グノーシア vita。 グノーシア(PSVita)の感想、レビュー

【PS Vita】グノーシア(GNOSIAS)【レビュー/感想】中毒性MAX!1人で人狼ゲームに参加してループ世界を楽しむ意欲的なADV

グノーシア vita

皆様こんにちは。 赤城です。 前半はネタバレなしレビュー、 後半はネタバレしている感想になっております。 ご注意ください。 ネタバレなしレビューはじめに、ネタバレなしレビューをお伝えします。 あらすじ遥かな未来、どこかの宇宙で。 あなたは人類の敵「 グノーシア」に汚染された星系から宇宙船で脱出した。 ところが、船内にグノーシアが潜入していたことが判明。 グノーシアは一定の時間ごとに一人ずつ乗客を 消していく。 彼らは人間と区別がつかないため、話し合いによって正体を炙り出し、 させなければならない。 あなたは軍人 セツに導かれてグノーシアを発見し、させた。 しかし、気づくとグノーシアを発見する前の船内に戻っていた。 どうやら、あなたは ループしているらしい。 奇妙なことに、ループするごとに宇宙船に乗り合わせている乗客も、また誰がグノーシアであるかも異なっている。 同じようにループを繰り返しているというセツとともに、あなたはループの謎の解明と、乗客の全員生還を目指す。 軽妙でコミカル、だがシリアスなストーリー本作は、パッケージ画像からは判断しにくいかもしれませんが、非常に ノリがいいです。 人類の敵グノーシアが宇宙船内に潜んでいるにもかかわらず、良い意味で あまり緊張感がないのです。 なので、SFやゲームはやってみたいけど、 シリアスすぎる話は苦手という人にはオススメです。 例えば、ストーリーを進めると、いきなりこんなやつが乗客の一人として出てきます。 お前だって宇宙人だろうが、とそのデカい両目を指で突きたくなるビジュアルですが、一応人間だと本人は言い張っています。 この世界では、知性化された動物やアンドロイドは普通に存在するものの、地球文明以外の文明は発見されておらず、地球外文明に属する生物がいたとしたらやはり宇宙人として認識されるっぽいです。 ちなみにこいつは人間だと自称しています。 そんなに大切なことでもないけど二回言いました。 この他にも、喋るイルカ、ポエム製造機と化した残念イケオジ、自分の命を守るためなら土下座でもなんでもするチャラ男など、個性豊かなキャターが総勢14人登場します。 彼らはグノーシアを見つけるために命懸けの話し合いをしているはず……なのですが、一定の条件を満たすと見られるキャターたちのイベントがクスッとできるようなものばかりで、またループして好きなだけやり直せることもあり、あまり深刻にならずにゲームを楽しむことができます。 もちろん、イベントにはシリアスなものも存在します。 それらは人類の敵グノーシアの謎と、セツと主人公が巻き込まれているループの謎に関わってきます。 SFらしさマシマシでライトなSFファンの私は大変楽しませていただきました。 あまり引き出しがないので不適切だったら申し訳ありませんが、 の科学アドシリーズを彷彿とさせる話でした。 特に、 終盤の伏線回収には「そうだったのか!」と膝を打ち、とても 切ない気持ちになりました。 作中の設定は細部まで語り尽くされるわけではありませんが、テキストゲームで長々と説明されても退屈する人が多いと思うのでこれくらいがちょうど良いでしょう。 とは言いながらも私は細部まで語り尽くしてほしいタイプであるため、設定資料集や派生作品が出ることを期待しています。 性別を男性・女性・汎性から選択できる本作では、主人公の名前を自由に設定できる他、性別も 男性・女性・汎性(いわゆる 無性)から選択できます。 性別を勝手に決められたくないっていうか男か女かしか選択肢がないこの世はポイズン、と思っているあなたや私にとても優しい仕様です。 さすが未来世界。 男性を選ぶと一部の女性キャラと、女性を選ぶと一部の男性キャラとの恋愛イベント的なものがあるらしいです。 私は1周目は汎性だったため何も起こらず平和そのものでした。 なお、本作のメインヒーロー兼メインヒロインの セツは汎性なのでどの性別を選んでもその地位は揺るぎません。 セツきゅんかわいいよハァハァ男でも女でもない、不思議な魅力のあるセツとの友情をたっぷり堪能しましょう。 ゲームとしての評価本作は、 一人用の 「ゲーム」です。 