帯状疱疹 原因。 帯状疱疹とは(症状・原因・治療など)|ドクターズ・ファイル

帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは ~ 原因・症状・治療について

帯状疱疹 原因

季節の変わり目には、風邪などで体調をくずし、免疫力が低下しやすくなります。 そんなときに注意したい病気の1つに、帯状疱疹 たいじょうほうしん があります。 帯状疱疹は、水疱瘡 みずぼうそう のウイルスが原因の、痛みをともなう皮膚湿疹のことです。 症状には個人差がありますが、多くの場合、からだの一部にチクチク、あるいはピリピリとした痛みを感じることから始まり、やがてそこに紅斑 少し盛り上がったような赤い湿疹 ができ、続いて水疱ができて破れ、皮膚がただれ、かさぶたができます。 その間も、痛みが続きます。 軽い痛みで済む方もいますが、強い痛みを感じることが多く、夜眠れないほどの痛みに悩まされる方まで、さまざまです。 また、湿疹についても、病名のとおり帯状に広がるとされていますが、初期段階では、虫刺されやかぶれ、ほかの皮膚疾患などと思い違いする方が少なくありません。 そのため、市販の軟膏などを塗っていて対処が遅れ、重症化させてしまうケースも多くみられます。 そのため、非常に多くの成人が水疱瘡ウイルスをもっていますが、健康で免疫力が強いあいだは活動が抑えられています。 ところが、 中高年になり、加齢やストレス、疲労、感染症、生活習慣病などによって、からだの免疫力が低下すると、急に再活動を始めるのです。 中高年の多くの方は、自分が水疱瘡ウイルスをもっていることなど、ほとんど意識していないでしょう。 しかし、急に発症したときに適切な対処ができるように、帯状疱疹についてきちんと知っておきましょう。 中高年と帯状疱疹 通常、帯状疱疹は、湿疹に水疱ができたあと、水疱が枯れてかさぶたになり、それが取れるようになると治癒します。 その期間は、3週間~1カ月程度とされています。 ところが 中高年の場合には、治療がもっと長引くケースが少なくありません。 その理由の1つは、発見の遅れです。 中高年になるにつれて、だれでも皮膚の保湿性やバリア機能が低下するため、乾燥性やアレルギー性の湿疹 皮膚炎 を起こすことが多くなります。 また、糖尿病やその予備軍の方も少なくありませんが、高血糖状態になると、かゆみや痛みをともなう湿疹が出やすいことも知られています。 こうした既存の湿疹があると、どうしても初期の帯状疱疹の湿疹に気づきにくいため、受診が遅れ、治療にも時間がかかることになりがちです。 また、目の近くに帯状疱疹が起こると、目そのものが炎症による障害 角膜炎や結膜炎 を起こすことがあります。 中高年の方には、さまざまな眼病 白内障、加齢黄斑変性症、糖尿病性網膜症、視神経の病気など のある方も多いため、その場合には、目の治療への対応も必要になってきます。 さらに、中高年のなかでも、 とくに高齢者が注意したいのが、帯状疱疹後神経痛です。 帯状疱疹の皮膚症状 湿疹、水疱など が治まったあとも、痛みだけが残ってしまう状態です。 これは、水疱瘡ウイルスによって、神経節が強いダメージ 損傷 を受けることによって、継続的な痛みが生じるものと考えられています。 若い人の場合は、ダメージからの回復が比較的早いのですが、高齢になるほど遅くなり、それだけ症状も治療も長引く傾向がみられます。 病院では、帯状疱疹になってから3カ月程度痛みが継続する場合に、帯状疱疹後神経痛と診断されます。 その場合は、内服薬などによる治療が必要となりますが、痛みが数年間も続くことがあるので、注意が必要です。 一般に、帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛は、いずれも早く受診するほど軽症で済み、治療期間も短くなるので、おかしいなと感じたらすぐに受診するようにしましょう。 帯状疱疹と脳卒中 帯状疱疹に関連して、海外の医療研究機関からの1つの報告が注目されています。 それは、 帯状疱疹にかかったあと、脳卒中 脳梗塞、脳出血など のリスクが高くなるというものです。 同様の指摘は、数年前からみられましたが、データの正確性や原因の究明が不十分で、あまり周知されていませんでした。 それによると、脳卒中のリスクは、帯状疱疹発症後1~4週 1. 63倍 、5~12週 1. 42倍 、13~26週 1. 23倍 となっています。 とくに 帯状疱疹が顔面三叉神経など目に近い場所に出た場合には、それぞれ1. 82倍、3. 23倍、1. 41倍と、リスクが高くなることが判明しています。 そのため、帯状疱疹後の数日~3カ月程度は、とくに注意が必要とされます。 また、顔面の帯状疱疹ほどリスクが高いのは、帯状疱疹ウイルスが脳血管に入って炎症を起こしやすいことが原因として指摘されています。 その一方で、抗ウイルス薬で治療した場合は、脳卒中の発症リスクが約半分程度に低下することから、早期に抗ウイルス薬によるきちんとした治療を受けることの大切さも報告されています。 とくに中高年の方は、などでもともと脳卒中のリスクが高いことが多いので、注意しましょう。 帯状疱疹の早期発見と予防 一般に、帯状疱疹は自分では判断しにくい病気です。 赤い湿疹を見つけて、受診するケースが多いはずです。 頭部の痛みは、頭痛と間違えることがありますし、胸部の場合は、かと誤解することもあります。 痛みは、ウイルスがすでに神経節を損傷しているためなので、理由不明の急な痛みをからだの片側に感じたら、まず皮膚科を受診するのが最適です。 また、痛みと同じ場所に赤い湿疹が出たら、帯状疱疹の疑いが濃いので、すぐに受診しましょう。 日常の予防でもっとも大切なことは、免疫力を低下させないこと。 食事のバランスに気をつけ、睡眠をきちんととるほか、持病のある方は自己管理もしっかりと。 もし、帯状疱疹と思われる湿疹が出たら冷やさないこと 症状が悪化しやすい 、水疱が出たら破らないように 感染症になりやすい しましょう。 一方、帯状疱疹後神経痛も、長期にわたり日常生活に支障を及ぼすので、予防が大切です。 湿疹などの皮膚症状が悪化してしまったり、痛みが強い方ほど、神経痛が残りやすいとされています。 また、高年齢の方ほどリスクが高いのですが、最近はストレス社会の影響などで中年期から生活習慣病の方も多いので、40歳以上の方は帯状疱疹後神経痛に十分な注意が必要です。

