喪中ハガキ どこまで。 喪中の範囲はどこまでの身内が対象?祖父母や叔父も入る?

喪中ってどこまで?年賀状を出さない範囲は?

喪中ハガキ どこまで

親等 自分との関係 0親等 夫、妻 1親等 父母、配偶者の父母、子供(何人目かに関わらず) 2親等 (自分の)兄弟・姉妹、兄弟・姉妹の配偶者、祖父母、孫 (配偶者の)兄弟・姉妹、兄弟・姉妹の配偶者、祖父母 3親等 (自分の)曾祖父母、伯叔父母、伯叔父母の配偶者、甥、姪 (配偶者の)曾祖父母、伯叔父母、伯叔父母の配偶者 一般的には 2親等までが喪中になるとされ、3親等からは喪中としないことが多いようです。 ただし、3親等以降は喪に服してはいけないというわけではなく、故人との縁が深い場合には、親等に関わらず喪に服してもよいとされています。 そもそも親等とは 親等という言葉を聞いたことがあるかと思います。 親等とは法的な単位のひとつです。 具体的に言うと 親族との関係が近いのか遠いのかを表すものです。 そして多くの職場はこの親族関係の遠近をもとに、忌引き休暇が何日取れるのかを決めています。 数が小さいほど近い親族関係を表しています。 例えば1親等にあてはまるのは父母や子どもです。 もう一つ大きい数字の2親等になると、祖父母や孫、兄弟姉妹が当てはまります。 おじ・おばは3親等になります。 また親族には直系と傍系という分類があります。 直系の親族には父母や祖父母、子や孫などがあてはまります。 そして 傍系とは、兄弟姉妹、おじ・おば、甥・姪、いとこなどのように直系から枝分かれした系統に対しての呼称です。 また、配偶者の兄弟姉妹、おじ・おば、甥・姪、いとこ、伯叔祖父母(大おじ・大おば)なども傍系にあてはまります。 忌引き休暇が認められるのは何親等まで? 忌引きとして認定されるどうかは亡くなった方と何親等離れているのかによって異なります。 ただし、どの関係まで認めてもらえるかは勤務先によって違うものです。 忌引きは労働基準法などの法律で決められているものではなく、 企業がそれぞれに定めているものだからです。 一般的には3親等まで認定されることが多いですが、同じ親等でも直系の親族の場合のみとなり、傍系の親族だと認めてもらえないケースもあるようです。 3親等で傍系にあたる親族とは、例えば配偶者の甥や姪などがあてはまります。 4親等以上離れている方でも、親しくしていた親戚であればせめて葬儀には参列したいケースもあるでしょう。 その場合、年次有給休暇をとるなどして休めないかどうか勤務先と交渉してみましょう。 忌引き休暇の日数の目安は? 忌引きで休んでもいい日数を計算するために、故人とご自身がどのような関係なのかと聞かれることがあります。 故人と親族としての関係が近いか遠いかによって、何日間休めるのかを規定している職場が多いからです。 1親等の場合は5~10日間、2親等なら3日間、3親等なら1日というように、 近しい親族ほど日数が多いパターンが一般的です。 休んでもいい日数は特に共通のルールが決まっているわけではなく、各企業が独自に決めています。 このため、同じ1親等でも配偶者なら10日間、父母なら7日間、子どもなら5日間などと細かく分けている職場もあれば、1親等、2親等までしか忌引き休暇を受け付けてもらえないというパターンもあります。 忌引き休暇を取る際のマナー 忌引き休暇は突然取るケースも多いので、勤め先を休んでしまう際に、上司や同僚などへの負担を最小限にするために確認しておかなければならない事柄がいくつかあります。 また、忌引き休暇を取得する際には、 必要な情報の伝え漏れがないようにすることが重要です。 初めて忌引きで勤め先を休む場合は、どのように申し出たらいいのかわからないこともあるでしょう。 以下では、スムーズに忌引きをとるために伝えるべきポイントや確認したい注意点を紹介します。 なるべく周囲に迷惑をかけないように心がけるのがポイントです。 なるべく電話で連絡をする 忌引き休暇が必要になったことがわかったときに勤め先にいたのであれば、 直属の上司にまず口頭でその旨を伝えましょう。 その後は指示に従って必要な手続きをします。 迷うのは、自宅や病院など職場外にいるときに、勤め先に忌引き休暇を取りたい旨を伝えたいケースです。 勤め先以外の場所にいた場合、上司や担当者が今忙しいのかどうか、電話に出られる状態なのかどうかがわからず迷ってしまうことがあります。 