ゲームとは、 小さな人間の村の中に紛れた「」が毎晩一人人間を 「食い殺す」ので、毎日一人誰かを 「処刑」しての血を絶やそう、そのために村の全員で誰を処刑するかの 話し合いをしよう といういささか 物騒な設定のゲームです。 一般的には複数人で集まって楽しむですが、最近はを相手にして役割を自動で割り当てて一人で遊べるゲームもあり、本作はその一つです。 舞台をSF世界に移し、人間は乗客、は乗客に紛れたグノーシアとし、その他の役割にも特有の呼称を付与しています。 マイルドな表現のゲーム話し合いによって仲間外れを見つけるのは面白そうだけど、仲間内で疑い合った末に誰かを処刑したり食い殺されたりするなんて怖い、ましてになった日には、などと尻込みして今までゲームに手を出せなかった人もいることでしょう。 しかし本作は、そのあたりの描写を マイルドにしているので、 血生臭い表現が苦手な人でも心置きなくプレイできます。 本作のことグノーシアは、人間を「食い殺す」のではなく、単に「消す」だけです。 それだって、いやむしろその方が恐ろしいじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、個人的には流血のイメージが払拭されるのはかなり大きいと感じます。 また、話し合いの結果、グノーシアだと思われる人物は「処刑」ではなく、生きたまま「」されます。 もちろん、そのまま永久に眠っていてもらう公算が強いわけですが、まだ生きているので、もしを解除すれば元気な姿で戻ってきてくれます。 さらに、この世界ではは宇宙空間を移動する際ごく一般的に使われている技術で、危険が伴うものでもありません。 ストーリーが進むと、ちょっぴりエグい場面も出てきますが、やはり流血や吐き気を催すような表現はないので安心してください。 普通の人と遊ぶゲームゲームは、人間側から見れば、誰かの言動の矛盾や偏りを見つけ出し、その人物がであるかどうかや、の仲間が誰であるかなどを推理するゲームです。 また、側から見れば、怪しまれないよう振舞いつついかに無実の人間をであると誤認させ吊るし上げさせるかを画策するゲームです。 したがって、ゲームのプレイヤーが目指すものは人間側であれ側であれ 論理性です(弊社調べ)。 でも、本作には論理性よりも自分の好き嫌いや直感に頼って突っ走るタイプのキャターが多いです。 だから、論理で説得するよりも煽動する方が話が早く、ゲームライクではあるものの ゲームではない、という意見をしばしば見かけます。 しかし、私は逆に、 本作はとてもよくできたゲームだと考えています。 たぶん、ゲームではないと考える人は本当にきっちり論理に基づいたがやりたいし、ゲームに興じる際もそのようなスタンスで遊んでいるのでしょう。 しかし、現実世界では、論理を重んじて行動する人は少なく、好き嫌いや直感で動くタイプの方が遥かに多いです(私もその一人です)。 そんな、論理的思考にさほど興味のない人が多く集まって「ゲームしようぜ」となったときに生じるのはまさに本作のような展開です。 したがって、論理で突き詰めるゲームというより、「 普通の人と遊ぶゲーム」と考えてプレイするとよいと思います。 ロジカルなゲームが好きな人は少し我慢が必要かもしれません。 ただ、もちろんが相手なので、生身の人間を相手にするときよりも物足りないことや難しいこともあります。 さすがに私も15人参加しているループで1日目からエンジニア(占い師)がしたときは頭を抱えました。 本作をプレイしてうずうずしたらぜひ、生身の人間とのゲームにも挑戦してみてください。 時間も表情も気にしなくて良い本作は、推理物は好きだけど素早く考えるとか表情を読み取る・取り繕うとかが苦手な人(私のような)にうってつけです。 なぜなら、 制限時間がないからです。 これまでの他のキャターの言動を気が済むまで読み返して何をするべきか判断することができます。 また、自分がグノーシアだからと言って、必死で 表情を取り繕う必要もありません。 相手はゲームの中のキャターだからです。 卑怯なようですが、相手の方も立ち絵が限られていて、グノーシアになっても「ヤッベェ」という表情をするわけではないのでおあいこです。 私は、としてのでは、いつも時間と表情に振り回されて十分に楽しむことができずにいました。 しかし本作では、それらの制約が外れた分、安心して推理と煽動に励むことができました。 