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帯状疱疹になる原因【薬剤師がわかりやすく説明】

帯状疱疹 原因

帯状疱疹とはどんな病気?|症状・発症しやすい場所・原因 「帯状疱疹」という病名を耳にしたことはありますが、実際どういった病気なのか帯状疱疹の代表的な症状など基本的なことを教えていただけますか。 「ピリピリと刺すような痛みと、これに続いて赤い斑点と小さな水ぶくれが現れます。 それが数日で増えて、身体の左右どちらか一方の神経に沿って、帯状に広がるという特徴があります」(渡邊先生) ピリピリと刺すような痛み、赤い斑点や水ぶくれが着物の帯のように広がっていくのが特徴なのですね。 このような症状は、体のどういった場所に発症しやすいのですか? 「半数以上が上半身に発症します。 顔面、特に眼の周囲も発症しやすい部位です」(渡邊先生) そのような帯状疱疹を発症してしまう原因について、詳しく教えていただけますか? 「帯状疱疹の原因は、多くの人が子供の頃にかかる『水ぼうそうウイルス』です。 『えっ、子供の時にちゃんと治したよ』と思われるかもしれませんが、子供の時に体内に入ったウイルスは実は消滅していません。 体内に居座り、神経節(顔面の三叉神経、脊髄神経、坐骨神経など)に数十年間も潜伏するのです。 しかし、健康で免疫力が強い間はウイルスの活動は抑えられています。 ところが、加齢やストレス、過労、病気などによって『免疫力が低下』すると再び活動を始め『帯状疱疹』として発症します。 つまり、『水ぼうそう』にかかったことがあれば、誰でも『帯状疱疹』になる可能性があるのです」(渡邊先生) 「帯状疱疹はうつる」という噂を聞いたことがあります。 帯状疱疹のこういった面に関して、正しい知識を教えていただけますか。 「では、帯状疱疹がうつるのかといった側面から、正しく解説していきましょう。 「帯状疱疹の症状が出ているときは、『赤ちゃんにウイルスをうつす可能性があります』。 赤ちゃんが『水痘・帯状疱疹ウイルス』に感染すると『水ぼうそう』になってしまいます。 ・うつさないように予防策をとること ・1歳になったら『水ぼうそうの予防接種を2回打つ』こと などが予防には有効です。 特に、まだワクチンを打つことができない0歳の乳児には、帯状疱疹が出た人は『近づかない』ようにしてください。 また、授乳中の女性に帯状疱疹が出たら『授乳はストップ』して、早めに医療機関を受診しましょう。 その際、授乳しながらだと使えない薬があるので、必ず医師に相談してくださいね」(渡邊先生) 子供の頃の水ぼうそうのウイルスが何十年も生きていて復活するとはとても怖いですよね。 渡邊先生によると、帯状疱疹は早期発見することで、重症化を防ぐことができるそう。 いつもと違う発疹や水ぶくれに気がついたら、早めに医療機関に相談することが大切なようです。

