テキサス チェーンソー。 映画『テキサス・チェーンソー ビギニング』ネタバレあらすじ結末|映画ウォッチ

テキサス・チェーンソー : 作品情報

テキサス チェーンソー

ホラー映画紹介~「テキサスチェーンソー」シリーズ~動画,画像,予告編,トレイラー 「テキサス・チェーンソー」シリーズ テキサス・チェーンソー (原題:THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE アメリカ2003年度作品 先日、ひょんな事からこの「テキサス・チェーンソー」のDVDを知人から頂きました。 それを機にレビューをリライトしてみます。 公開初日に劇場で見て、「悪魔のいけにえ」に対してあまりの毒の無さにガッカリしたのを覚えています。 でもヒットメーカー、マイケル・ベイがプロデュースしただけあり、エンターテイメント性の高いホラー映画に生まれ変わっています。 導入部分を紹介すると… レイナード・スキナードのライブ会場へとバンを走らせる男女5人の若者たち。 道中、テキサスの荒野を一人ふらふらと歩いていた女性を拾う。 何かに怯えるような態度を見せた女性はスカートの中から銃を取り出し、自分の脳天を打ち抜いてしまう。 若者たちは遺体を乗せたままガソリンスタンドへ立ち寄り、警察へ通報する。 保安官と落ち合うため、指示された農場の廃屋へ向かう一行。 しかしそこに保安官が現れなかったため、連絡を取ろうと隣家へ電話を借りに行く。 ところがそこは、人間の顔の皮で作ったマスクを被り、チェーンソーを振り回す殺人鬼「レザーフェイス」の住む家だった。。。 …ってな具合です。 ご覧のように、「悪魔のいけにえ」の導入部分で強烈な印象を残すヒッチハイカーは出てきません。 代わりに突然銃口を咥えて脳天に風穴を開ける女性が登場。 その風穴をカメラが通り抜けるというとんでもない悪ふざけを披露してくれます。 衝撃的ではありますが、ヒッチハイカーのような生理的な嫌悪感は感じませんでした。 レザーフェイスは、旧作で見せたコミカルさや子供のような仕草は影を潜めました。 絶えず怒りを湛えたような荒々しいキャラクターです。 彼がマスクを被るようになった理由が「皮膚病で顔が崩れてしまったため、それを隠すためにマスクを被っている」との事。 劇中、鼻が無い顔が一瞬だけ映ります。 出演者の中で一番張り切っているのが、レザーフェイスの叔父である偽保安官役、R・リー・アーメイ。 スタンリー・キューブリックの「フルメタルジャケット」で、ほほえみデブを凶行に追い込んだあの俳優です。 高圧的な態度で怒鳴り散らし、偽の権力を振りかざして若者を自宅に連れ込む役目を担っています。 元軍人という事もあって若者を威圧するという役回りはぴったりです。 強烈な個性を放つリー・アーメイ保安官役と比べると、レザーフェイスのキャラが薄く感じるほどです。 ちなみに、ヒロインは当時まだ22歳のジェシカ・ビール。 色っぽ過ぎて気が散るっつーの(汗) 特殊メイクは、現状、文句なしに業界No. 1の技術とセンスを誇るKNBエフェクツ。 ここでは控えめながらも随所にリアルな特殊効果を挟み込むことで、恐怖感や痛々しさを増幅させています。 監督はCM界の鬼才と言われたマーカス・ニスペル。 彼のオフィシャルサイトを見れば分かりますが、数々の映像作品すべてがスタイリッシュで斬新。 そんな才能はこの「テキサス・チェーンソー」や、再度マイケル・ベイと手を組むリメイク版「13日の金曜日」でも見る事ができます。 脳天の風穴をカメラが通り抜ける…なんていうのは、彼流の遊び心なのかもしれませんね。 「テキサス・チェーンソー」は、言うなれば「悪魔のいけにえ」現代版万人受けバージョン。 正直、「悪魔のいけにえ」ファンがそれを期待して見ると思いっきり裏切られます。 ホラー映画ファンの中で、「悪魔のいけにえ」が好きであるほど「テキサス・チェーンソー」の評価が低くなる…傾向があると思いますが、スタイリッシュなエンターテイメントホラーとして、前年の「バイオハザード」と合わせ、後のホラー映画に多大なる影響を与えたのは事実。 そんな見方をすると、当初「劣化版悪魔のいけにえ」と酷評した自分でも、また違った形で評価できました。 もっと酷評した続編の「テキサス・チェーンソー・ビギニング」も見直してみようかなあ。 