逆にその制約がいいんだよ、という人は、自分で制限時間を設けたり、主人公のステータスの一つ「演技力」をいじったりすると良いでしょう。 欠点良い点ばかり述べてきた本作にもひとつ欠点があります。 それは、主人公の勝利条件が「自分の属する陣営が勝利すること」ではなく、「 自分の属する陣営が勝利し、かつ、自分が生き残っていること」であることです。 ゲームの一般的な勝利条件は前者です。 プレイヤーは自分の属する陣営が勝利するため、ときには処刑か食い殺されるのを覚悟で行動します。 そして、自分が死んだ後も土俵の外から仲間たちの奮闘ぶりを見守り、一喜一憂するのが醍醐味の一つなのです。 ところが、本作は主人公が死ぬと即ゲームオーバー(次のループへ転移)になってしまいます。 だから、プレイヤーは主人公が生き残るために味方でさえ切り捨てざるを得ないことがあります。 特に主人公が狂人(AC主義者)になったときなど、場を引っ掻き回して華々しく散りたいと思っても、最後まで生存する都合上、あまり思い切った行動ができません。 これはまあ、表現をマイルドにしているとはいえ本質的には生死の問題なので分からない話でもありません。 こんな人にオススメ本作は、個性的なキャターと見事に伏線の張られたストーリーに彩られた、マイルドなゲームを楽しめる良作です。 ゲームが好きな人、苦手だけど好きな人、興味があるけど遊んだことのない人、それになどのSF系のADVが好きな人にはぜひともお勧めしたいです。 パッケージ版は販売されていません。 未読の方はご注意ください。 ネタバレあり感想ゲーム用語を使っていることがあります。 一応簡単に補足はしていますが分からない人は検索、検索ゥ! 真エンドのネタバレもしていますのでご注意ください。 ラキオなぜすぐ吊られて (処刑されて)しまうん? なぜってそりゃあ「かわいげ」が低いからですが。 1日目に主人公が何もしないでいると大抵ラキオが吊られてかわいそう(笑)。 別に人数多いときの素村 (役職のない村人)ならどうでもいい(ひどい言い草だ)けど、グノーシアがラキオと私の2人なのに1日目に吊られそうになったときは焦りました。 もう露骨に庇ってラインを繋ぎに (仲間であることを人間側に推測されに)いってしまいました。 としてのでも、初日の情報が何もないときに吊られるのって、だいたい無口な人か、だった場合に面倒臭い人か、吊っても周りから文句の出ない人ですよね。 ……うん、 よくできたゲームだ。 ちなみに私も最後まで かわいげは3でしたが 主人公補正と他人に疑いの目を誘導する圧倒的な 「カリスマ」パワーであまり吊られることはありませんでした。 2周目に直感に初期値を全振りして かわいげ1で始めたら主人公補正があっても吊られまくってます。 レムナンの生存確率低すぎ レムにゃんことレムナンが最後まで生き残る確率が著しく低く見える問題について。 無口だから吊られるし(初日に吊り先がないとき私は とりあえずレムナンに票を入れる)、「人間だと言え」で宣言させても人外のときは絶対に宣言しないから吊られるし、エンジニアに白をつけられる (エンジニアの調査の結果、人間であったと言われる)と噛まれる (に食い殺される)し、何もしてなくてもステルス低いから噛まれるし、SQとククルシカには狙われてるし。 なんであの人あんな 悲劇のヒロイン属性してんの? さすが女性主人公との恋愛イベントがあるキャラは違いますね。 まだ見てないけど。 この台詞、「 うん、そうだね」って力強く頷いたよね。 SQ(グノーシアでない)がかわいすぎる 最後の特記事項を解放する一連のイベントで一気にグラっと来ましたね。 もしかして主人公が女性の場合でも起きるのか? 起きるんだよね? よっしゃ 2周目は女性でプレイだ。 と百合厨の私が決意した瞬間でした。 宇宙の法則を捻じ曲げてでも一緒にいてあげたかった。 ホラー体型のシピ 私は本人に明かされるまでとんと気づきませんでしたが、人間の体の構造を理解している人は彼の立ち絵を見た瞬間すぐに変だと気づいたはず。 お前 その首どうなってんねん。 公式サイトのキャラ紹介ページでは正面を向いて誤魔化してるから分からないんですよね。 いや、それでも「猫ってこんなに体伸びるっけ? このー猫見たことないの?」って思う人はいるかもね。 ぶっちゃけ、しげみちやオトメよりずっと異質だと思う。 