プランクトン 種類。 〔9〕 湖沼のプランクトン

プランクトンとは

プランクトン 種類

赤潮の空中写真(淡路島東岸) を基に作成(1974年) 赤潮は、水域の水温上昇や水の流動性の低下、富栄養化、競合するプランクトンの消滅などの要因が合わさり発生するとされる。 従来、富栄養化が問題視されたが、近年ではプランクトンを捕食する生物の減少(浄化作用の低下)の一因である、埋め立てや護岸工事による浅場の減少が問題視されている。 浅場に住むやカキなどの貝類やエビカニゴカイ等の甲殻類や多毛類は、そこに棲む微生物やプランクトン等や有機物を餌として取り込み海洋への栄養塩や有機物の流入を食い止めるという、いわば自然の浄化槽の役割を果たしてきた。 しかし、沿岸の埋め立てや護岸工事などにより、そこにいた浅場の生物の減少(消滅)や沿岸域の水の流動性の低下(停滞水)し、これを一因としてプランクトンが大量発生すると考えられている。 近年、の干拓事業においては、干拓に伴う経済的な利害関係と並び、での赤潮発生との因果関係が議論されている。 また、魚類貝類養殖業の発達により、養殖生命体の老廃物、養殖用餌料、死骸による影響を指摘する研究者も多い。 日本においては、有明海の他、、、、などの内湾部で赤潮の発生が多く報告されている。 また、日本の歴史上、文献に残る最初の赤潮に関わる記録は、に成立した『』3年()6月13日条に記載されており、(現)沿岸で、海の色が5日間にわたり赤く染まった事例であるとされている。 白潮・緑潮・青潮 [ ] アラビア海に発生した Phytoplankton flowering 白潮 プランクトンの異常増殖による現象。 白潮は発生回数や研究事例が少なく発生メカニズムには謎が多い。 2020年に相模湾で発生した事例では炭酸カルシウムに覆われたの大量発生が原因であった。 緑潮 プランクトンの異常増殖による現象。 京都府の丹後地方では春に渦鞭毛藻類の一種のギムノディニウムが原因の緑潮が発生することがある。 また、の海藻が異常増殖し海岸線に堆積する現象も緑潮という。 海域の富栄養化が原因と考えられているが、はっきりとした因果関係は不明である。 富栄養化によりプランクトンが大量発生した後、それが死滅して底層に沈み、生分解される過程で酸素の消費で形成された貧酸素水塊が水面に現れたもの。 赤潮などの呈色が増殖した生物自体の色であるのに対し、青潮の色はにより形成された化合物に由来する。 その他の呼称 [ ] 赤潮とされる現象には性質、現象を見る視点などによりさまざまな名称が存在する。 性質に基づく名称• 苦潮、濁水、腐れ潮、菜っ葉水、すすけ潮 さまざまな視点に基づく名称• 厄水、役水、薬水、くらげ水 魚介類への影響 [ ] 赤潮がに与える影響は幾つかに分類される。 有害赤潮プランクトンの沈降による底層濃度の低下• に有害赤潮プランクトンが詰まる事による物理的窒息 これらの作用により、、特に現場では特に大きな被害が出る。 ただし、貝毒プランクトンは低濃度でも貝を毒化させるため、赤潮から連想される水域のプランクトン増殖による着色現象は伴わない。 こういった赤潮被害が漁業や水産業に及ぼす影響を抑えるため、赤潮の発生時や発生が予想されるときに、都道府県の担当部局はや注意報などを出して関係機関や漁業者に注意を呼びかけることがある。 赤潮の抑制 [ ] 富栄養化の抑制等 [ ] 湾内の富栄養化を抑制すべく、地方自治体による整備事業が各所で行われている。 この他、人工干潟の造成も行われている。 人工干潟では微生物が大量発生し、これをアサリなどの貝類が食べる事で湾内の水質改善に期待が寄せられている。 また、整備如何によっては、や自然学習を目的としたレジャー施設の創造も期待できる。 近年ではの一種として、藻類に感染するを用いて赤潮を防除する技術の開発も進められている。 対策の転換期 [ ] 瀬戸内海では過去に赤潮の被害があり、では「海をきれいにする取り組み」を長年続けてきた。 取り組みの一つがの排水基準の厳格化であったが、海域の窒素量が減り海がきれいになるとともに漁獲も減少し始めた。 兵庫県は、植物プランクトンの生育に必要な栄養分が減り、漁業に影響が出ていると判断、2018年から独自に県内3カ所の下水処理場で排水基準を緩めるなど「海をきれいにし過ぎない取り組み」への転換を図った。 代表的な赤潮構成生物 [ ] 日本近海で優占するものを列挙する。 有害プランクトンによる赤潮は特に「有害藻類ブルーム」(HABs; Harmful Algal Blooms)と呼ばれる。 プランクトンや微細藻類の毒は、貝などに取り込まれ、人に摂取された場合に中毒を引き起こす。 また、ヤコウチュウを因とする赤潮の場合は、夜間における発光現象が、観光資源となることもある。 spp. spp. spp. spp. spp. spp. : 属から分離された属。 有毒種を多く含む。 brevis (旧 Gymnodinium breve)• (旧 Gymnodinium mikimotoi)• Noctiluca scintillans• spp. 脚注 [ ]• 朝日新聞. 2020年5月23日閲覧。 京都府農林水産部海洋センター. 2020年5月23日閲覧。 国立環境研究所. 2020年5月23日閲覧。 一般財団法人環境イノベーション情報機構. 2020年5月23日閲覧。 日本経済新聞 2019年9月15日. 2020年3月8日閲覧。 関連項目 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するメディアがあります。 外部リンク [ ]•

