々はこのキャラクターのいかなる種的特徴や、外見的類似等を科学的に並べ立てたとしても、このキャラクターが「卵生でない」という事実を我々は確信を以て証明する事ができない。 講習会ではハンプティ・ダンプティは人間として描かれた事例や、ハンプティ・ダンプティはリチャード三世を指示している説等を根拠とし、ハンプティ・ダンプティは胎生の可能性が非常に高い事をそれらしく説明してはいるが、観念の撤回においては効果が芳しくはない。 そのため、現在財団内ではルイス・キャロルの文献、更にそこから派生した様々な文献からハンプティ・ダンプティが卵生ではない証拠を集めようとしている。 しかし、こちらも進捗は芳しくない。 今やハンプティ・ダンプティは動きまわる卵そのものとしての印象が人々には強く根付いてしまっている。 更に言えば、ハンプティ・ダンプティは未だ孵っていないのである。 その中身について語られる事はない。 中身が何で、果たしてそれが本当に卵生なのか、そうでないのかは誰にもわからないのだ。 彼は卵生であり、卵生ではない、それは全て 一個人の解釈に委ねられてしまう。 これを定義できるのは己だけだ。 ひびが、はいったね。 それはハンプティ・ダンプティへの仲間入りであり、同時に僕らの仲間になったという事です。 それは喜ばしい事です。 革命的です。 革新的です。 故に、遂に卵は孵ります。 他ならぬ、君の頭の中から抑圧された幻想は卵として情報に解き放たれます。 つまりはそういう事です。 君はハンプティ・ダンプティの創作者になります。 僕らの共犯者です。 裏切り者です。 仲間です。 悔やむ事はありません。 君は常日頃からそうしたいと思っているでしょう。 僕もそうです。 僕もそうありたいと願っていました。 常日頃から、新しい物を生み出し続けたいと願っています。 クリエイティブでありたいと願っています。 そうしてこれができました。 記念すべきハンプティ・ダンプティの物語を僕らは作り上げました。 ここに物語がありました。 僕らの頭蓋が殻だとして、この物語は黄身自身です。 僕らの頭が炸裂する事で、君は形を為し、ハンプティ・ダンプティが生まれます。 生まれなければ黄身は腐り落ち、ハンプティ・ダンプティは、明確なイメージは死んでいきます。 だから産み続けましょう。 それが僕らがこんな所にいる証明です。 君もこんな所にいる証明です。 いつまでコンテニューするのですか? 復唱してください。 ハンプティ・ダンプティは卵生である。 ハンプティ・ダンプティも卵生である。 ハンプティ・ダンプティこそ卵生である。 ハンプティ・ダンプティだけでなく、君は卵生である。 ハンプティ・ダンプティを君は卵生する。 おめでとう! ほら、新しいハンプティ・ダンプティが世界に飛び立っていったよ!.

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ハンプティダンプティって、なんていう意味ですか??><

ハンプティ ダンプティ 怖い

でも、たまごはどんどん大きくなるばかりで、どんどん人間じみてきました。 あと数メートルのところまでくると、そのたまごには目も鼻も口もついているのがわかります。 そして間近にきてみると、それがまさに他ならぬハンプティ・ダンプティだというのがはっきりわかりました。 「ほかに考えられないわ! 顔中にハンプティ・ダンプティの名前が書いてあるくらいはっきりわかる」とアリスはつぶやきました。 それはそれは巨大な顔だったもので、百回書いてもまだ余ったでしょう。 「それにしても、ほんとにたまごそっくりよねぇ!」とアリスは声に出していいながら、腕を広げてかれをキャッチしようとしていました。 いまにも落ちてくるものと確信していたからです。 ハンプティ・ダンプティは、ながいこと何も言いませんでした。 そして、口を開いたときには、アリスのほうを見ないようにしています。 「それに、世の中にはすごくきれいなたまごもあるじゃないですか」とつけくわえて、なんとか自分のせりふをほめことばに仕立てようとしてみます。 「世の中には」とハンプティ・ダンプティは、さっきと同じく目をそらしています。 「赤ん坊なみの常識もないようなやつらもいるんだからな!」 