生まれ持った体を自ら捨てるわけだから。 完全に猫になった後、人間の体はどうするの? 処分するの? ヒエーッ(ガクブル)。 ランダムか条件を満たすかで シピエンドみたいなのが見られるんですけど、 なんだかんだ言いながらも彼みたいな純朴な青年キャラが大好きな私は涎を垂らして大喜びしました。 でもこの後普通にループしてるし、ノーマルエンド後にコメットに されるしでもうどうしようもない。 夕里子怖い 最後まで全く打ち解けることのない夕里子様超怖い。 ノーマルエンドではその後の消息は一切不明らしいけど、いずこかで生き延びていらっしゃるに違いありません。 そう信じたいです、簡単に捕まって処刑されちゃったりしないでほしい。 このイベントは 爆笑しました。 昭和のアイドルみたい。 沙明はいい奴だがどこまで行ってもギャグキャラ 沙明は初対面から私のセツきゅんにセクハラたせいで私からの好感度が最底辺でした。 その後も命乞いのために 土下座をするなどネタに事欠かなかったわけですが、ループが進むと、知性化されたと一緒に育ったこと、彼らが人間の勝手な都合で処分されたことについて苦々しげに語ったり、オトメに対する隠れた心遣いなどが垣間見えたりして、な~んだいい奴じゃんと思い始めました。 極めつけはこのシーンです。 お、お前……自分の身が誰よりも大事じゃなかったんかーい!(泣) これはきっと女性主人公だと恋愛イベントになるやつに違いない。 しかし、せっかくの良いシーンも、 なぜか半裸のジョナスの登場により単なる フリに過ぎなかったと判明したのでした。 セツは私の嫁 いつでも私(主人公)に対する好感度が振り切れてるメインヒロインのセツきゅん。 ループして未来の主人公や過去の主人公と会って話してそのたびに執着を深めているってすごくいいよね。 ノーマルエンドで「銀の鍵」を持って扉を閉めてしまったときは「 ほぎゃあああ!?!?」って思いました(語彙力不足)。 さらに真エンドでも結局私はセツきゅんと同じ時空に存在し続けることはできないのだと知って「 あああああああああ!!!!」って思いました(語彙力不足)。 真エンドも完全な救いではない ノーマルエンドは13人の仲間がグノーシアではないで、安全な星に辿り着いて各自その後の人生をしますが、そこにセツはいません。 しかし、真エンドのも、そもそも宇宙船に5人しか乗っておらず、セツと他3人しか助けられません。 結局14人全員救えなかったと思うのは私だけ……? 平行世界で救われているからいいんでしょうか? まあそもそもそれまでにループしてきた世界だってバグが生き残らない限りはその後もずっと続いていく世界なのですから、完全な意味で14人全員を救うことは最初からできないってことですね。 地味に切ない世界観だと思いました。 ループしているのが同一のだったらもっと綺麗に収まったと思うのだけど、そうなると役割が固定されてしまうから無理なんでしょうね。 主人公は画面のこちら側の人間 真エンドで 主人公が画面のこちら側の人間であることを知らされたのも衝撃的でした。 画面のこちら側の人間じゃないと「はじめから」にできなくてセツは助けられないので仕方ないんですけど。 結局ノーマルエンドを迎えようと真エンドを迎えようと私(主人公)はあの世界から消える運命にあったと知った私は……私は……胸がちぎれそうだ……。 ウッウッ…… セツとSQとジナと4人で幸せな家庭を築きたかったよ……。 どうりでノーマルエンドで主人公のその後だけ一言も言及がないわけです。 こういうコンテンツね、ときどきありますよね。 良いコンテンツは悲劇的な結末だろうとなんだろうと面白いことには違いないのですが(本作も面白かったのですが)、ハピエン厨は心に傷を負います。 マナン=ククルシカ? だからレムナンと2人で留守番になると全員を殺害するんでしょうかね。 迷惑な話です。 笑顔で毒吐くよね、ジナって。 ノーマルエンドのムービーのチョイス 本当にどうでもいい話で締めさせてもらいますが、ノーマルエンドのムービーに 沙明の土下座を入れた人は天才だと思います。 次回作以降もそのノリでお願いします。 パッケージ版は販売されていません。 最後までお読みくださりありがとうございました! 幣ブログでは、他にもゲームの感想記事などを書いておりますので、よろしければ読んでいってください。