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小・中学生のためのプランクトン図鑑(図鑑)

プランクトン 種類

サイズはまちまちで6桁の違いがあり、分類群も多岐にわたります。 そのほか、貝類やエビ・カニなどの甲殻類、ゴカイなどの多毛類等の底生動物の多くは、幼生期をプランクトンとして過ごします。 代表的な海産プランクトン群集の分類 サイズ区分 植物プランクトン 動物プランクトン ピコプランクトン 0. 水質悪化や魚介類のへい死をもたらす赤潮はプランクトンの異常な大量発生であるため、プランクトンの監視と、大量発生の予防は重要な課題です。 また、大量に発生するプランクトンは貧酸素水塊の発生原因ともなります。 干潟・浅場造成による環境修復や、アサリの増殖場造成の際には、アサリの浮遊幼生の多寡を計画段階で調べることが必要です。 バラスト水中のプランクトン量の把握にもお答えしています。 淡水域では、上水道水源の水質維持の際、着臭原因種の調査、ピコプランクトンの調査が行われます。 プランクトンの調査では、採水法、ネット法により採集し、顕微鏡下で、同定、計数を行います。 サイズを計測して、既往の知見から、生態系モデルを用いた物質循環の定量的な評価に必要な炭素、窒素などの現存量に換算することも可能です。 アサリの浮遊幼生の同定は形態による方法のほか、蛍光抗体法(モノクローナル抗体法)により迅速な測定が可能です。

