シューベルト 未 完成。 フランツ・シューベルト

シューベルト「交響曲第7番 (未完成)」の解説とオススメ名盤

シューベルト 未 完成

ワルターのシューベルト第5番+『未完成』 &ベートーヴェン『コリオラン』、 2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ! 【このCDの復刻者より】 「『未完成』はワルターがこよなく愛した作品であり、録音セッションもわざわざニューヨークにまで出向いてなされたものです。 シューベルトの第5番も、ワルターの晩年の傑作と言われているものです。 この2曲のみではいささか寂しかろうと、『コリオラン』序曲を加えました。 従来通り、いかにもアナログらしい、柔らかい音で楽しんでいただけると思います。 」(平林直哉) 【収録情報】 1. ベートーヴェン:序曲『コリオラン』 Op. 62 2. シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D. 485 3. シューベルト:交響曲第8番ロ短調 D. 759『未完成』 ニューヨーク・フィルハーモニック(3) コロンビア交響楽団(1,2) ブルーノ・ワルター(指揮) 録音時期:1959年4月15日(1)、1960年2月26,29日,3月3日(2)、1958年3月3日(3) 録音場所:カリフォルニア、アメリカン・リージョン・ホール(1,2) ニューヨーク、セント・ジョージ・ホテル(3) 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション) 使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ).

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ワルター/シューベルト:シューベルト:未完成、第5番、ベートーヴェン:コリオラン|HMV&BOOKS online