この場合でもできる限り電話をかけて連絡をするようにしましょう。 急に休みを取るときには業務の引継ぎなど急ぎで伝達や指示を出す必要がある事柄や、何日休んでもいいのかといった確認しておくべき内容もあります。 よほどの事情がない限りは電話をかけ、事前に情報をまとめて伝え漏れのないように心がけましょう。 また、大切なのは突然休みを取ってしまうことで、自分が職場に迷惑をかけてしまうことに対する謝罪や感謝を伝えることです。 急な休みをいただいて申し訳ないという旨は、メールよりも電話によって口頭で言ったほうが心からの気持ちが伝わりやすいと言えるでしょう。 必要事項はきちんと伝える 必要事項はきちんと伝えるようにしましょう。 勤め先によっては誰の弔事で休むのかなど、忌引きを申請する理由を伝えることを義務付けているケースもあります。 状況によって休むことのできる日数が変わったり、会社として葬儀への参列や弔電の必要性などを検討する必要があったりするからです。 特に、 故人とはどのような関係なのか・通夜や葬儀の日時・葬儀を執り行う場所の3点については忘れないようにしましょう。 家族葬などで親族以外の参列を遠慮する際は先に伝えてください。 また、自分が留守の間に担当している業務をどのように扱うのかをきちんと引継ぎ、業務が滞ってしまわないように意識します。 大まかな流れや急ぎの案件のみ電話で簡潔に伝え、細かい点については上司や関係者に後ほどメールで送りましょう。 忌引き日数の確認をしておく 忌引きの日数は一般的な基準が存在するといえども、勤め先によって多少は異なるものです。 何日間休んでもいいのかということをきちんと確認するようにしましょう。 以前に忌引きで休んだことがあっても、就業規則の更新によって規定が変わっている可能性もあるので注意してください。 またチェックしておいてほしい事柄は他にもあります。 それは、休みを申し出るのに必要な書類や情報は何なのかということです。 勤め先によっては弔事が終了してからでもいいので内容を書面で提出してくださいといわれるケースもあります。 この書面には、誰の弔事なのか、ご自身から見た関係、場所はどこでおこなわれたのかなどを記入する必要がある場合があります。 などを持っていくパターンもあるでしょう。 後で慌てないようにするためにも何が必要なのか事前に確認しておくと安心です。 喪中の期間 喪中の期間についても続柄が関わってきます。 喪中に関する取り決めには、明治時代に定められた太政官布告があります。 これは昭和22年に撤廃されてはいますが、現在の喪中の基準にもなっています。 この布告による喪中の範囲は次の通りです。 悲しみの大きさによって期間は変わります。 喪中に控えるべきこと 喪中には控えたほうがよい行事があります。 正月のお祝い 喪中に正月が訪れる場合、お祝いはしないのが一般的です。 年賀状も正月のお祝いのひとつであるため控えます。 その際には年賀欠礼状、いわゆる喪中はがきを出します。 年賀欠礼状という名前の通り、新年の挨拶を欠くことを知らせるためのものです。 喪中の場合は事前に知らせましょう 喪中はがきは「 喪中であるため、新年の挨拶は控えさせていただく」という旨を事前に知らせる役割があります。 送る時期は11月から12月15日までに相手に届くように投函する必要があります。 それ以降の場合は、年賀状と行き違う可能性があるので、1月8日~2月4日の間に送る「寒中見舞い」として喪中の旨を伝えるのがよいでしょう。 寒中見舞いは、年賀状の返事が遅くなった場合によく使用されますが、年賀状をもらったお返事としても送られています。 結婚式など祝い事への出席 正月のお祝いと同じく控えるべきとされています。 しかし、忌明け(四十九日)を迎えていればいいという意見も多く、周囲と相談して決めるのが良いでしょう。 喪中でも許されるもの 喪中でも参加が許されているものをみていきましょう。 寺への初詣 喪中でも問題なく初詣をすることができます。 これは、寺と神社の死に対する考え方の違いからきています。 神社は死を穢(けが)れと捉えますが、寺はそういった考えがないのです。 神社の場合でも、五十日祭が済んで忌明けを迎えていれば、初詣をしてもよいと言われています。 ただし、神社はその地域によっても考え方が違うこともあります。 