アリスは、なんと答えていいやらわかりませんでした。 まるっきり会話らしくないわね、だってハンプティ・ダンプティは、 あたしに向かってはなにも言わないんだもの、とアリスは思いました。 王さまの馬や兵隊総がかりでも もとの場所には戻せぬハンプティ・ダンプティ」 「最後の行は、この詩にはちょっと長すぎるのよね」とアリスは、ほとんど声に出して言いそうになりました。 ハンプティ・ダンプティに聞こえるかもしれないのを忘れていたのです。 「そんな突っ立って一人でブツブツ言ってるんじゃない。 「それでどういう意味?」 「名前って、意味がなきゃいけないんですか?」アリスは疑わしそうにたずねます。 「いけないに決まってるだろうが」ハンプティ・ダンプティはちょっと笑いました。 あんたのみたいな名前では、ほとんどどんな形にだってなれそうじゃないか」 「なぜたった一人でこんなところにすわってらっしゃるんですか?」アリスは口論をはじめたいとは思わなかったのでこう言いました。 「そりゃもちろん、ここにはほかにだれもいないからだよ!」とハンプティ・ダンプティ。 「 その程度のものに答えられんとでも思ったか! 次いってごらん」 「地面におりたほうが安全だと思わないんですか?」アリスは、別になぞなぞを続けようと思ったわけではなく、単にこの変な生き物に対し、善意から心配してこう言ったのです。 「だってその壁、 とってもせまいじゃないですか!」 「なんともまあ、えらく他愛のないなぞなぞばかりをきくもんだな!」とハンプティ・ダンプティはうなるように言います。 「いやまったくこりゃひどい話だ!」ハンプティ・ダンプティはいきなり、憤怒にかられて叫びました。 「ああそうね! そういうことも 本になら書くだろうさ」ハンプティ・ダンプティは、もっと落ち着いた口調で言いました。 「それがイギリスの歴史ってもんだからね、つまるところ。 さ、このわたしをよっくごらん! わたしは王さまと話したことがあるヤツなんだからな、 このわたしが。 そんなやつには、ちかってほかにお目にかかったことがあるまい。 でも鼻にかけてないのを示すため、あんたと握手してあげようではないの!」そして前にかがむと同時に(そしてそのせいで、ほとんど壁からおっこちかけましたが)ほとんど耳から耳へ届くように、にんまりと笑って見せて、アリスに手を差し出します。 アリスは、その手を握り返しながらも、ちょっと心配になってハンプティ・ダンプティを見つめていました。 「これ以上にんまりしたら、口の端が裏側でくっついちゃうんじゃないかしら。 そしたら、頭はいったいどうなっちゃうことやら! ポロッと落ちちゃうかも!」 「そうとも、配下の馬や兵隊を総がかりでな」とハンプティ・ダンプティは続けました。 「たちまちまた拾い上げてくれる、まちがいなくね! しかしながら、この会話は先を急ぎすぎておる。 もう一つのそのまた一つ前のせりふに戻ろうではないの」 「どうも、はっきり覚えていないんですが」アリスはとてもおぎょうぎよく申しました。 「それならば最初からやりなおそう。 (「これがゲームかなんかみたいな言い方ね!」とアリスは思いました。 )「そこであんたに質問。 あんた、いくつだって言ったっけね?」 アリスはちょっと計算して言いました。 「七つ半です」 「ブーッ! おおまちがい」ハンプティ・ダンプティは勝ち誇ったように言います。 「あんたそんなこと、一言も言ってやしないだろう!」 「『何歳なの?』っていう意味だろうと思ったんですけど」とアリスは説明しました。 「そういう意味のつもりなら、そういうふうに言ってるよ」とハンプティ・ダンプティ. アリスはまた口論をはじめる気はなかったので、なにも申しませんでした。 「七歳六ヶ月とはね!」ハンプティ・ダンプティは考え込むように繰り返します。 「なんか落ち着かない年頃だわな。 「自尊心が許しませんってわけかい」と相手がつっこみます。 そう言われてアリスはなおさら頭にきました。 「そうじゃなくて、人が歳をとるのはどうしようもないでしょうって意味です」 「一人ならそうかもな。 でも二人ならどうしようもある。 しかるべき助けがあれば、七歳でやめとけたかもしれないのにねぇ」とハンプティ・ダンプティ。 