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交響曲第7番は、の作曲家の作曲した7番目のであるが、シューベルトの後期の交響曲は何度も番号が変更されており、『交響曲第7番』が示す曲もその都度変化している。 詳細はを参照。 未完成作品を除いて7番目の交響曲であるため、かつては第7番と呼ばれていた。 その後、第9番、第10番と呼ばれたこともある。 『ザ・グレート』(大交響曲)ハ長調。 大半がスケッチのみの未完の交響曲。 後世の指揮者や音楽学者らによりされた版で演奏されることもある。 旧第8番。 『 未完成交響曲』ロ短調。 1978年の ()、 ()らによる改定により、自筆譜のままで演奏できるという意味で完成されていると認められる交響曲の7番目のものであることから 第7番とされ、の「国際シューベルト協会」(Internationale Schubert-Gesellschaft e. )をはじめ 多くの楽譜出版社がこれに従った。 本項では、新シューベルト全集での交響曲第7番である『 未完成交響曲』ロ短調 D 759について扱う。 音楽・音声外部リンク 全曲を試聴する - 指揮による演奏。 hr交響楽団公式YouTube]。 - ミハイル・ユロフスキ()指揮による演奏。 ガリシア交響楽団公式YouTube。 - 指揮による演奏。 LOFTmusic(映像制作者)公式YouTube]。 - 金大鎮(김대진)指揮フェスティバルオーケストラによる演奏。 芸術の殿堂公式YouTube。 交響曲第7番 ロ短調 は、がに作曲した未完の交響曲である。 シューベルトの代表作のひとつであり、一般的に『 未完成』(: Die Unvollendete)の愛称で親しまれ、の『』やの『』などと並んで大衆的な人気がある。 かつてのレコード業界では『運命』と『未完成』のカップリングは、いわゆる「」として重視されていた。 作曲経緯 [ ] シューベルトは楽友協会から「名誉ディプロマ」を授与された。 わずか25歳でのこの授与に対し、シューベルトは返礼として交響曲を作曲することにした。 しかし、シューベルトが送付したのは第1楽章と第2楽章だけで、残りの楽章は送付しなかったとされる。 そのままシューベルトはなぜか別の交響曲()を作曲しだし、ロ短調交響曲を完成させる前に逝去した。 シューベルトの名声が確実なものとなった没後数十年を経て、残された2楽章分のみが出版されることになった。 初演は、。 初演された当時、シューベルトはすでに「大家」の扱いであり、未完成の理由について多くの推察が行われたが、決定的な証拠は遺されなかった。 交響曲は通常4つの楽章から構成され、その最も典型的な形が『』や『』などに見られるアレグロ・ - 緩徐楽章 - - フィナーレ という形式である。 シューベルトも当初はそのようなものを構想して、この交響曲ロ短調の作曲を進めていったのであろうと考えられる。 しかし、シューベルトは第2楽章まで完成させ、スケルツォ(第3楽章)をスケッチまでほぼ仕上げながら、そこで作曲を中止してしまったとされているが、諸説ある。 なぜ第2楽章までで作曲を中止してしまったのかには、さまざまな説がある。 例えば「第1楽章を4分の3拍子、第2楽章を8分の3拍子で書いてしまったために、4分の3拍子のスケルツォがありきたりなものになってしまった」というもの、また「シューベルトは、第2楽章までのままでも十分に芸術的であると判断し、それ以上のつけたしは蛇足に過ぎないと考えた」という説などである。 事実、第3楽章のスケッチの完成度があまり高くないため、シューベルトのこの判断は正しかったと考える人は多い。 もっとも、このように音楽作品を完成させないまま放棄するということをシューベルトはきわめて頻繁に行っており 、「未完成」であることは、この交響曲の成立に関してそれほど本質的な意味はないとする考えもある。 これとは別に、シューベルトはこの交響曲を完成させていたが、劇『』に音楽を流用するためグラーツ楽友協会に第3・第4楽章の楽譜の返還を求め、結果として楽譜が散逸した、とする説もある。 シューベルトの多くの作品で見られることであるが、第1楽章の第1主題冒頭の自筆譜にかかれた記号は、アクセントなのかデクレッシェンドなのか判然とせず、今日でも見解が分かれたままである。 「そのどちらでもなく」演奏することが慣例であるが、どちらかとして解釈する演奏も見られる。 20世紀の名指揮者・作曲家であったは、この曲の未完の第3楽章を補筆し、自作の『交響曲第6番』作品74の中に使用している。 2019年、マティアス・レーダー Matthias Roeder をリーダーとする音楽学者とプログラマーによるチームがを使って補筆を試みたこともあったが、完成した曲はシューベルトの曲というよりアメリカの映画音楽のようだと酷評されている。 このチームはの『』、またやの未完成曲についても同様の作業を試みている。 