お中元・お歳暮 喪中であってもお中元やお歳暮を送ることができます。 相手が喪中の場合も特に問題はありません。 お中元やお歳暮は、 感謝の気持ちを伝えるために送るものであるため、お祝いにはあたりません。 ただし、この場合でも四十九日を過ぎてから送るようにし、紅白の熨斗も使わないようにしましょう。 暑中見舞い・残暑見舞い 自身が喪中であっても残暑見舞いや暑中見舞いは送っても大丈夫です。 また、こちらから喪中の方に対して送っても問題ありません。 残暑見舞いも暑中見舞いもお祝いのために送るものではありません。 喪に服していることが特に送ってはいけない理由にはあてはまらないのです。 ただし、四十九日の間は忙しかったり、気持ちの整理がついていなかったりということも考えられます。 無理にやり取りしようと考えなくてもいいでしょう。 この期間に暑中見舞いや残暑見舞いがとどいたとしても、 自分自身が落ち着いてからの返信で大丈夫です。 返信が遅くなった場合には、それに対するお詫びと慌ただしくしていた旨を書き添えたうえで、近況をお知らせするといいでしょう。 相手の方に気遣かわせないようにして、さらに自分の現在のことを知らせることで安心してもらえるようにしましょう。 まとめ 故人との関係が深かった場合、死後は悲しみに暮れるものです。 そのために喪という期間が設けられていて、故人を偲ぶことができるようになっています。 喪中の期間は正確に定められているわけではなく、一般的な認識はあるものの、 大切なのは自分の気持ちです。 判断に迷ったときは、この記事を参考にしてください。 葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ 葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。 いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。 24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。

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喪中はがき宛名は薄墨にすべき?横書きは?手書きボールペンもOK?

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【1】祖父母が亡くなった!年賀状を遠慮する喪中はがきはどこまで出せばいい? 身内に不幸があった場合、何親等までが喪中の範囲になるのか、また誰に喪中はがきを出せばいいのか、迷う人も多いでしょう。 一般的には、喪中はがきを出すのは2親等以内の家族が亡くなった場合とされています。 ただし、喪中はがきは比較的新しい風習で「これがマナー」と言えるものがまだ確立しておらず、個人の判断に任されている部分が多いと言えます。 そのため、夫や妻の祖父母や同居していない祖父母が亡くなった場合には出さないという人もいます。 出すべきか悩んだときは、身内の年長者に相談するといいでしょう。 また、喪中はがきは毎年年賀状を送っている人、もらっている人に出すのが一般的ですが、これも人によって考えが違います。 最近ではプライベートと仕事を分けて考える人も増えているため、身内に不幸があった場合にも故人と面識がない取引先には例年通り年賀状を送るという人も多くいます。 さらに、故人を知っている身内にも、逆に故人と全く面識のない友人等にも喪中はがきは送らないという人もいますが、 基本的には故人と面識のある人や関わりの深い人には喪中はがきを送り、ほとんど関わり合いのない人には出さないのが一般的です。 喪中はがきは、11月中から遅くても12月の初旬、相手方が年賀状の準備を始める前に出すようにしましょう。 これは亡くなったのがその年の前半でも、後半でも同じです。 喪中はがきは正式には「年賀状欠礼状」といい、「喪中のため新年のご挨拶ができなくて申し訳ありません」という挨拶状です。 本来は、喪中側から挨拶ができないというだけで「年賀状を送らないでください」という意味ではありません。 そのため、正式には相手方の年賀状の準備とは関係なく、喪中はがきは年内に届けばいいとされています。 しかし、「喪中の家には年賀状を出さない」というルールが一般化してきているため、相手が年賀状の準備を始める前に出すのです。 