テキサス・チェーンソー ビギニング (原題:THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE:THE BIGINNING アメリカ2006年度作品 先日、10年ぶりに見直した「テキサス・チェーンソー」の評価が、以前自分で下した酷評から一転、高評価になった事に我ながら驚きました(笑) オリジナル版「悪魔のいけにえ」を愛するあまりの酷評だった訳ですが、人間、柔軟さを忘れちゃいかんな~と改めて思った次第。 そして、リメイク版1作目以上に酷評したのがこの「テキサス・チェーンソー・ビギニング」。 こちらも今見直したらもしかしたら面白いかも…と期待して見直してみました。 ストーリーはリメイク版1作目「テキサス・チェーンソー」の前日譚。 後にレザーフェイスとなるトーマスの誕生秘話から、彼が初めてチェーンソーを持ち、人間の顔の皮を纏うところや、ヒューイット一家がカニバリズムに目覚めるエピソードも描いています。 テキサスの食肉加工工場に勤める女性従業員が仕事中に赤ん坊を生み落し、そのまま息絶えてしまう。 困った女性の上司は、赤ん坊を生きたままゴミ箱に捨てるが、ゴミを漁りに来た女に拾われその自宅へと連れ帰られる。 赤ん坊はそのヒューイット家でトーマスと名付けて育てられるが、先天性の障害で顔が崩れ、知的障害も持っていた。 成長したトーマスは自分が生まれた食肉工場へ勤め始めたが、工場の閉鎖が決まり、仕事を失ってしまう。 工場勤め最後の日、自分をゴミ箱に捨てた張本人と知ってか知らずでか、罵る工場の責任者をハンマーで殴り殺した。 そして工場にあったチェーンソーを奪って外へ出てゆく。 工場で遺体を発見したホイト保安官は、トーマスの後を追いかける。 彼を発見し逮捕しようとした時、ヒューイット家の長男であるチャーリーがショットガンで保安官の頭を吹き飛ばした。 チャーリーはパトカーと保安官の遺体を回収、自ら偽のホイト保安官となって獲物探しに出かけた。 路上で若者の車が横転事故を起こしているのを見つけると、車内にいた3人をパトカーに押し込んで自宅へと向かう。 しかし、横転事故の車両に乗っていたのは3人だけではなかった。 事故の際に車外へ放り出され、草むらの上で目覚めたクリッシーは、仲間が強引にパトカーに乗せられるのを隠れて見ていた。 3人を救うため、単身ヒューイット家へ潜入するのだが。。。 製作は前作同様マイケル・ベイ、監督はマーカス・ニスペルからジョナサン・リーベスマンに変わりました。 ジョナサン・リーベスマンは後に「世界侵略: ロサンゼルス決戦」などを撮っています。 「テキサス・チェーンソー・ビギニング」は、前作と比べてお化け屋敷的なびっくり演出が目立ちます。 びっくり系ホラーが好きな人は楽しめると思いますが、オリジナル版「悪魔のいけにえ」とは完全に怖さの質が異なります。 「あ~びっくりした~。 」で終わっちゃうので旧作のような後を引く怖さではありません。 殺人鬼一家の過去を掘り下げていくのは面白いものの、一家目線で物語が進んでいくため結果的に緊張感を削ぐ事になってしまいました。 またショートフィルムを繋ぎ合わせたような断片的な構成で、作品全体に一体感がありません。 こういうまとまりの無い映画って記憶に残りづらいんですよねえ。 画面は常に黄色いフィルターがかかったような色調で、ここはトビー・フーパーの「悪魔のいけにえ2」へのオマージュでしょうか。 また、カメラをグラグラ揺らすと共に、ズームで寄ったり引いたりを小刻みに繰り返し、登場人物の不安な気持ちを表現しています。 この撮り方はジョナサン・リーベスマン監督の特徴なんですが、これ、個人的にとっても苦手。 多少カメラを揺らすならまだしも、リーベスマン監督は動きが激しすぎて見づらいんです。 酔いやすい人は画面見ながら気持ち悪くなっちゃうんじゃないでしょうか? 後年に撮った「世界侵略: ロサンゼルス決戦」では、不安を煽る必要の無いシーンでも常にカメラは揺れまくり、引いたり寄ったりを繰り返し、見てて非常に疲れました。 前作ではCM職人のマーカス・ニスペル監督がスタイリッシュな映像で新しい「悪魔のいけにえ」を見せてくれましたが、今作の映像は普通。 落着きなく動くカメラワークが個性なのかもしれませんが、前作ほどのインパクトや特徴にはなっていません。 ゴア描写は前作に対して大幅にパワーアップしてまして、グログロ好きには堪らないと思います。 特殊メイクは前作同様、グレッグ・ニコテロとKNBエフェクツ。 