ミッドサマー 鶏小屋。 劇場鑑賞「ミッドサマー」

ミッドソマー(Midsommar)完全ネタバレ

ミッドサマー 鶏小屋

ホラー映画というジャンルの枠組みでは語れない領域にあって、前作同様おぞましくて胸糞悪い不快感が続くが、今作は終始明るい画面で美しくアートで最後には爽快感すら感じるという不思議な余韻が残る作品だった。 前作ほどのホラーらしい恐怖感はそこまで感じないけど、淡々とスローテンポでどこへ向かうのか全く分からない不気味さの中にも笑いあり「いったい何を観せられているんだ」状態の2時間30分、味わったことのないトラウマ体験ができる。 R15でエログロさも強烈なので誰にでも勧めることは出来ないけど、ハマる人には堪らないはず、観るときの精神状態によっても変わるし本気でヤバい領域にイッてしまうのでメンタルが弱ってる人は注意が必要。 奥地の村で90年に一度開かれる祝祭・祭(MID SOMMAR)に参加した若者たちが、白夜の下で行われる異様な儀式に飲み込まれていく比較的シンプルな話だが、全編伏線メタファーで恐ろしく考え抜かれた緻密な伏線回収の脚本構造と演出で、敢えて明るい陽射しの美しい景色の中ではっきりと見せる残酷性、邦画なら暗い色彩になるところをひたすら爽やかにお花いっぱいにフォトジェニックなまま描き切る斬新さ。 監督曰く個人的な失恋体験との伝承を掛け合わせた映画を作ろうと思う発想力も凄いし、実際にこの完成度の作品に仕上げてしまうのも尋常ではない。 どういう別れ方をして、どういう視点で世の中を見てたらこんな世界を表現できるのか?、前作同様「家族とは呪いである」から「個人の解放と救済」まで、ただの変態を超えて最悪でもあり最高でもある振り切れ方も素晴らしい。 土着文化においては「多様性」として寛容になるべきなのか?どこまで認められるべきなのか?、そして人間関係の浅く広いネット社会のコミュニティではなく、人間関係の濃密な狭い村社会のコミュニティ(カルト宗教的な共同体)ならではの居心地の良さにいつの間にか共感していってしまう恐ろしさもあり、現代に対する皮肉にも捉えられる。。 物語の序盤で散りばめられた伏線が後半になってどんどん回収されていくが、記号や言葉や絵など細かいところまで凝っているので見るたびに新しい発見が出来るはず。 前作に続き、画角、距離感、光と影の使い方など徹底的にこだわった圧倒的な映像美も美しく、どのカットも計算され尽くして作り込まれているのでフォトジェニックなのにしっかり恐ろしさも感じる。 白夜の状態を現したかのような白みがかった映像で、構図や自然や音楽が美しいほど・村が明るいほど癒しにも不安にもなって、残酷な儀式やコミュニケーションの違和感を巧みに麻痺させられ、主人公ダニーたちと同じようなトリップ状態に陥ってしまう。 まさにドラッグのように画面が揺れたり流れたり、手や足に草が生えてくる幻覚を見たり、花が咲いたり閉じたりするな世界を漂っている感じ。 独特のカメラワークや意味深なショットの多用など前作で見られた癖の強すぎる演出は、更に磨かれていてその世界観に入り込んでしまう。 上から俯瞰で撮ったり鏡越しに並べたり、目覚める時に目を片方ずつ開けたり、特に村に入る時「ここから先は常識が通じない世界ですよ」とばかりにカメラが回転し天地がひっくり返るところなど好みだった。 グロテスクな人体破壊も明るい場所ではっきりと見せるため、細部までしっかり作りこんだリアリティある美術も凄かった。 前作でも顕著だった「嫌な音」の演出も健在で、伝統の不思議な唄や耳ざわりな不快な音階を重ねた(サンプリングもあり)音楽を背景に、ハエの飛び回る音、蠢く料理や森林、そして泣き叫ぶ声など自然の音響にもこだわっていて、加えて弦を中心とした神秘的なサントラもすごく良い仕事をしている。 序盤のに行く前から友人・恋人間の微妙な空気の描き方が上手く、ダニーにとってすでに終わってる人間関係を予感させられる。 