もし、結婚などの祝い事や引っ越しなどが喪中と重なった場合、喪中はがきとそれ以外の挨拶状は分けて出します。 喪中はがきはあくまで年賀状を出せない旨を伝えるためのものなので、それ以外の挨拶は別のはがきで改めて出すようにしましょう。 一方、喪中に年賀状を受け取った場合ですが、受け取ること自体はマナー違反ではありません。 もし通常通り年賀状を受け取りたければ、喪中はがきにその旨を一言添えておくといいでしょう。 このような場合、喪中はがきを受け取った側は「年賀状」ではなく「年始状」と書くなど、「賀」という祝いの言葉を避けて書くことが望ましいです。 喪中にもらった年賀状の返事を出す場合は、1月8日以降に「寒中見舞い」を出すのが一般的です。 このとき、相手方はこちらが喪中であることを知らずに年賀状をくれた場合には、喪中の連絡ができなかったことをお詫びしておきましょう。 【2】喪中はがきをもらったら、年賀状はどうしたらいい? では、喪中はがきをもらった側は、どうすればいいのでしょうか? 一般的に、喪中はがきをもらった場合、年賀状は遠慮するものとされています。 故人の喪に服している最中に、おめでたい挨拶である年賀状を送るのは不謹慎です。 喪中はがきをもらった場合は、遺族の気持ちを考えて全く返信をしないか、「年始状」「寒中見舞い」「喪中見舞い」など年賀状に代わるものを送ります。 「年始状」とは、年賀状によくある「あけましておめでとうございます」や「謹賀新年」などのお祝いの言葉を控えたものです。 「謹賀新年」の代わりに「一陽来復」など「悪いことのあとに必ずいいことがある」という意味の言葉を使う人もいるようです。 故人の冥福を祈る文章などを書き添えてもいいでしょう。 出す時期は、年賀状と同じで構いません。 「寒中見舞い」は、1月8日以降に送る挨拶状です。 1月7日までは「松の内」といって新年のおめでたい時期にあたるため、寒中見舞いは松の内が明けた1月8日以降に出すものとされています。 なお、寒中見舞いを送る場合には、遅くとも2月初旬頃までに届くように出しましょう。 最後の 「喪中見舞い」ですが、これは喪中はがきを出した相手に対して、故人を悼むお手紙を送るものです。 近年では線香やお花といった、御礼のいらない贈り物を送る人も増えています。 喪中見舞いを贈る場合は、喪中はがきをもらってからすぐに出すのが礼儀です。 ただし、前述のとおり喪中はがきは「喪中のため新年のご挨拶ができません」というだけで、「年賀状を送らないでください」という意味ではありません。 年賀状はお祝いであるため、喪中の家にとっては不謹慎ですが、あえておめでたい挨拶で遺族を励ますという考えもあります。 実際に喪中を経験したことがある人には、「年賀状をもらえなくて寂しかった」と感じる人や、「喪中でも年賀状をもらうと嬉しい」と感じる人もいます。 喪中はがきに「年始状を楽しみにしています」「例年通りに近況をお知らせください」などの一文が添えられている場合には、お祝いを意味する「賀」や「おめでとう」の言葉を控えた年賀状を送っても問題ないでしょう。 【3】年賀状の遠慮はどう伝える?喪中はがきの書き方 喪中はがきを書く場合には、まず「喪中のため新年のご挨拶ができません」という挨拶文を書き、次に「誰が、いつ、何歳で亡くなったのか」と「故人が生前お世話になったことへのお礼」を書き添えます。 故人の年齢は満年齢ではなく、数え年で表記しましょう。 数え年とは、生まれた時点を1歳とし、元旦が来るたびに1歳ずつ年齢を増やしていくカウントの方法です。 数え年は、その年の誕生日を迎えずに亡くなった場合には満年齢にプラス2歳、誕生日を迎えて亡くなっている場合には満年齢にプラス1歳すれば算出できます。 なお、喪中はがきの差出人は、家族の連名でも個人でも構いません。 もし夫婦の連名で喪中はがきを出す場合、故人の続柄は夫側から見た続柄となります。 故人が妻の母だった場合には「義母」と書くようにしましょう。 故人が配偶者の父や母である場合には差出人とは名字が違うこともありますから、名前だけではなくフルネームで書くようにします。 また、喪中はがきで悩ましいのが、薄墨で書くべきかどうかです。 悲しみの涙で滲んでしまったことを示すため不祝儀袋では薄墨を使い、同様に喪中はがきも薄墨で書くという方もいます。 