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Vita(命)の最後だからこそ。『グノーシア』レビュー

グノーシア vita

Switchにて配信されたグノーシアを真エンディングまでプレイしました。 いやー、めちゃくちゃ面白かった!プレイしてよかったです! レイジングループがきっかけでゲームに興味がわき、vitaで配信されていた今作がずっと気になってはいたのですが、なかなか購入には踏み切れなかったグノーシア。 タイムマシンがあるならば、過去の自分に買えと声を大にして言いたい! ジャンルはアドになるんでしょうか?結構特殊だと思います。 読み進めていくようなアドではなく、実際にゲームをして進めていくゲームです。 そのため何周もプレイしなくてはなりません。 周回ゲームというのでしょうか。 それはもう何十周、何百周も……。 ちなみに私は130周ほどでクリアしました。 だいたい130から140くらいでクリアする人が多い印象です。 百周を超える周回をしなくてはいけないとはいえ、一周は長くても15分ほど。 短いと最初のターンで消されてしまうので、3分もかからないかも。 とにかくひたすらゲームをして、いろんな情報を集めていきます。 肝心のシステムなんですが、AIが良くできていて非常に遊びがいがあります。 序盤はみんな弱いんですよ。 特殊コマンドなんかも少ないんですが、周を重ねるごとにみんな段々レベルアップしていきます。 もちろん、プレイヤーもレベルが上がってスキルを覚えられるんですが、このスキルをうまく使わないと勝てません。 AIは容赦なく騙してきますし、狼同士、徒党を組んで攻めてきます。 キャラの性格によっては平気で仲間を裏切ったりしますし、AIとないえなかなか手強かったり。 毎周役職が違うので、飽きずに長時間プレイしちゃいました。 さっきまでの敵が今は味方。 その逆もまた然り。 ……そうして遊んでいるうちに、多くは語られないキャラたちに愛着が湧くんですよね。 プレイが終わる頃には全キャラ好きになっていました。 世界観はSFですし、ループものなので、少し複雑に感じることがあると思います。 考察できそうな部分もたくさん。 ゲームも相まって、小さな子供には不向きだとは思います。 でも少しでも興味がある人は是非プレイしてもらいたい。 絵が苦手とかでプレイしないのはもったいないと思います。 もしグノーシアのオンライン化、もしくは続編が出るとしたら、私は間違いなく買いますね。 買うと言い切れるだけの価値があるゲームに私は感じました。 tanakaraikofu.

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☆ポケ迷宮☆ グノーシア クリア後感想レビュー(ネタバレ無

グノーシア vita

ねえ、君。 人類はこの宇宙から消滅すべきだと思う? 対応機種 PSVita:19年6月20日(DL版) Switch:20年4月30日(DL版) 価格 PSVita:2,480円(税込) Switch:2,750円(税込) グノーシアは 一人で手軽に遊べる人狼ゲーム。 実際に遊んだことは無いけど配役は知っているという人狼ゲームに対して微妙な立ち位置にいる自分がこのゲームを遊んでみました。 この界隈で有名なレイジングループも遊んでますが、一応それより前から人狼の役職は知ってます。 遊んでないだけで……。 販売はVita版はメビウス、Switch版は開発チームです。 自分もメゾン・ド・魔王は3DSで遊んでました。 初回は5時間ぶっ続けで遊んでたなぁ……。 自分は7月10日からちまちまと遊んで20日にクリア。 21日にプラチナトロフィー取得。 進めば進むほどのめり込むようににやっていた不思議なゲーム。 何しろ 自分が取得したプラチナトロフィーはこれが初めてですから。 19'8'7 一部加筆修正 20'3'27 一部加筆修正(Switch版発売決定による) 20'4'30 一部加筆修正(Switch版発売おめです) 20'5'6 一部加筆修正(Switch版について追記) 20'6'15 拍手コメント返信 Q. グノーシアってどんなゲーム? A. 一人で気軽に楽しめる人狼ゲーム、かつキャラが魅力的なアドベンチャーゲーム まずは、こちらの公式動画をご覧ください。 これで大体雰囲気を掴んでいただけるかと思います。 