この作品の特殊メイクはリアルすぎてヤバイレベル。 レザーフェイスがナイフで被害者の顔を剥がすシーンなんて本物に見えます。 チェーンソーもフル活用され、大勢の体を貫き、切り裂いています。 あれは凶器として最恐、最悪ですね。 あんなんで切り刻まれるなんて絶対嫌だわ。 驚きの凄い特殊効果のつるべ打ちなんですが、これもまた「悪魔のいけにえ」としてはやり過ぎに感じられます。 まず記憶に刻み込まれるような恐怖ありきで、付加価値としてこういうビジュアル面が加われば説得力があるんですけどね、この作品に関してはグロに頼ろうとしちゃった感が強いです。 でも、みんなで集まってワイワイ「痛てー!」「グロい!」なんて大騒ぎできるのは、「悪魔のいけにえ」では出来なかった楽しみ方ですね。 過去の自分の酷評がひっくり返ることに期待して見直してみたんですが、以前見た時から大きく評価が変わることはありませんでした。 前から書いていましたが、「悪魔のいけにえ」のリメイクでなければもっと評価が違ったと思うんです。 普通の殺人鬼ものとして見たら十分なクオリティだと思います。 でも、偉大な「悪魔のいけにえ」という十字架を背負ってしまったため、ファンが厳しく評価してしまうのは仕方ないこと。 オリジナルのファンならば「Texas Chainsaw Massacre」を名乗る以上、キャラや設定を拝借するだけでは納得しません。 本質をしっかり理解した正統派リメイク、あるいはオリジナルを超えるくらい野心的なリメイクでなければ、作って欲しくない。 そういう「面倒なファン」の期待に応えられる作品ではありませんでした。 ただ、「面倒なファン」以外の大勢の方々には間違いなく楽しめます。 何てったって天下のマイケル・ベイプロデュースですからね~。

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テキサスチェーンソーは実話ですか?

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ホラー映画紹介~「テキサスチェーンソー」シリーズ~動画,画像,予告編,トレイラー 「テキサス・チェーンソー」シリーズ テキサス・チェーンソー (原題:THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE アメリカ2003年度作品 先日、ひょんな事からこの「テキサス・チェーンソー」のDVDを知人から頂きました。 それを機にレビューをリライトしてみます。 公開初日に劇場で見て、「悪魔のいけにえ」に対してあまりの毒の無さにガッカリしたのを覚えています。 でもヒットメーカー、マイケル・ベイがプロデュースしただけあり、エンターテイメント性の高いホラー映画に生まれ変わっています。 導入部分を紹介すると… レイナード・スキナードのライブ会場へとバンを走らせる男女5人の若者たち。 道中、テキサスの荒野を一人ふらふらと歩いていた女性を拾う。 何かに怯えるような態度を見せた女性はスカートの中から銃を取り出し、自分の脳天を打ち抜いてしまう。 若者たちは遺体を乗せたままガソリンスタンドへ立ち寄り、警察へ通報する。 保安官と落ち合うため、指示された農場の廃屋へ向かう一行。 しかしそこに保安官が現れなかったため、連絡を取ろうと隣家へ電話を借りに行く。 ところがそこは、人間の顔の皮で作ったマスクを被り、チェーンソーを振り回す殺人鬼「レザーフェイス」の住む家だった。。。 …ってな具合です。 ご覧のように、「悪魔のいけにえ」の導入部分で強烈な印象を残すヒッチハイカーは出てきません。 代わりに突然銃口を咥えて脳天に風穴を開ける女性が登場。 その風穴をカメラが通り抜けるというとんでもない悪ふざけを披露してくれます。 衝撃的ではありますが、ヒッチハイカーのような生理的な嫌悪感は感じませんでした。 レザーフェイスは、旧作で見せたコミカルさや子供のような仕草は影を潜めました。 絶えず怒りを湛えたような荒々しいキャラクターです。 彼がマスクを被るようになった理由が「皮膚病で顔が崩れてしまったため、それを隠すためにマスクを被っている」との事。 劇中、鼻が無い顔が一瞬だけ映ります。 出演者の中で一番張り切っているのが、レザーフェイスの叔父である偽保安官役、R・リー・アーメイ。 スタンリー・キューブリックの「フルメタルジャケット」で、ほほえみデブを凶行に追い込んだあの俳優です。 