しかし、本来は喪中はがきを薄墨で書かなければならないルールはありませんので、必ずしも薄墨でなくても問題ありません。 下記に、喪中はがきの文例をいくつか用意しました。 喪中はがきは形式がほぼ決まっており、インターネット上でもテンプレートや文例が配布されています。 普段は書くことのない喪中はがきの文章を一から考えるのは大変ですから、こうした文例を活用しましょう。 句読点や改行後の1字下げなどは、もともと活字を読みやすくするためのもので、相手に敬意を払うような挨拶状では使わないものとされています。 同様の理由で、喪中はがきは縦書きが基本です。 横書きだとカジュアルな印象になってしまい、あまり喪中はがきにふさわしくありません。 また、フォントも楷書体や明朝体などのフォーマルなものを使用し、儀礼的なものにすることが好ましいとされます。 【4】年賀状を出さない風習はいつから?喪中の豆知識 ここまで、喪中はがきについてご説明してきましたが、そもそも「喪中」とはどういったことを指すのでしょうか? 喪中とは、近親者が亡くなった際に、故人の死を悼んで身を慎む期間のことを言います。 喪中の期間は1年間で、その中でも亡くなってからの49日間は、特に身を慎む期間として「忌中」と呼ばれます。 もともと、日本の喪中の考え方は神道と儒教に基づいています。 神道では死は「穢れ(けがれ)」とされていて、その穢れを外に出さないために家の中に引きこもる風習がありました。 この風習は、今でも「忌引」として残っています。 もう一方の儒教にあった風習は、「服」というものです。 これは、近親者が亡くなって着飾る気にもなれないことを示すため、質素な服を着る風習です。 これが今の喪服です。 他にも音楽や舞なども楽しめない、祝い事をする気にもなれないという悲しみを表現しており、年賀状を出さない喪中の風習は「服」の延長線と言えるでしょう。 現在の日本では喪中の期間は1年とされていますが、明治7年に出された太政官布告では、父母や夫が亡くなった場合、喪中の期間は13ヶ月、妻や息子、兄弟姉妹の場合は90日、父方の祖父母の場合は150日など、細かく喪中の期間が決められていました。 この法律は昭和22年に廃止されましたが、現在でも喪中の期間はこれが目安になっています。 ちなみに法人には喪中はないため、仮に社長が亡くなったとしても喪に服す必要はありません。 年賀状も通常通りに出します。 ただし社員のほとんどが親族などの家族経営の場合には、喪中として新年の挨拶を遠慮する場合があります。 ところで、喪中はがきを出す風習は、どのようにして始まったのでしょうか? それを知るには、まず年賀状の始まりから知らなくてはなりません。 明治14年に発行された「中外郵便週報」の記事には、「葉書をもって親戚旧故への年始の祝詞を贈る風習、年々いや増して」という記述があります。 つまり明治14年にはすでに年賀状という風習が根付いていました。 しかし、年賀状に似た風習はすでに平安後期にはあったとされています。 この頃には日本各地に「飛駅使」と呼ばれる手紙を受け取るところがありました。 飛駅使は基本的に政治的な文書をやりとりするところでしたが、平安後期に藤原明衡がまとめた手紙の文例集「往来物」には、年賀の挨拶の文例がいくつか見られます。 少なくとも貴族の間では、手紙で新年の挨拶をする風習ができていたようです。 江戸時代から明治にかけて庶民の間にも手紙というシステムが広まってくると、年賀状は貴族以外にも広まっていきました。 こうして年賀状が普及した中、明治30年に英照皇太后(明治天皇の嫡母)が崩御しました。 この際に官吏たちが喪に服し、「年賀状欠礼」を送ったのが喪中はがきの始まりと言われています。 このように喪中はがきは当初、官吏が皇族の喪に服すためのものでした。 これが徐々に一部の階層にも広がっていき、喪に服しているときは「年賀欠礼」、つまり年賀状を書かないという風習になったとされています。 昭和初期には風習として確立し、昭和30年代には年賀状と共に喪中はがきが一般家庭に普及しました。 こうして喪中はがきは、年賀の挨拶を遠慮するものとして広く利用されるようになり、現代に至っています。

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喪中はがきは誰に出す?故人の範囲はどこまで?