楽器編成 [ ] 2、 2、 2、 2、 2、 2、 3、、 曲の構成 [ ] 第1楽章 [ ] 60〜64小節目。 第2主題提示の終結部分 音楽・音声外部リンク 楽章毎にを試聴する 、 指揮による演奏。 兵庫芸術文化センター管弦楽団公式YouTube。 ・、、4分の3拍子。 冒頭から「ロ - 嬰ハ - ニ」の有名な動機が現れる。 単に序奏というのではなく楽章の最後まで執拗に支配している。 オーボエとクラリネットのユニゾン木管の甲高い第1主題を弦楽が支えながら第2主題に入る。 通常のソナタ形式であれば、短調の第1主題に対して3度上のであるニ長調で書かれる第2主題が、ここでは逆に3度下であり平行調のであるで書かれている。 この調性関係は、と同じであるが、シューベルトがこの交響曲を作曲した1822年の時点ではベートーヴェンの『交響曲第9番』は作曲途中であり、演奏はされていない。 第2主題では、伸びやかながに乗って歌われる。 展開部は序奏を発展させる形のもの。 半音階ずつ転調を繰り返す。 再現部では、第2主題は提示部とは逆の3度上(平行調)ので再現される。 第2楽章 [ ] 第3楽章冒頭部(自筆総譜) アレグロ(未完)、ロ短調、4分の3拍子。 20小節目までがにされ、残りはピアノスケッチ(主部114小節)のみ。 主部は最初ユニゾンで始まり、転調がめまぐるしく、最初の主題がすぐに同主張のロ長調で繰り返された後、すぐにもとのロ短調のユニゾンに戻り、第1楽章と同じく遠隔調(フリギア調の関係)にあるト長調へと移調する。 トリオはやはりであるが、16小節で自筆譜は途切れている。 楽譜の発見当時、見つかった総譜部分はほとんどユニゾンの9小節までだったため、現在流布している楽譜には補遺として9小節まで収録されているものが多い。 10小節以降20小節目までの総譜は近年になって切り取られた形で発見された。 補筆構成版では第1トリオのみならず、第2トリオも『ロザムンデ』の総譜から復元している。 第4楽章 [ ] 多くの補筆完成版では作曲時期や編成の類似、調性がロ短調であることから、『』の間奏曲第1番(アレグロ・・)を基にしており、またこの間奏曲はそもそも完成されていたこの交響曲の第4楽章を流用したものである、とする説もある。 その中には「シューベルトは『ロザムンデ』を完成させるため、グラーツ楽友協会へ『第3楽章と第4楽章を返してくれないでしょうか』と自筆譜の返還を申し出たのであり、未完成交響曲は実は完成していた。 完成していたことを証明するため、第3楽章の第1フォリオ(第1ページと第2ページ)のみを協会の預かりにした……」という意見がある。 補筆構成版は「フィナーレだから失われた第1括弧部分がある」という説に基づき、バレエ音楽の前半をまず第1括弧部分として演奏し、モノディー・トータル・ユニゾン部分に差しかかると第1間奏曲冒頭に戻って最後までカットなしですべて演奏する。 脚注 [ ]• 2013-04-03 閲覧。 は、片面の収録時間が約30分だった。 この2曲の交響曲は、通常のテンポでの演奏時間がほぼこれに合致し、かつ大作曲家のニックネーム付きの有名な曲ということもあり多くの指揮者とオーケストラによる録音が多数発売された。 CD時代になり、廉価盤のBOXセットによるベートーヴェンの交響曲全集盤が多数発売されるようになると、『未完成交響曲』の方は単独で発売されることがあまりないため、シューベルト交響曲全集の一環として録音されたものでない限り、LP当時にカップリングされていた『未完成』を容易に入手できないことがある。 東条碩夫(音楽評論家) 2014年9月12日. 第72回定期演奏会・公演プログラム冊子. 2018年12月15日閲覧。 この曲以外にあと5曲の未完成交響曲がある。 シューベルトはアクセントを長めに書く癖がある(『ムジカ・ノーヴァ』:音楽之友社)。 www. deutschegrammophon. com. 2019年12月3日閲覧。 www. musicweb-international. com. 2019年12月2日閲覧。 www. musicweb-international. com. 2019年12月2日閲覧。 tower. 2018年12月11日閲覧。 関連項目 [ ]• - シューベルトを扱った伝記映画(1933年)。 「わが恋の終わらざる如く、この曲もまた終わらざるべし」の台詞が有名。 - この曲の第1楽章序奏を基にしたピアノ曲。 外部リンク [ ]• の楽譜 -。 として無料で入手可能。 - 『』より• - 『Free-scores. com』より• 『Leon Levy Digital Archives』(公式)より• - が実際に使用したおよびパート譜《C. シュピーナ発行版》• - が実際に使用した総譜(特製)およびパート譜《発行版》• - 『AllMusic』より《一覧有り》• - 指揮による演奏音源《1927年4月収録》• - 指揮による演奏音源《1937年収録》• (イタリア語) - 『Liber Liber』より《指揮による演奏音源(1953年9月収録)》.