高圧的な態度で怒鳴り散らし、偽の権力を振りかざして若者を自宅に連れ込む役目を担っています。 元軍人という事もあって若者を威圧するという役回りはぴったりです。 強烈な個性を放つリー・アーメイ保安官役と比べると、レザーフェイスのキャラが薄く感じるほどです。 ちなみに、ヒロインは当時まだ22歳のジェシカ・ビール。 色っぽ過ぎて気が散るっつーの(汗) 特殊メイクは、現状、文句なしに業界No. 1の技術とセンスを誇るKNBエフェクツ。 ここでは控えめながらも随所にリアルな特殊効果を挟み込むことで、恐怖感や痛々しさを増幅させています。 監督はCM界の鬼才と言われたマーカス・ニスペル。 彼のオフィシャルサイトを見れば分かりますが、数々の映像作品すべてがスタイリッシュで斬新。 そんな才能はこの「テキサス・チェーンソー」や、再度マイケル・ベイと手を組むリメイク版「13日の金曜日」でも見る事ができます。 脳天の風穴をカメラが通り抜ける…なんていうのは、彼流の遊び心なのかもしれませんね。 「テキサス・チェーンソー」は、言うなれば「悪魔のいけにえ」現代版万人受けバージョン。 正直、「悪魔のいけにえ」ファンがそれを期待して見ると思いっきり裏切られます。 ホラー映画ファンの中で、「悪魔のいけにえ」が好きであるほど「テキサス・チェーンソー」の評価が低くなる…傾向があると思いますが、スタイリッシュなエンターテイメントホラーとして、前年の「バイオハザード」と合わせ、後のホラー映画に多大なる影響を与えたのは事実。 そんな見方をすると、当初「劣化版悪魔のいけにえ」と酷評した自分でも、また違った形で評価できました。 もっと酷評した続編の「テキサス・チェーンソー・ビギニング」も見直してみようかなあ。 テキサス・チェーンソー ビギニング (原題:THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE:THE BIGINNING アメリカ2006年度作品 先日、10年ぶりに見直した「テキサス・チェーンソー」の評価が、以前自分で下した酷評から一転、高評価になった事に我ながら驚きました(笑) オリジナル版「悪魔のいけにえ」を愛するあまりの酷評だった訳ですが、人間、柔軟さを忘れちゃいかんな~と改めて思った次第。 そして、リメイク版1作目以上に酷評したのがこの「テキサス・チェーンソー・ビギニング」。 こちらも今見直したらもしかしたら面白いかも…と期待して見直してみました。 ストーリーはリメイク版1作目「テキサス・チェーンソー」の前日譚。 後にレザーフェイスとなるトーマスの誕生秘話から、彼が初めてチェーンソーを持ち、人間の顔の皮を纏うところや、ヒューイット一家がカニバリズムに目覚めるエピソードも描いています。 テキサスの食肉加工工場に勤める女性従業員が仕事中に赤ん坊を生み落し、そのまま息絶えてしまう。 困った女性の上司は、赤ん坊を生きたままゴミ箱に捨てるが、ゴミを漁りに来た女に拾われその自宅へと連れ帰られる。 赤ん坊はそのヒューイット家でトーマスと名付けて育てられるが、先天性の障害で顔が崩れ、知的障害も持っていた。 成長したトーマスは自分が生まれた食肉工場へ勤め始めたが、工場の閉鎖が決まり、仕事を失ってしまう。 工場勤め最後の日、自分をゴミ箱に捨てた張本人と知ってか知らずでか、罵る工場の責任者をハンマーで殴り殺した。 そして工場にあったチェーンソーを奪って外へ出てゆく。 工場で遺体を発見したホイト保安官は、トーマスの後を追いかける。 彼を発見し逮捕しようとした時、ヒューイット家の長男であるチャーリーがショットガンで保安官の頭を吹き飛ばした。 チャーリーはパトカーと保安官の遺体を回収、自ら偽のホイト保安官となって獲物探しに出かけた。 路上で若者の車が横転事故を起こしているのを見つけると、車内にいた3人をパトカーに押し込んで自宅へと向かう。 しかし、横転事故の車両に乗っていたのは3人だけではなかった。 事故の際に車外へ放り出され、草むらの上で目覚めたクリッシーは、仲間が強引にパトカーに乗せられるのを隠れて見ていた。 3人を救うため、単身ヒューイット家へ潜入するのだが。。。 製作は前作同様マイケル・ベイ、監督はマーカス・ニスペルからジョナサン・リーベスマンに変わりました。 ジョナサン・リーベスマンは後に「世界侵略: ロサンゼルス決戦」などを撮っています。 