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赤潮の空中写真(淡路島東岸) を基に作成(1974年) 赤潮は、水域の水温上昇や水の流動性の低下、富栄養化、競合するプランクトンの消滅などの要因が合わさり発生するとされる。 従来、富栄養化が問題視されたが、近年ではプランクトンを捕食する生物の減少(浄化作用の低下)の一因である、埋め立てや護岸工事による浅場の減少が問題視されている。 浅場に住むやカキなどの貝類やエビカニゴカイ等の甲殻類や多毛類は、そこに棲む微生物やプランクトン等や有機物を餌として取り込み海洋への栄養塩や有機物の流入を食い止めるという、いわば自然の浄化槽の役割を果たしてきた。 しかし、沿岸の埋め立てや護岸工事などにより、そこにいた浅場の生物の減少(消滅)や沿岸域の水の流動性の低下(停滞水)し、これを一因としてプランクトンが大量発生すると考えられている。 近年、の干拓事業においては、干拓に伴う経済的な利害関係と並び、での赤潮発生との因果関係が議論されている。 また、魚類貝類養殖業の発達により、養殖生命体の老廃物、養殖用餌料、死骸による影響を指摘する研究者も多い。 日本においては、有明海の他、、、、などの内湾部で赤潮の発生が多く報告されている。 また、日本の歴史上、文献に残る最初の赤潮に関わる記録は、に成立した『』3年()6月13日条に記載されており、(現)沿岸で、海の色が5日間にわたり赤く染まった事例であるとされている。 白潮・緑潮・青潮 [ ] アラビア海に発生した Phytoplankton flowering 白潮 プランクトンの異常増殖による現象。 白潮は発生回数や研究事例が少なく発生メカニズムには謎が多い。 2020年に相模湾で発生した事例では炭酸カルシウムに覆われたの大量発生が原因であった。 緑潮 プランクトンの異常増殖による現象。 京都府の丹後地方では春に渦鞭毛藻類の一種のギムノディニウムが原因の緑潮が発生することがある。 また、の海藻が異常増殖し海岸線に堆積する現象も緑潮という。 海域の富栄養化が原因と考えられているが、はっきりとした因果関係は不明である。 富栄養化によりプランクトンが大量発生した後、それが死滅して底層に沈み、生分解される過程で酸素の消費で形成された貧酸素水塊が水面に現れたもの。 赤潮などの呈色が増殖した生物自体の色であるのに対し、青潮の色はにより形成された化合物に由来する。 その他の呼称 [ ] 赤潮とされる現象には性質、現象を見る視点などによりさまざまな名称が存在する。 性質に基づく名称• 苦潮、濁水、腐れ潮、菜っ葉水、すすけ潮 さまざまな視点に基づく名称• 厄水、役水、薬水、くらげ水 魚介類への影響 [ ] 赤潮がに与える影響は幾つかに分類される。 有害赤潮プランクトンの沈降による底層濃度の低下• に有害赤潮プランクトンが詰まる事による物理的窒息 これらの作用により、、特に現場では特に大きな被害が出る。 ただし、貝毒プランクトンは低濃度でも貝を毒化させるため、赤潮から連想される水域のプランクトン増殖による着色現象は伴わない。 こういった赤潮被害が漁業や水産業に及ぼす影響を抑えるため、赤潮の発生時や発生が予想されるときに、都道府県の担当部局はや注意報などを出して関係機関や漁業者に注意を呼びかけることがある。 赤潮の抑制 [ ] 富栄養化の抑制等 [ ] 湾内の富栄養化を抑制すべく、地方自治体による整備事業が各所で行われている。 この他、人工干潟の造成も行われている。 人工干潟では微生物が大量発生し、これをアサリなどの貝類が食べる事で湾内の水質改善に期待が寄せられている。 また、整備如何によっては、や自然学習を目的としたレジャー施設の創造も期待できる。 近年ではの一種として、藻類に感染するを用いて赤潮を防除する技術の開発も進められている。 対策の転換期 [ ] 瀬戸内海では過去に赤潮の被害があり、では「海をきれいにする取り組み」を長年続けてきた。 取り組みの一つがの排水基準の厳格化であったが、海域の窒素量が減り海がきれいになるとともに漁獲も減少し始めた。 兵庫県は、植物プランクトンの生育に必要な栄養分が減り、漁業に影響が出ていると判断、2018年から独自に県内3カ所の下水処理場で排水基準を緩めるなど「海をきれいにし過ぎない取り組み」への転換を図った。 代表的な赤潮構成生物 [ ] 日本近海で優占するものを列挙する。 有害プランクトンによる赤潮は特に「有害藻類ブルーム」(HABs; Harmful Algal Blooms)と呼ばれる。 プランクトンや微細藻類の毒は、貝などに取り込まれ、人に摂取された場合に中毒を引き起こす。 また、ヤコウチュウを因とする赤潮の場合は、夜間における発光現象が、観光資源となることもある。 spp. spp. spp. spp. spp. spp. : 属から分離された属。 有毒種を多く含む。 brevis (旧 Gymnodinium breve)• (旧 Gymnodinium mikimotoi)• Noctiluca scintillans• spp. 脚注 [ ]• 朝日新聞. 2020年5月23日閲覧。 京都府農林水産部海洋センター. 2020年5月23日閲覧。 国立環境研究所. 2020年5月23日閲覧。 一般財団法人環境イノベーション情報機構. 2020年5月23日閲覧。 日本経済新聞 2019年9月15日. 2020年3月8日閲覧。 関連項目 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するメディアがあります。 外部リンク [ ]•

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