「そこにつけてらっしゃるベルト、すごくきれいですね!」アリスはいきなりもうしました。 (歳のはなしはもういい加減たくさんだと思ったのです。 そして話題を順番に選ぶというのがほんとうなら、こんどは自分の番だ、とアリスは考えました。 )「もとい」と考え直して訂正します。 ハンプティ・ダンプティはすっかり怒ってしまったようで、別の話題にすればよかったとアリスは後悔しはじめたのです。 「まったく、どこが首でどこがウェストだかわかったらいいのに!」とアリスはこっそり考えました。 しばらく何も言わなかったものの、あきらかにハンプティ・ダンプティはとても怒っていました。 そしてやっと再び口をきいたときにも、それは深いうなり声でした。 「これはチョーカーだよ、おじょうちゃん。 しかもその通り、非常に美しいものだね。 白の王さまと女王さまからの贈り物なのだよ。 どうだね!」 「まあ、そうなんですか」アリスは、やっぱりこれはいい話題を選んだとわかって、とてもうれしく思いました。 ハンプティ・ダンプティは、片ひざを反対のひざのうえにのせて、それをそれぞれの手でつかみました。 そして、考え深そうに続けます。 「別に怒っちゃいないよ」とハンプティ・ダンプティ。 「そうじゃなくて、 いったい非誕生日のプレゼントってなんなんですか?」 「お誕生日じゃないときにもらうプレゼントだよ、もちろん」 アリスはちょっと考えこみました。 そしてやっと「あたしはお誕生日のプレゼントがいちばんいいな」と言いました。 「あんた、自分がなに言ってるかわかってんの?」とハンプティ・ダンプティ。 「一年は何日?」 「三百六十五」とアリス。 「で、あんたのお誕生日は何回?」 「一回」 「それで三百六十五から一を引いたらなんになる?」 「三百六十四よ、もちろん」 ハンプティ・ダンプティは疑わしそうな顔をします。 「紙に書いてもらったほうがいいな」 アリスはメモ帳を取りだして、計算をしてあげながらも、つい笑ってしまいました。 「逆さにお持ちですけど!」とアリスが口をはさみます。 「いやはやその通りだ!」とハンプティ・ダンプティは、アリスにメモ帳をひっくり返してもらって陽気に言いました。 「どうも様子がへんだとは思ったんだ。 「そしてお誕生日プレゼントの日は 一回しかないのがわかる。 さあのめや歌えや!」 「のめや歌えやって、なにをおっしゃってるのかわかんないです」とアリス。 ハンプティ・ダンプティはバカにしたような笑いを浮かべます。 いまのは『さあこれであんたはこの議論で完全に言い負かされたわけだ』という意味だ」 「でも『のめや歌えや』って、『これであんたはこの議論で完全に言い負かされた』なんて意味じゃないでしょう」とアリスは反論します。 「問題は、ことばにそんないろいろちがった意味を持たせられるかってことよ」とアリス。 アリスはわけがわからず、何も言えませんでしたので、しばらくしてからハンプティ・ダンプティがまた口を開きました。 「やっとまともな子らしい口をきくようになったな!」ハンプティ・ダンプティはずいぶん機嫌がなおったようです。 「『不可侵性』でわたしが意味しようとしたのは、この話はいい加減もうたくさんで、あんただって残り一生ここに止まってるつもりじゃなかろうし、次にどうするつもりかそろそろ述べたほうがいいぞ、ということだな」 「ことば一つに、ずいぶんたくさんの意味を持たせるんですねえ」とアリスは考え込んでいいました。 「ことばにいまくらいたくさん仕事をさせるときには、給料もよけいに払うんだよ」とハンプティ・ダンプティ。 「まあ」アリスはわけがわからず、ほかに何も言えませんでした。 「まったく、土曜の晩にことばが群がってくるところを見せたいよ。 給料を受け取りにくるわけでしてね」とハンプティ・ダンプティは、頭を左右にえらそうにふってみせます。 (アリスはハンプティ・ダンプティが何で給料を支払ったのか、きく勇気がもてなかったんだ。 そういうわけで、ぼくも きみに説明できないんだよ。 ) 「ことばの説明がとってもお上手みたいですね。 よろしければ、『』という詩の意味を教えていただけませんでしょうか?」 「聞こうではないの」とハンプティ・ダンプティ。 「むずかしいことばがたくさんある。 