「テキサス・チェーンソー・ビギニング」は、前作と比べてお化け屋敷的なびっくり演出が目立ちます。 びっくり系ホラーが好きな人は楽しめると思いますが、オリジナル版「悪魔のいけにえ」とは完全に怖さの質が異なります。 「あ~びっくりした~。 」で終わっちゃうので旧作のような後を引く怖さではありません。 殺人鬼一家の過去を掘り下げていくのは面白いものの、一家目線で物語が進んでいくため結果的に緊張感を削ぐ事になってしまいました。 またショートフィルムを繋ぎ合わせたような断片的な構成で、作品全体に一体感がありません。 こういうまとまりの無い映画って記憶に残りづらいんですよねえ。 画面は常に黄色いフィルターがかかったような色調で、ここはトビー・フーパーの「悪魔のいけにえ2」へのオマージュでしょうか。 また、カメラをグラグラ揺らすと共に、ズームで寄ったり引いたりを小刻みに繰り返し、登場人物の不安な気持ちを表現しています。 この撮り方はジョナサン・リーベスマン監督の特徴なんですが、これ、個人的にとっても苦手。 多少カメラを揺らすならまだしも、リーベスマン監督は動きが激しすぎて見づらいんです。 酔いやすい人は画面見ながら気持ち悪くなっちゃうんじゃないでしょうか? 後年に撮った「世界侵略: ロサンゼルス決戦」では、不安を煽る必要の無いシーンでも常にカメラは揺れまくり、引いたり寄ったりを繰り返し、見てて非常に疲れました。 前作ではCM職人のマーカス・ニスペル監督がスタイリッシュな映像で新しい「悪魔のいけにえ」を見せてくれましたが、今作の映像は普通。 落着きなく動くカメラワークが個性なのかもしれませんが、前作ほどのインパクトや特徴にはなっていません。 ゴア描写は前作に対して大幅にパワーアップしてまして、グログロ好きには堪らないと思います。 特殊メイクは前作同様、グレッグ・ニコテロとKNBエフェクツ。 この作品の特殊メイクはリアルすぎてヤバイレベル。 レザーフェイスがナイフで被害者の顔を剥がすシーンなんて本物に見えます。 チェーンソーもフル活用され、大勢の体を貫き、切り裂いています。 あれは凶器として最恐、最悪ですね。 あんなんで切り刻まれるなんて絶対嫌だわ。 驚きの凄い特殊効果のつるべ打ちなんですが、これもまた「悪魔のいけにえ」としてはやり過ぎに感じられます。 まず記憶に刻み込まれるような恐怖ありきで、付加価値としてこういうビジュアル面が加われば説得力があるんですけどね、この作品に関してはグロに頼ろうとしちゃった感が強いです。 でも、みんなで集まってワイワイ「痛てー!」「グロい!」なんて大騒ぎできるのは、「悪魔のいけにえ」では出来なかった楽しみ方ですね。 過去の自分の酷評がひっくり返ることに期待して見直してみたんですが、以前見た時から大きく評価が変わることはありませんでした。 前から書いていましたが、「悪魔のいけにえ」のリメイクでなければもっと評価が違ったと思うんです。 普通の殺人鬼ものとして見たら十分なクオリティだと思います。 でも、偉大な「悪魔のいけにえ」という十字架を背負ってしまったため、ファンが厳しく評価してしまうのは仕方ないこと。 オリジナルのファンならば「Texas Chainsaw Massacre」を名乗る以上、キャラや設定を拝借するだけでは納得しません。 本質をしっかり理解した正統派リメイク、あるいはオリジナルを超えるくらい野心的なリメイクでなければ、作って欲しくない。 そういう「面倒なファン」の期待に応えられる作品ではありませんでした。 ただ、「面倒なファン」以外の大勢の方々には間違いなく楽しめます。 何てったって天下のマイケル・ベイプロデュースですからね~。

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テキサス・チェーンソー ビギニング

テキサス チェーンソー