ジャンルは SF人狼ゲームとなっています。 自分(アバター)を含む 5人~15人の人狼ゲームが楽しめます。 1ゲーム5分~15分くらいで繰り返し何度も遊べます。 アバターの役職のみ指定も可能。 人狼ゲームを知らない人も安心してください。 ただし、 ただの人狼ゲームに収まらないのがこのグノーシアという作品。 このグノーシアという作品は大きく、 ・シミュレーション(人狼ゲーム) ・RPG(アバター・能力値) ・アドベンチャー(キャラクターとの交流) の3つの要素があるのが特徴です。 これらの要素が融合して、一つの作品となり得ているゲームです。 どれも 重過ぎず絶妙なバランスを取っていて、気軽に遊べるのが特徴的。 人狼ゲームとしてどうなの? A. 特に違和感なく遊べます。 疑いあい、庇いあい、それは正に人狼そのもの。 実際は対人ゲームなわけですが、ゲーム内ではその部分をどのように処理しているのか? あんま複雑な事を書いても仕方ないので、軽く説明します。 《大まかなお話》 ゲーム内の説明書にも書いてありますが、このゲームには目に見えない「ヘイト」、「信頼度」、「好感度」が存在します。 誰かが誰かを疑う場合、 ヘイト 「喋り過ぎ」「黙り過ぎ」 信頼度 「信用できない (確率的に怪しい、昨晩噛まれた奴が疑っていた、嘘を吐いている等)」 好感度 「嫌い」 という理由で発生します。 誰かが誰かに行動をかけると、「信頼度」等の数値が内部で変動していきます。 この変動値は下記に書いたステータスが影響してきます。 カリスマ 他の人が意見に賛同しやすくなる 直感 他人の嘘を見抜きやすくなる ロジック 論理的に解を導きやすくなる(後述するスキルが良い例) かわいげ 吊られにくくなる 演技力 嘘を見抜けられにくくする ステルス 噛まれにくくなる アバターは ゲーム中に得られる経験値で自由に振ることができ(降り直しもある時期[チュートリアル終了時くらい]から可能)、他のキャラは物語を進めていくうちにステータスが伸びていきます。 キャラの伸び値は固定です。 それぞれが使えるスキルも決まっており、キャラクターの性格から結び付いているので理解はしやすいのかなと思います。 役職が数人出てきた後に一人の役職を疑いまくっていたら、彼女がその人の嘘に気付いたということかもしれない。 一方でロジックは低く考える事は苦手なので、感情のままに投票することもある。 最終的にアバターは全てのステータスをMAXにしたりすることが可能。 やり続けると無双出来るのはRPG的なところだと思います。 ちなみにステータスはストックの経験値があればいつでも上げたり下げたりすることも出来るため、時に好みのステータスに、時に無双するためにMAXに、等自由にカスタマイズできる。 《スキル》 ステータスが一定以上だと、スキルが使えるようになります。 例えば、 ・かわいげが高いと「哀しむ」というスキルが使えます。 疑われた時に私じゃないのに……うるうる……と同情を誘うスキルです。 ・ロジックが高いと「絶対に人間だ」というコマンドが使えます。 例えば本物と偽物のエンジニア[占い師]両方がとある人物に人間判定を出していたら、そのキャラは絶対人間と断定することが出来ます(後述しますが、役職の後出し及び本物の潜伏は想定されていません)。 断ることも受け入れる事も、受け入れた上で裏切る事も自由。 《役職》 存在する役職は以下の通り。 []内は人狼ゲームでの役職名。 グノーシア [人狼] 夜に一人、人間を消すことが出来る。 複数人いる場合は、お互いがグノーシアであることを知っている。 エンジニア、ドクター騙り(偽物として名乗り出ること)が可能。 エンジニア [占い師] 夜に誰か一人、人間かグノーシアかを調べられる。 嘘は吐けない。 ドクター [霊媒師] 昼に投票でコールドスリープさせた人物が人間かグノーシアかが判る。 嘘は吐けない。 守護者 [狩人] 夜に誰か一人、グノーシアの襲撃から守ることが出来る。 同じ人を連続で守ることは可能、道連れは無い、カミングアウト不可能。 留守番 [共有者] お互いが人間であることを知っている。 AC主義者 [狂人] 人間だが、グノーシアを勝たせるために行動する。 エンジニア、ドクター騙り(偽物として名乗り出ること)が可能。 バグ [狐] 人間及びグノーシアのどちらかかが 勝利時に生き残っていれば勝利する第三勢力。 