じゃあ 『 俊 ( しゅ )るり』は?」 「うむ、 『 俊 ( しゅ )るり』は、『 俊敏 ( しゅんびん )でぬるりとした』という意味。 『 俊敏 ( しゅんびん )』は『元気がいい』というのと同じことである。 『 躯捩 ( くねん )する』は、コルク抜きみたいに穴をグリグリと開けることである」 「じゃあ 『幅かり』っていうのは、日時計のまわりの草地のこと、かしら?」と言ったアリスは、自分の賢さにわれながらおどろいてしまいました。 「もちろんそうである。 「まさにその通り。 さてこんどの 『みじらしい』というのは『みすぼらしくてみじめ』ってことであるな(ほら、これまたかばんなのだ)。 でも 『 居漏 ( いろ )』となると、わたしもよくわからん。 にしても、こんなむずかしいものをあんたに暗唱して聞かせたというのは、いったい何者かね」 「本で読んだんです。 ハンプティ・ダンプティは、アリスの発言をまったく無視してつづけました。 「わたしがこれから暗唱する詩篇はだね、あんたのためだけに書かれたものであるのよ」 アリスとしては、そういうことならこれは 聞くしかないと思いましたので、腰をおろし、「ありがとうございます」と言いました。 ちょっと悲しそうに。 「ぼくはもう一度書き送り曰く 『言うとおりにするのが身のためよ』 魚たちはにやりと答え 『ずいぶんご機嫌ななめですねぇ!』 一回言ったが、二回言ったが 聞く耳もたぬが 魚 ( うお )の 性 ( さが ) ぼくはピカピカやかんをとった 目下の仕事にぴったりだった 胸はどきどき心ははずみ 自慢のやかんを満たすは 泉 ( いずみ ) そこへだれかがやってくると 『小魚たちは寝ちゃったよ』と ぼくはそいつにはっきり告げた 『だったらも一度起こしてきてよ』 これは大きくはっきり告げた 耳元間近でどなってやった」 ハンプティ・ダンプティはこのくだりを暗唱するとき、ほとんど金切り声になりましたので、アリスは身震いしました。 そしてドアに鍵がかかって 悩苦 ( のうく ) 押してはひいては蹴ってはノック。 「それだけ?」とアリスはおずおずとたずねました。 「これだけ。 さよなら」とハンプティ・ダンプティ。 これっていきなりすぎないかしら、とアリスは思いました。 が、立ち去れというのを ここまでほのめかされると、このままいたらかなりお行儀わるいな、という気がします。 そこで立ち上がり、手を差し出しました。 「さよなら、またお目にかかるまで!」となるべく明るい声で言います。 「またお目にかかることなんか、 あったとしてもわたしには見分けがつくまいよ」ハンプティ・ダンプティは怒ったように返事をしながら、指を一本差し出してアリスに握らせました。 「あんた、ほかの人間とえらくそっくりだからねえ」 「ふつうは、顔で見分けるものですけれど」とアリスは慎重にもうします。 「わたしが言ってるのも、まさにそういうことだよ。 いつだって同じ。 アリスはもうしばらく待って、ハンプティ・ダンプティがまた口を開くかどうか見てみました。 でも二度と目を開きもしなかったし、アリスをまったく意に介する様子もなかったので、もういちど「さようなら!」と言ってみました。 そしてこれにも返事がなかったので、アリスは静かにそこを立ち去りました。 でも歩きながら、どうしてもつぶやかずにはいられませんでした。 というのもまさにそのしゅんかん、森中に「グシャッ」というすさまじい音がとどろきわたったからです。

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ハンプティ ダンプティ 怖い