この記事には暴力的または猟奇的な記述・表現が含まれています。 もお読みください。 『』の続編。 では、のシーズンに公開され、週末興行成績は初登場2位を記録した。 では2006年に公開され、全国週末興行成績は初登場11位を記録となった。 本作は『テキサス・チェーンソー』の続編であるが、内容的に1974年の『』により近い作品となっている。 ストーリー [ ] 8月、一人の赤ん坊が食肉処理工場の血まみれの床で生まれた。 その子は生まれながらので、生肉の包装紙に包まれ、すぐにゴミ箱に捨てられた。 たまたまゴミを漁っていた女に拾われた赤ん坊はトーマスと名付けられ、女の家族ヒューイット家で育てられる。 トーマスは6歳のとき、自傷性のと診断されるが、その頃から動物を殺して解体するなど異常性が際立っていた。 やがて9歳から食肉処理工場で働き始めた彼は、30歳のとき食肉処理工場が閉鎖されたショックから工場長をハンマーで殴り殺してしまう。 住む土地に異常な執着を持つヒューイット家は、逮捕に来た地元のを殺害し、その人肉を食卓に並べた。 かくしてヒューイット一家の殺戮が始まった。 ある男女4人が交通事故に合い、内3名が保安官の格好をしたホイト・ヒューイットのパトカーに拘束されヒューイット家の自宅に連れて行かれてしまう。 そこには冷酷な殺人鬼と変貌しつつある(トーマス)が待ち構えていた。 登場人物 [ ] クリッシー この物語の主人公でエリックの恋人。 ベトナム戦争へ行くエリックとディーンをベイリーとドライブをしていた。 ドライブの途中にバイカーのアレックに追われるが、目の前に現れた牛と衝突し、彼女は車外に投げ飛ばされた。 衝突した車の中にエリックの銃を探していたものの、モンティに取られ、車はヒューイット邸まで運ばれる。 捕らわれた仲間達を救う為にヒューイット邸に向かうが、ホイトに捕まってしまい、家族の異常な光景を目撃しながら彼らを侮辱した。 仲間たちが次々と殺され、自力で脱出したクリッシーはレザーフェイスに追われながら精肉所の中にある主任の車の鍵を手に入れ、その途中でパトカーを見つける。 エリック クリッシーの恋人でディーンの兄である軍人。 弟のディーンと2人でベトナム戦争へ行く途中にクリッシーに指輪をプレゼントするが、それはエリックが14個食べたお菓子のおまけだった。 ドライブの途中にカードを燃やそうとしたディーンと言い争いになっていた時にアレックスに追われ、銃を出して彼女に向けるも、目の前に現れた牛と衝突し、車を横転してしまい、怪我をしながらも生き延びていた。 たまたま現れたホイトに車に乗せられ、ヒューイット邸に連れ出されるものの、ディーンと二人で脱走しようとした。 ベトナム戦争の経験があるからなのか、煉瓦でヒューイット邸の窓を割ったり、ベイリーと二人でティー・レディを机で塞いだり、ホイトにショットガンで額を向けられた際、恐れる事なく、彼に挑発をした。 しかし、クリッシーはベトナム戦争の話をする彼の事はあまり良く思っていないらしい。 ディーンの悲鳴でホイトにショットガンで殴られ、レザーフェイスに悪魔の手術台に運ばれ、身体を切り刻まれる。 クリッシーが地下室に行き助けようとするが、身体は固定され助ける事ができず、最後はレザーフェイスにチェーンソーで胴体を切られ、顔を切り刻まれ、レザーフェイスのマスクにされた。 ディーン エリックの弟で18歳の青年。 ベイリーの恋人。 ベトナム戦争へ行こうとするエリックの事をあまり良く思っていなかった。 ベトナム戦争へ行く途中にカードを燃やそうとするが、エリックに気づかれてしまい、口論をしてしまう。 車が横転した時に落ちたカードをホイトに拾われ、「ディーンは誰だ?」と問われるが、エリックが「ディーンは俺です」と言って彼を庇った。 ヒューイット邸に連れていかれた際、自分がディーンと名乗りだし、ホイトに腕立て伏せ20回をやらされ、軍隊式制裁を受けながらも20回をやりこなした。 二人でヒューイット邸から逃げようとした際に足をトラバサミに挟まれ、身動きが取れなくなり、ヒューイット邸に連れ出される。 死亡したかと思われたが、実は生きており、目の前で死んだベイリーを見て涙を流した。 その後は自力で脱出し、軍隊式制裁を受けたホイトの頭を掴み床で打つけたり、レザーフェイスに追われたクリッシーを助け反撃するなど兄以上に勇敢な一面を見せたが、クリッシーの目の前でレザーフェイスに後ろからチェーンソーで身体を貫かれ死亡した。 ベイリー ディーンの恋人。 ベトナムへ行くエリックとディーンをクリッシーとドライブをしていた。 ディーンと二人でメキシコへ逃亡したいとクリッシーに相談していた。 アレックスに追われた際、目の前に現れた牛と衝突した後は腹部に硝子の破片が刺さり、たまたまた現れたホイトに抜かれる。 ヒューイット邸に連れ出された後はテーブルの脚に縛られていたものの、ディーンに救われ二人でティー・レディを身動きを取れぬ様にした。 一時は車で逃走をしたが、レザーフェイスに鎌で刺され再び連れ出される。 