グノーシアにやられることはないが、エンジニアに調べられると消える。 エンジニア、ドクター騙りが可能。 恋人や背徳者、猫又等はありません。 終了後には守護天使[狩人]が誰を守ったか等のログが見られます。 本当の人狼と違うところもいくつかご紹介。 ・グノーシア[人狼]のカミングアウトは不可能(バグ[狐]の排除で使う手が使えない)。 ・エンジニア[占い師]やドクター[霊媒師]のカミングアウトの後出しは出来ない。 ・留守番[共有者]を騙ることは出来ない。 キャラクター達は片方しか名乗り出ないということも無い。 ・ネットのBBS等でやるのと違って細かいログが残らない(疑い始める、庇い始めるという動きはログに残るが、追従しているだけの小さな意見はログには記録されない)。 人狼[グノーシア]が噛むキャラもプレイヤーが決定権を得る(夜に誰を狙おうと提案されることはあるが、決定権はプレイヤー)。 ・ 自分がやられた後にどうなったかを知る術がない(人やグノーシア[人狼]を勝たせるためにわざと自分がやられるという手段はできない)。 AC主義者[狂人]での立ち回りが通常の人狼よりも難しい要因。 前半三点はそんなオーソドックスな戦術でも無いので出来なくても良いとは思いますが、他は気になる人は気になるかも。 アドベンチャー部分はどうなの? A. キャラクター達の背景や性格の解るイベント、大筋のストーリーの出来は良く、綺麗な一つの物語を実現。 人狼ゲーム部分だけではなく、 ストーリー及びキャラクターの魅力が輝いているのがこのグノーシアという作品。 《ストーリー》 グノーシアは嘘をつく。 漂流する宇宙船内にて、人間を襲う未知の敵「グノーシア」に直面した乗員達は、誰が敵なのか分からない状況でこの危機を収束させるために、一つの解決策を試みる。 最も疑わしい人物から一人ずつコールドスリープさせ、船内に紛れ込んだ全てのグノーシアを活動停止させるのだ。 しかし、その人物が本当にグノーシアだったのか、あるいはスケープゴートにされた哀れな人間だったのか、知ることは難しい。 その中で何故人狼ゲーム的な話し合いで疑わしいものを決めて一人ずつ対処していくか等の理由づけが、しっかりなされています。 また、ストーリー中に時々ハプニングやイベントが起こることも。 「どうしてこうなった?」「何があった?」という出来事に何度か遭遇するかと思いますが、その謎も最後にはぽろぽろと明かされていきます。 一つの作品として 展開から複線回収まで見事に纏められています。 色々な役職を楽しめる、キャラを様々な側面から楽しめるという人狼ゲーム部分を支えるために物語は ループものの作品になっています。 では、 そもそも何故アバターがこの世界をループしているのか? という理由も少しずつ明かされていくのはお見事でした。 キャラクターの掘り下げは各種イベントにて行われます。 この宇宙船に乗っている理由、出自、性格や見た目の謎等々がぽろぽろと明らかになっていくのがこれまた楽しい。 とても素直で優しい性格をしており、イベントでも温かみのあるものが多い。 一方、人狼ゲームでは「かわいげ」が高く、グノーシアだった場合中々吊れない強敵であったりする。 彼らの事を知る為にはイベントを発生させていく必要があります。 イベ発生時は「!」マークがあったり、ほぼ必ずイベントが発生するループに突入できる「イベントサーチ」なる便利機能がありますので、 だれる事は無いと思います。 ゲーム内ではやってる事は騙し合いだったりしますが、立ち絵やスチル、文字のフォント、BGM等に温かい雰囲気があるので重苦しくならないのがこれまた素敵。 笑えるイベントなんかもちらほらありますしね。 ただアドベンチャーとして勿体無い点も。 ・ ギャラリーモードが無い。 ・自分以外の役職を設定することが不可能であること。 特定の台詞やシーンを見たいなって時はひたすら粘るしかない(RPG的要素のステータス上昇により、後半は議論をある程度思い通りに出来はするが……)。 BGMとかUIとかはどうなの? A. 雰囲気を全く壊さない静かなBGMと、とにかく一貫したSEの使い方が良い。 UIも不満は無し。 動画で流れた静かなボーカル曲がひたすらに印象的。 討論中やイベントBGM等、その場にあった曲もとても素敵でした。 そして個人的にここが良いなと思ったのが SEです。 