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帯状疱疹の症状・原因・治療・予防 [帯状疱疹] All About

帯状疱疹 原因

見た目から痛そうな発疹が出る帯状疱疹。 チクチク・ピリピリとした痛みは我慢せずに病院へ 帯状疱疹は、文字通り「帯(おび)状の水疱や発疹が出る」病気。 発疹が出る前は、チクチク、ピリピリといった違和感を伴う知覚異常が起き、次第に痛みを伴うようになります。 痛みを感じた部分の皮膚が赤くなって水疱ができ、最後にかさぶたができて終了。 症状自体は 大体1ヶ月近く継続することが多く、発疹の痕が消えるまでにさらに2~3週間を必要とします。 知覚異常や痛みは神経に沿って出ますが、発疹は出る部位と出ない部位があり、皮膚の赤みやかさぶたの進行も部位によって異なります。 顔面の帯状疱疹は頭痛を伴うこともあります。 帯状疱疹の原因とは 神経に沿って発症する帯状疱疹。 小児の場合は水疱瘡、成人してからは帯状疱疹という形で発症することが多いです 帯状疱疹は、水疱瘡の原因である 水痘帯状疱疹ウイルスで発症します。 ただし、新たに水痘帯状疱疹ウイルスに感染して発症するのではなく、過去に水疱瘡を発症した時のウイルスが神経に潜んでいて、免疫系が弱まるタイミングで発症します。 ある意味、感染自体はずっと体内で持続していたことになります。 水疱瘡ワクチンがあまり普及していない日本では、多くの人が成人になってから水痘帯状疱疹ウイルスに感染しています。 帯状に水疱ができた時、水疱中にはウイルスがたくさんいますが、ウイルスに感染したことがある人に対しては感染が起きることは通常ありません。 成人に対しては感染しにくい病気なのです。 帯状疱疹が出たときは、小児や妊婦との接触を避ける しかし、 他人に感染させる可能性がゼロというわけではありません。 水疱はもちろん、水疱以外の体液、例えば唾液中にもウイルスがいる可能性があります。 帯状疱疹が出ている時に免疫記憶が全くない人にウイルスが伝染した場合、初感染は帯状疱疹という形ではなく、小児に多い全身疾患である水疱瘡として現れます。 水疱瘡を経験していない小児は、大人の帯状疱疹が感染して、水疱瘡になることが多いのです。 ごく稀に、水疱瘡に対して免疫を持っていない妊婦にウイルスが伝染し、母体から胎児にウイルス感染する可能性があります。 帯状疱疹の発疹がある時は、 小児や妊婦との接触はできるだけ避けてください。 次ページでは、帯状疱疹の治療・予防法について解説します。

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