その後、彼女はベッドの下で縛られ、ヒューイット邸に侵入したクリッシーに救われるが、クリッシー共々捕まってしまう。 最後は舌がない状態で悲鳴を上げる事もできず、レザーフェイスにハサミで首を切られ死亡した。 本名はトーマス・ブラウン・ヒューイット。 ヒューイット家の長男。 1939年8月スローンと主任との間にできた子でリー精肉工場に産まれたが、先天的な奇形児で生まれた為に不気味がられ、主任によって包装紙に包まれ、ゴミ箱へ捨てた。 ところがそこでゴミ漁りをしていたルダ・メイに拾われ、ヒューイット一家の長男として生きていく事になった。 1969年トーマスが30歳に時に、主任が精肉所を閉鎖すると言い出した。 しかし、トーマスは帰ろうとせず、一人で作業をし続けた。 説得に来たラッキーから帰れと怒鳴られ道具を置いたものの、ラッキーと主任を驚かせながら精肉所から出た。 だが、それでもまだ残っており、精肉所の閉鎖、主任にヒューイット一家の嫌みを言われハンマーで殴り殺した後に主任の部屋の中にあるチェーンソーを持っていった。 ヒューイット邸から拉致してきたベイリーを鎌で刺したり、地下室でアレックスの首を切断したり、祖父のモンティの両足をチェーンソーで切断したりした。 エリックを地下室へ運び悪魔の手術台に乗せ彼を殺し、顔を剥ぎ取った。 これがレザーフェイス誕生の秘話となる。 家族の異常な光景を見たクリッシーに挑発され、彼女を地下室へ運ぼうとするが、クリッシーに刃物で刺されてしまう。 リー精肉所へ逃げたクリッシーを探し、彼女とディーンに刃物で反撃される。 最後はクリッシーが運転する主任の車に乗り、後部座席から彼女の胴体をチェーンソーで貫いて殺害。 更に目の前にいた保安官と住人を殺害した。 本名はチャーリー・ヒューイット。 トーマスの叔父。 前作に登場したテキサスの保安官。 30年前、産まれたばかりのトーマスに対し「なんて醜いガキだ」と言っていたが、トーマスの父親代わりに育てていた。 トーマスに精肉所へ紹介した張本人。 冷酷な性格でテキサスへ訪れたエリック達に暴力を振るったり、ディーンに軍隊式制裁したり、叔父であるモンティの両足をレザーフェイスにチェーンソーで切断させた。 トーマスが主任を殺した後、ウィンストンがヒューイット邸に訪れレザーフェイスを逮捕しようとした所で車の中の置いてあったショットガンでウィンストンを射殺。 彼の制服を盗み、名前をホイト・ヒューイットに変え、保安官に成り済ました。 事故を起こした現場でアレックスを射殺し、更にエリック達をヒューイット邸に連れ出した。 かつて朝鮮戦争へ行った経験があり、その際に捕虜された気の毒な軍人仲間を週に一日殺し、飢えをしのいだ。 食事の時はお祈りをしておりそれを見たクリッシーに挑発され、激怒した一面を見せた。 レザーフェイスがクリッシーを追いかけた後「少年が男になる日が来た」という意味不明な言葉を語った。 家に入ろうとした所でディーンに殴られ、自分がディーンにやらせた軍隊式制裁され、頭を掴まれ叩きつけられ、口から血を吐き前歯を折られるという末路を迎えた。 ルダ・メイ 本名ルダ・メイ・ヒューイット。 トーマスの母。 1939年8月精肉所でゴミを漁っていた時に産まれたばかりのトーマスを拾った。 普段は小さな店を経営している。 ホイト同様、冷酷な性格で遺体を料理したり、朦朧としていたベイリーをレザーフェイスに「楽にしろ」という一面を見せた。 彼女の話によれば、子供が産めない身体で子供欲しさに拾った(あるいは誘拐した)という経歴がある。 モンティの脚が撃たれた際、脚をチェーンソーで切断しようとしたレザーフェイスを止めたが、止める事ができず絶叫していた。 モンティ 本名はモンティ・ヒューイット。 トーマスの祖父。 眼鏡をかけているのが特徴。 横転した車を回収していた際にエリックの銃を拾う。 エリックとディーンがヒューイット邸に捕らわれた姿を見た時は助けもせず立ち去った。 家の中に侵入をしたホールデンに脚を撃たれ、ホイトに助けを求めるが、脚のバランスを整える為にレザーフェイスに両足をチェーンソーで切断される。 これがモンティの脚が切断された原因である。 食事の時に朦朧としながらも食事をしていた。 アレックス バイカーのメンバーでホールデンの恋人。 クリッシー達がドライブの途中に襲撃し、彼女達に挑発をした。 ルダ・メイの店の中にも登場し、クリッシーとベイリーを睨み付けた。 