でも、たまごはどんどん大きくなるばかりで、どんどん人間じみてきました。 あと数メートルのところまでくると、そのたまごには目も鼻も口もついているのがわかります。 そして間近にきてみると、それがまさに他ならぬハンプティ・ダンプティだというのがはっきりわかりました。 「ほかに考えられないわ! 顔中にハンプティ・ダンプティの名前が書いてあるくらいはっきりわかる」とアリスはつぶやきました。 それはそれは巨大な顔だったもので、百回書いてもまだ余ったでしょう。 「それにしても、ほんとにたまごそっくりよねぇ!」とアリスは声に出していいながら、腕を広げてかれをキャッチしようとしていました。 いまにも落ちてくるものと確信していたからです。 ハンプティ・ダンプティは、ながいこと何も言いませんでした。 そして、口を開いたときには、アリスのほうを見ないようにしています。 「それに、世の中にはすごくきれいなたまごもあるじゃないですか」とつけくわえて、なんとか自分のせりふをほめことばに仕立てようとしてみます。 「世の中には」とハンプティ・ダンプティは、さっきと同じく目をそらしています。 「赤ん坊なみの常識もないようなやつらもいるんだからな!」 アリスは、なんと答えていいやらわかりませんでした。 まるっきり会話らしくないわね、だってハンプティ・ダンプティは、 あたしに向かってはなにも言わないんだもの、とアリスは思いました。 王さまの馬や兵隊総がかりでも もとの場所には戻せぬハンプティ・ダンプティ」 「最後の行は、この詩にはちょっと長すぎるのよね」とアリスは、ほとんど声に出して言いそうになりました。 ハンプティ・ダンプティに聞こえるかもしれないのを忘れていたのです。 「そんな突っ立って一人でブツブツ言ってるんじゃない。 「それでどういう意味?」 「名前って、意味がなきゃいけないんですか?」アリスは疑わしそうにたずねます。 「いけないに決まってるだろうが」ハンプティ・ダンプティはちょっと笑いました。 あんたのみたいな名前では、ほとんどどんな形にだってなれそうじゃないか」 「なぜたった一人でこんなところにすわってらっしゃるんですか?」アリスは口論をはじめたいとは思わなかったのでこう言いました。 「そりゃもちろん、ここにはほかにだれもいないからだよ!」とハンプティ・ダンプティ。 「 その程度のものに答えられんとでも思ったか! 次いってごらん」 「地面におりたほうが安全だと思わないんですか?」アリスは、別になぞなぞを続けようと思ったわけではなく、単にこの変な生き物に対し、善意から心配してこう言ったのです。 「だってその壁、 とってもせまいじゃないですか!」 「なんともまあ、えらく他愛のないなぞなぞばかりをきくもんだな!」とハンプティ・ダンプティはうなるように言います。 「いやまったくこりゃひどい話だ!」ハンプティ・ダンプティはいきなり、憤怒にかられて叫びました。 「ああそうね! そういうことも 本になら書くだろうさ」ハンプティ・ダンプティは、もっと落ち着いた口調で言いました。 「それがイギリスの歴史ってもんだからね、つまるところ。 さ、このわたしをよっくごらん! わたしは王さまと話したことがあるヤツなんだからな、 このわたしが。 そんなやつには、ちかってほかにお目にかかったことがあるまい。 でも鼻にかけてないのを示すため、あんたと握手してあげようではないの!」そして前にかがむと同時に(そしてそのせいで、ほとんど壁からおっこちかけましたが)ほとんど耳から耳へ届くように、にんまりと笑って見せて、アリスに手を差し出します。 アリスは、その手を握り返しながらも、ちょっと心配になってハンプティ・ダンプティを見つめていました。 「これ以上にんまりしたら、口の端が裏側でくっついちゃうんじゃないかしら。 そしたら、頭はいったいどうなっちゃうことやら! ポロッと落ちちゃうかも!」 「そうとも、配下の馬や兵隊を総がかりでな」とハンプティ・ダンプティは続けました。 「たちまちまた拾い上げてくれる、まちがいなくね! しかしながら、この会話は先を急ぎすぎておる。 もう一つのそのまた一つ前のせりふに戻ろうではないの」 「どうも、はっきり覚えていないんですが」アリスはとてもおぎょうぎよく申しました。 「それならば最初からやりなおそう。 (「これがゲームかなんかみたいな言い方ね!」とアリスは思いました。 )「そこであんたに質問。 あんた、いくつだって言ったっけね?」 アリスはちょっと計算して言いました。 「七つ半です」 「ブーッ! おおまちがい」ハンプティ・ダンプティは勝ち誇ったように言います。 「あんたそんなこと、一言も言ってやしないだろう!」 「『何歳なの?』っていう意味だろうと思ったんですけど」とアリスは説明しました。 