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喪中はがき宛名の色は黒でなく薄墨にすべき? 弔事の薄墨マナーとは? 香典に薄墨で書くのは、 「涙で墨が滲んでしまい薄くなった」 「急な出来事で墨をきちんと磨る時間がなく、読める程度の薄い色で書いて参上した」 という意味があります。 ですので、弔事は薄墨という認識のある人もいるようですが、弔事全部が薄墨である必要はありません。 法要や喪中はがきはあらかじめ予定が分かっていることなので十分な準備ができることから、黒色の墨で問題ないのです。 ということで、喪中はがきは黒色で大丈夫です。 喪中はがきの宛名の色について 喪中はがき=弔事 という点だと薄墨でも問題ないのではないか、と考えたくなりますよね。 でも、「郵便はがき」という観点からみると、問題があるのです。 というのも、 郵便物は黒か青色のインクで書かれた郵便番号を機械で読み取って区分け作業するため、薄墨では読み取れない可能性もあります。 (現在の機械は非常に性能が良いので薄墨でも読み取れる、という意見もあるのですが、実際はどうか分かりません。 ) 宛名と弔事のマナーは切り離して考えることが大切です。 郵便物は手渡しする物ではないので、配達する人や区分けする機械が読み取りやすい必要があるのです。 マナーというのは「相手に対する気遣い」ですので、薄墨が身内を亡くした人への気遣いであるなら、宛名は配達する郵便局の人への気遣いであり、郵便局の決まりを守って読み取りやすい文字色にするのがマナーなのです。 はがき印刷ソフトの薄墨設定 弔事マナー=薄墨 という流れがあるためか、 はがき印刷ソフトによっては「宛名印刷を薄墨にする・しない」という選択が可能です。 この場合、郵便マナーを考えると薄墨設定にしないで黒文字印刷すべきなのですが、 「郵便番号部分だけ黒文字で住所氏名は薄墨」という設定のソフトもあるようです。 これなら郵便局の機械での読み取りは問題ないし、薄墨設定での印刷も問題ありません。 ただ、個人的には、葬儀のような緊急性のあるものに限り薄墨にする意味があるのであって、喪中はがきの場合は準備期間が十分確保できることですし、黒文字で問題ないと考えています。 喪中はがきの宛名は横書きでなく縦書きにすべき? 喪中はがきの宛名は縦書きにしなければならない、という決まりはありません。 ただ、日本語は元々縦書き文化だったため、その流れで郵便物は全て昔から縦書きとなっていました。 また、喪中はがきの文章も縦書きなのであれば、表裏は書き方を揃えるべきです。 そして、 喪中はがきは厳粛な書面であるので、昔からの流れに従って縦書きのほうが無難です。 横書きは欧米文化が入ってからの流れであり、どちらかというとカジュアルなイメージを抱く人が多いですよね。 大量に発送する場合でパソコンなどの宛名印刷ができない場合に「横書きの宛名シール」を貼るという方法もありますが、正式な書面ですので出来れば避けた方が良いでしょう。 喪中はがきの宛名を手書き ボールペンでなく筆ペンか? ・印刷屋さんでの宛名印刷ができない ・筆耕に依頼するのができない ・自宅でパソコン印刷ができない となると、残された方法は「手書き」になります。 印刷が主流な現在、手書きでも良いのだろうか?と悩むかもしれませんが、そもそも手紙やはがきは手書きが当たり前でしたし、丁寧な印象があるので全く問題がありません。 というか、手書きでやるのが大変だから皆さん印刷しているだけなのですよね。 喪中はがきの宛名を手書きする場合の道具については特に決まりはありません。 ただ、筆記用具の正式な物としては万年筆があり、ボールペンは略式といわれています。 ですので、 ボールペンは避けた方が良いでしょう。 万年筆がない、使い慣れていないという場合は、ボールペンでも万年筆のような書き味になる物を選んだ方が良いですね。 そして、やはり 筆や筆ペンが一番丁寧な印象があります。 筆ペンは数社から発売されていますが、書き味も若干違うので、書きやすいものを試してみると良いでしょう。 さいごに 喪中はがきの宛名の色や使う道具について迷うかもしれませんが、宛名部分は相手に届くために郵便局で情報を認識するための物であり、 相手に対するマナーではなく郵便マナーを考慮すべきなのです。 そのため、薄墨というのにこだわらず、読みやすい黒で書くほうが良いでしょう。

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