エリック達の車を見つけダブルショットガンを彼らに向けた。 エリック達が事故を起こし、ホイトが現れた際にエリック達に「余計な事を言うと死人が出る」と忠告し、ホイトに対応するが、突然ショットガンで射殺される。 遺体はホイトのパトカーに乗せられ、レザーフェイスに首を切断される。 ウィンストン・ホイト テキサスの保安官で彼が本物のホイト保安官。 テキサスで街の住人達が引っ越し、彼もまた引っ越す予定だったものの、レザーフェイスが主任を殺害し、叔父であるチャーリーに逮捕してほしいと協力をする。 パトカーの中でチャーリーに卑猥な話をしていたものの、ヒューイット一家の事はあまり良く思っておらず、トーマスが子供の頃に異常な光景を目撃していた様で彼らに厳重注意をしていたらしい。 その為か、トーマスの事を化け物と呼んでいた。 チェーンソーを持ったレザーフェイスを発見し、銃で威嚇するが、車の中に置いてあったショットガンでチャーリーに射殺される。 この事が原因でチャーリーはホイト保安官になりすます結果となる。 遺体はヒューイット家の食卓に食事として出された。 ホールデン バイカーのリーダーでアレックスの恋人。 ルダ・メイの店の中でアレックスと二人でクリッシーとベイリーを睨み付けた。 クリッシーが仲間達を助ける際、一時は素通りをしようとしたももの、アレックスが連れ出されたと聞いて、クリッシーとヒューイット邸へ向かう。 しかし、ホールデンはクリッシーの仲間達を助けるつもりはなく、アレックスだけを助けようとしていた。 ヒューイット邸へ忍び込んだ後、モンティの脚を銃で放ち、現れたホイトに銃を突きつけ彼女はどこだと問い詰めた。 ホイトを銃で射殺しようとするが、現れたレザーフェイスにチェーンソーで殴られ、身動きを取れぬ様にし、ホイトに「子供の頃、毎日学校でいじめた男」(実際にこの人物がレザーフェイスをいじめたかどうかは不明だが)と呼ばれて最後はベイリーの前でレザーフェイスにチェーンソーで八つ裂きにされた。 ラッキー リー精肉所の社員でトーマスの唯一の友人。 精肉所の閉鎖で一人作業していたトーマスに説得をするが、帰ろうとせず彼に激怒した。 その後、トーマスが道具を置いた後は驚いてしまったものの、トーマスは無言で立ち去った。 ティー・レディ 本名は不明。 ルダ・メイの娘でトーマスの姉でありヘンリエッタの妹。 肥満体な身体が特徴。 ルダ・メイとお茶を飲んで楽しんでいた時にエリックに煉瓦を投げつけられ、立とうとしたところ身動きが取れずエリックとベイリーに机を押され身動きを取れなくなった。 主任 リー精肉所の主任。 本名は不明。 スローンを妊娠させ、トーマスを産ませた張本人。 1939年8月スローンがトーマスを産んだ後に死亡。 しかし、トーマスが奇形児で彼を包装紙で包み、ゴミ箱へ捨てた。 だが、リー精肉所でゴミを漁っていたルダ・メイに拾われる。 トーマスが9歳の時に精肉所で働いた時は自信の子供だと気付かないまま彼を罵っていた。 1969年にリー精肉所の閉鎖。 ラッキーに家に帰ろうとしなかったトーマスを説得しろと頼んだ。 再び現れたトーマスにハンマーで殴られ身動きを取れぬ様にテーブルの脚を破壊され、両足を骨折させられた。 主任が警察に通報しようとしたが、上手く言えず、彼の悲鳴で警察官に奥さんと間違えられていた。 最後はトーマスに「友達だろうヒューイット!? 」と言った後に殺害される。 ウィンストン同様ヒューイット一家の事はあまり良く思っていなかったらしく、ヒューイット一家の悪口、精肉所の閉鎖が原因でトーマスに殺害される事となる。 トーマスが初めて殺害した人物である。 スローン トーマスの実の母親でアルコール中毒者。 1939年8月、リー精肉所の作業中に倒れ破水し、トーマスを出産。 しかし、彼女は息を引き取ってしまう。 その後、トーマスはルダ・メイに拾われ、ヒューイット一家の長男として育てられる事になる。 キャスト [ ] 役名 俳優 日本語吹替 クリッシー エリック ディーン ベイリー 声なし ルダ・メイ モンティ叔父さん アレックス サイア・バッテン ナレーター (オリジナル版と同じ) スタッフ [ ]• 監督:• 製作: 、アンドリュー・フォーム、ブラッド・フラー• 脚本: DVD [ ] 発売。 脚注 [ ].

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