「そういう意味のつもりなら、そういうふうに言ってるよ」とハンプティ・ダンプティ. アリスはまた口論をはじめる気はなかったので、なにも申しませんでした。 「七歳六ヶ月とはね!」ハンプティ・ダンプティは考え込むように繰り返します。 「なんか落ち着かない年頃だわな。 「自尊心が許しませんってわけかい」と相手がつっこみます。 そう言われてアリスはなおさら頭にきました。 「そうじゃなくて、人が歳をとるのはどうしようもないでしょうって意味です」 「一人ならそうかもな。 でも二人ならどうしようもある。 しかるべき助けがあれば、七歳でやめとけたかもしれないのにねぇ」とハンプティ・ダンプティ。 「そこにつけてらっしゃるベルト、すごくきれいですね!」アリスはいきなりもうしました。 (歳のはなしはもういい加減たくさんだと思ったのです。 そして話題を順番に選ぶというのがほんとうなら、こんどは自分の番だ、とアリスは考えました。 )「もとい」と考え直して訂正します。 ハンプティ・ダンプティはすっかり怒ってしまったようで、別の話題にすればよかったとアリスは後悔しはじめたのです。 「まったく、どこが首でどこがウェストだかわかったらいいのに!」とアリスはこっそり考えました。 しばらく何も言わなかったものの、あきらかにハンプティ・ダンプティはとても怒っていました。 そしてやっと再び口をきいたときにも、それは深いうなり声でした。 「これはチョーカーだよ、おじょうちゃん。 しかもその通り、非常に美しいものだね。 白の王さまと女王さまからの贈り物なのだよ。 どうだね!」 「まあ、そうなんですか」アリスは、やっぱりこれはいい話題を選んだとわかって、とてもうれしく思いました。 ハンプティ・ダンプティは、片ひざを反対のひざのうえにのせて、それをそれぞれの手でつかみました。 そして、考え深そうに続けます。 「別に怒っちゃいないよ」とハンプティ・ダンプティ。 「そうじゃなくて、 いったい非誕生日のプレゼントってなんなんですか?」 「お誕生日じゃないときにもらうプレゼントだよ、もちろん」 アリスはちょっと考えこみました。 そしてやっと「あたしはお誕生日のプレゼントがいちばんいいな」と言いました。 「あんた、自分がなに言ってるかわかってんの?」とハンプティ・ダンプティ。 「一年は何日?」 「三百六十五」とアリス。 「で、あんたのお誕生日は何回?」 「一回」 「それで三百六十五から一を引いたらなんになる?」 「三百六十四よ、もちろん」 ハンプティ・ダンプティは疑わしそうな顔をします。 「紙に書いてもらったほうがいいな」 アリスはメモ帳を取りだして、計算をしてあげながらも、つい笑ってしまいました。 「逆さにお持ちですけど!」とアリスが口をはさみます。 「いやはやその通りだ!」とハンプティ・ダンプティは、アリスにメモ帳をひっくり返してもらって陽気に言いました。 「どうも様子がへんだとは思ったんだ。 「そしてお誕生日プレゼントの日は 一回しかないのがわかる。 さあのめや歌えや!」 「のめや歌えやって、なにをおっしゃってるのかわかんないです」とアリス。 ハンプティ・ダンプティはバカにしたような笑いを浮かべます。 いまのは『さあこれであんたはこの議論で完全に言い負かされたわけだ』という意味だ」 「でも『のめや歌えや』って、『これであんたはこの議論で完全に言い負かされた』なんて意味じゃないでしょう」とアリスは反論します。 「問題は、ことばにそんないろいろちがった意味を持たせられるかってことよ」とアリス。 アリスはわけがわからず、何も言えませんでしたので、しばらくしてからハンプティ・ダンプティがまた口を開きました。 「やっとまともな子らしい口をきくようになったな!」ハンプティ・ダンプティはずいぶん機嫌がなおったようです。 「『不可侵性』でわたしが意味しようとしたのは、この話はいい加減もうたくさんで、あんただって残り一生ここに止まってるつもりじゃなかろうし、次にどうするつもりかそろそろ述べたほうがいいぞ、ということだな」 「ことば一つに、ずいぶんたくさんの意味を持たせるんですねえ」とアリスは考え込んでいいました。 「ことばにいまくらいたくさん仕事をさせるときには、給料もよけいに払うんだよ」とハンプティ・ダンプティ。 「まあ」アリスはわけがわからず、ほかに何も言えませんでした。 