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交響曲第8番 (シューベルト)

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マリオ・ヴェンツァーゴ、バーゼル室内管弦楽団 シューベルト:交響曲第8番『未完成』(ヴェンツァーゴ補筆完成版) 5つのオーケストラを振り分けて完成させたユニークなで大きな話題となったスイスの鬼才指揮者マリオ・ヴェンツァーゴが、古楽から現代まで演奏スタイルを自在に変化させるスーパー・チェンバーオーケストラ、バーゼル室内管弦楽団との初顔合わせで成し遂げた、シューベルト『未完成』交響曲の完成版・世界初録音の登場です。 『詩を読むだけで、たちまちのうちにそれにピッタリのメロディが頭に浮かび、ペンから迸り出るのだった』(ジョージ・グローヴ、1883年)とされるほどの天与のメロディ・メーカーだったシューベルトですが、交響曲の作曲ではそうはいかず、完成した4楽章性の交響曲7曲のほかに、未完の断片を数多く残しています。 『未完成交響曲』として知られる交響曲第8番(第7番)ロ短調も、完成した最初の2つの楽章の他には断片的なスケッチが残されているだけです。 スケッチは第3楽章のトリオまで問題なく進んでいたため、シューベルトが作曲を放棄した真の理由はわかっていません。 この交響曲は、1823年にグラーツ楽友協会から名誉会員の称号を授けられた返礼にシューベルトが同協会のアンゼルム・ヒュッテンブレンナーに贈ったものとされていますが、ヴェンツァーゴはライナーノーツの中で、そもそも未完の作品を贈呈することは非礼であるため、完成していた最初の2つの楽章だけを贈ったと考えるのは不自然であることを指摘し、また後続の2つの楽章の出来をヒュッテンブレンナーに批判されたため(あるいはそれらの出来が悪いと自分で判断して)本格的な作曲を断念したという説や、梅毒に感染し弱ったシューベルトが作曲を続けられなかったという思い込み(実際その後亡くなるまでの5年間で数多くの傑作を生み出しています)も、事実無根と退けています。 この交響曲を補筆完成させようとする試みは、イギリスの学者ブライアン・ニューボールドやジェラルド・エイブラハム、アメリカの学者ウィリアム・キャラガン、ロシアの作曲家アントン・サフローノフらによるものなど複数行なわれてきました。 ヴェンツァーゴ自身も2007年録音のジョアン・ファレッタ指揮バッファロー・フィル盤で、ニューボールドと共同で補筆完成版に手を染めています。 そうした場合作曲年代や編成が酷似していることから『ロザムンデ』の音楽(間奏曲第1番)が使われることが多かったのですが、ヴェンツァーゴもこの新しい補筆完成版で、『ロザムンデ』とこの交響曲の編成が同じことや、ロ短調という調性(『ロザムンデ』の第1曲・第2曲も同じ)という点を根拠に「もともと交響曲の第4楽章がロザムンデに転用された」という観点に立って、当時のシューベルトの交響曲の様式と理論的な調性関係を考慮し、『ロザムンデ』間奏曲第1番から素材を採って第4楽章を完成させています。 また第3楽章は、主部については残された冒頭部分のオーケストレーションとスケッチをもとに肉付けし、トリオはやはり残されたスケッチをもとに『ロザムンデ』からの音楽(間奏曲第1番からの音楽素材で第4楽章の構成に使わなかったもの、および第6曲)を交えて、2つのトリオを持つスケルツォとして拡大構成されています。 第4楽章のコーダの前に、第1楽章の主題を短く再現させているのはヴェンツァーゴによる独特のアイデアです。 「この交響曲の最初の2つの楽章は『急-緩』であって、従来の演奏に見られる『緩-緩』ではない」とするヴェンツァーゴは、第1・第2楽章を合わせて22分23秒というごく早めのテンポを設定し、自説を実証しています(全曲の演奏時間は約43分)。 ピリオド奏法にも精通したバーゼル室内管弦楽団は、ヴァイオリンを左右に分けた両翼配置、ヴィブラートを抑制した弦楽パート、粒立ちの良いクラシカル・ティンパニを採用、生き生きとした透明感のある演奏を成し遂げており、ヴェンツァーゴとともにこの交響曲の「脱神話化」「古典化」を図るかのようです。

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