例えば役職持ちに名乗り出てもらう「提案」だったり、「(エンジニアやドクター等が)グノーシアと明かす」だったり、とにかく 耳で聞いて直感的に判るのが良い。 統一性があるので、つい斜め読みしてしまった場合でも流れが理解しやすいです。 また、UIに関しても非常に丁寧で見やすく作られています。 最初に説明したようにQ&AやTipsも充実、プレイヤーに優しい作りになっています。 とにかく ストレスフリーな作りなのは間違いなし。 セーブデータは 3つ枠があるので、気軽に周回プレイが出来るのかなと思います。 強くてニューゲーム、データのコピーは出来ませんのであらかじめご了承を。 スパッと斬り込んだSEとフェイスアップでインパクトは大きい。 また、キャラクターが占われていた場合等は左の方にアイコンが出るので一目で解りやすいのも特徴。 UI関係での不便さは特に感じない。 総評 Q. このゲームは買いですか? A. 気軽に人狼ゲームを遊びたい人、そしてゲームにキャラクター、ストーリーを求めている人は買い 自分は各ゲームニュースの記事でこの「一人で遊べる人狼ゲーム」という観点から興味を持ちました。 「人狼ゲームに興味があるけど、嘘吐くの下手過ぎるのとお友達いないからやる機会が無い」という寂しい人間であるため、一人で人狼ゲームが遊べるというだけでやろうと思っていました。 で、発売日より少し後に購入しやってみたらなんということでしょう、人狼ゲーム部分もでも良く出来てるなと感じたんですが、 それ以上に世界観とキャラクターに心惹かれてしまいました。 ただ、少し惜しいのがそう心を惹かれるまでに少しラグがあるというところです。 チュートリアルは丁寧なんですが逆に言ってしまえば長いし、イベントが何も起きない退屈な時もあります。 また、ステータスの低い序盤は大体自分が釣られたり噛まれたりするので、面白さを感じる前に飽きが来てしまうこともあるかもしれません。 ですが、1ゲームが非常に短いため、少しの隙間時間で遊べるのは魅力的かなと思います。 少しずつ明かされていくキャラクターの魅力、世界の謎……そして、少しずつ強化されていく自分のステータスと自分の知識や経験。 それらが広がっていくんですよね、すっと。 人狼ゲームとしても出来は良いが、それ以上に各キャラクターの個性が光っているゲームだ。 開発は4人で行ったという話ですが、その少数での開発環境がきめ細やかな世界観の統一を実現させているのかもしれません。 気付いたら毎日グノーシアを付けるのが楽しみになっています。 すっきりとした終わり方で、後味も素晴らしく、まだこの世界に浸っていたいと思わせてくれる作品です。 というか プラチナトロフィーを取得した今でもがっつり遊んでます。 いつもプラチナトロフィーとか、ゲーム内のアワードとか、そういうのコンプ前に挫折してる飽き性な自分にとってはかなり貴重です。 ストーリーは一気にやるし、好きなゲームならやり込みもするんだけど、でも飽きてくるんだよね……。 世界やシステムに惹かれているだけではなく、ひたすら テンポよく進むユーザーに優しい仕様であるところが大きいのだと思います。 もうPSVitaも出荷が終わってしまいましたが、そんな中で現れた良作品。 なんと、20年3月27日のニンダイminiによりSwitchでの発売も決定しました!おめでとう! 追加要素に、 1. バックログの追加 2. 片手操作可能 があるとのこと。 一人用人狼、 アバター育成のRPG、そして ストーリー・キャラクターが魅力的なアドベンチャー、どの観点から見ても良く、そして 融合された一つの作品として見ても、この「グノーシア」という作品は丁寧に作られていました。 皆さんも一緒に、この宇宙船で彼らと共にグノーシアの謎を解き明かしてみませんか? ここまで読んでいただきありがとうごさいました。 一人でもこのグノーシアという作品に触れていただける方が増える事を願います。 拍手やコメントを頂けると、これ書いた人が元気になって飛び跳ねます。 自分もジナ推しです。 ここまで読んでいただきありがとうございました!一人でも多くの方がこの作品に触れてくれるといいなって、思います。 [50回] ・色々なジャンルを触る自称ゲーマー ・好きなゲームジャンル:RPG。

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