「まったく、土曜の晩にことばが群がってくるところを見せたいよ。 給料を受け取りにくるわけでしてね」とハンプティ・ダンプティは、頭を左右にえらそうにふってみせます。 (アリスはハンプティ・ダンプティが何で給料を支払ったのか、きく勇気がもてなかったんだ。 そういうわけで、ぼくも きみに説明できないんだよ。 ) 「ことばの説明がとってもお上手みたいですね。 よろしければ、『』という詩の意味を教えていただけませんでしょうか?」 「聞こうではないの」とハンプティ・ダンプティ。 「むずかしいことばがたくさんある。 じゃあ 『 俊 ( しゅ )るり』は?」 「うむ、 『 俊 ( しゅ )るり』は、『 俊敏 ( しゅんびん )でぬるりとした』という意味。 『 俊敏 ( しゅんびん )』は『元気がいい』というのと同じことである。 『 躯捩 ( くねん )する』は、コルク抜きみたいに穴をグリグリと開けることである」 「じゃあ 『幅かり』っていうのは、日時計のまわりの草地のこと、かしら?」と言ったアリスは、自分の賢さにわれながらおどろいてしまいました。 「もちろんそうである。 「まさにその通り。 さてこんどの 『みじらしい』というのは『みすぼらしくてみじめ』ってことであるな(ほら、これまたかばんなのだ)。 でも 『 居漏 ( いろ )』となると、わたしもよくわからん。 にしても、こんなむずかしいものをあんたに暗唱して聞かせたというのは、いったい何者かね」 「本で読んだんです。 ハンプティ・ダンプティは、アリスの発言をまったく無視してつづけました。 「わたしがこれから暗唱する詩篇はだね、あんたのためだけに書かれたものであるのよ」 アリスとしては、そういうことならこれは 聞くしかないと思いましたので、腰をおろし、「ありがとうございます」と言いました。 ちょっと悲しそうに。 「ぼくはもう一度書き送り曰く 『言うとおりにするのが身のためよ』 魚たちはにやりと答え 『ずいぶんご機嫌ななめですねぇ!』 一回言ったが、二回言ったが 聞く耳もたぬが 魚 ( うお )の 性 ( さが ) ぼくはピカピカやかんをとった 目下の仕事にぴったりだった 胸はどきどき心ははずみ 自慢のやかんを満たすは 泉 ( いずみ ) そこへだれかがやってくると 『小魚たちは寝ちゃったよ』と ぼくはそいつにはっきり告げた 『だったらも一度起こしてきてよ』 これは大きくはっきり告げた 耳元間近でどなってやった」 ハンプティ・ダンプティはこのくだりを暗唱するとき、ほとんど金切り声になりましたので、アリスは身震いしました。 そしてドアに鍵がかかって 悩苦 ( のうく ) 押してはひいては蹴ってはノック。 「それだけ?」とアリスはおずおずとたずねました。 「これだけ。 さよなら」とハンプティ・ダンプティ。 これっていきなりすぎないかしら、とアリスは思いました。 が、立ち去れというのを ここまでほのめかされると、このままいたらかなりお行儀わるいな、という気がします。 そこで立ち上がり、手を差し出しました。 「さよなら、またお目にかかるまで!」となるべく明るい声で言います。 「またお目にかかることなんか、 あったとしてもわたしには見分けがつくまいよ」ハンプティ・ダンプティは怒ったように返事をしながら、指を一本差し出してアリスに握らせました。 「あんた、ほかの人間とえらくそっくりだからねえ」 「ふつうは、顔で見分けるものですけれど」とアリスは慎重にもうします。 「わたしが言ってるのも、まさにそういうことだよ。 いつだって同じ。 アリスはもうしばらく待って、ハンプティ・ダンプティがまた口を開くかどうか見てみました。 でも二度と目を開きもしなかったし、アリスをまったく意に介する様子もなかったので、もういちど「さようなら!」と言ってみました。 そしてこれにも返事がなかったので、アリスは静かにそこを立ち去りました。 でも歩きながら、どうしてもつぶやかずにはいられませんでした。 というのもまさにそのしゅんかん、森中に「グシャッ」というすさまじい音がとどろきわたったからです。

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