1年前から別れたくて内心ウンザリしてるくせに決断できずズルズルと引き延ばし上辺の優しさを見せる彼氏クリスチャン、感情的で不安定でヤバい女と思っていながら本人の前では表面的に親切に振舞う男仲間たち、連帯感がありそうで実際は自分のことだけしか考えていない(論文ネタの取り合いや欲望優先)。 そんな奴らでもすがらざるを得ないダニー、冒頭のクリスチャンとの生々しいリアルなあるある言い合いから痛々しく、村に着いてハッパを吸う時など友人関係や連帯感を気にし過ぎて取り残されないように必死についていくのが観ていて辛い(現代の同調・忖度の空気感、簡単に壊れる関係性)。 クリスチャンが忘れていたダニーの誕生日をペレに教えられて小さなケーキで祝う時、なかなかロウソクに火が付かない(もう恋の炎が燃えることはない)のと、火が付いても彼が見ていない瞬間に火を吹き消す(彼と今後一緒に見ることはない)のと、その後ろでは村の女性たちが赤ちゃんをあやしているシーン(この村で新しく生まれ変わる)が二人の行き先をすでに暗示していた。 最初は女性蔑視のような発言もしていた男性陣が、村では女性優位に誘導されて殺され最後には女王に選ばれる立場に落ちるのも現代的でもある。 クリスチャンの性交シーンはさすがにシュール過ぎてエロさは全く感じず、終わって我に返ってフルチンで外に逃げ回る姿にも笑ってしまった。 周りで応援・共有するおばあちゃんたちの裸体が強烈すぎて、自分だったら絶対に出来ないけどクスリの魔力と圧力でやらざるを得ないのか・・後ろからおばあちゃんにケツを押してもらうとか冷静に考えたらただの罰ゲームだし浮気でも何でもないのでは(と言っても信じてもらえないのが男としても辛いところ)。 しかし、この作品でのモザイクは本当にいらない、一気に現実に戻される感じで興ざめ、意味を分かってなさすぎ、それも中途半端な箇所でそこ意味あるのか?謎のかけ方に更に苛立たせられる。 普通の状態なら一刻も早くこの村から逃げ出すことを考えるのだが、いつの間にか不思議な心地よさとどうすれば救われるのかを考え始めてしまう。 この狭い共同体の中では個人の尊重をなくし「家族」のために行動する、「家族」が悲しんでいたら一緒に泣き、苦しんでいたら一緒に苦しみ感情を共有する・・落下に失敗し苦しむ老人と共に悲痛な叫びを上げる、性交する二人を手助けし共に喘ぎ声を出す、泣き叫ぶダニーと共に泣く、みんなで同じ動きで合わせながら全力で共感し共鳴する。 客観的に見れば過剰で異常な光景も当事者にとっては今まで一人で抱え込んでいた人ほど、これだけ大勢の人たちと分かり合えて感情を爆発させて発散できることは、確かに解放であり救済になるだろう。 それだけ自然に沿った野生的で本能的な方法が一番効果があるのか、カルト宗教団体にハマってしまう怖さも改めて感じた。 どんなに信じて共感されても熱いし痛いものは痛いのだ。 結局、この村の真実は分からない、本当に伝統儀式だったのか、狂信的なカルト集団としての儀式だったのか、どちらにせよ最初からこの奇習の中で育っていれば問題なく受け入れてしまうのだろうけど。 人々を殺害する村人たちには罪の意識どころか逆に救済の意識しかないところが怖すぎるがこれが洗脳ということなのか。 どれだけ外部の人間が入ってきたのか、近親相姦と子供とのバランスはどうなのか謎ばかり。 ただ、90年周期という設定は濃い血を薄める目的としては長すぎるし、歴代のメイクイーンの写真が非常に多く、赤ん坊(毎夜泣きの演出)や子供の数も明らかに多いので、どう考えても実際には祭以外の日にも外部からの人間を引き入れてるはず。 村=共同体を存続させるために集団の幹部になったものが真実を知らされて秘かに運営してきたのか、結局ペレはどこまで知っていたのかは気になるところ。 ペレが普通の大学生としてみんなと今までどうやって付き合ってきたのか、定期的に生贄を連れてくるためだけの役割としての存在だったのか。 何ならダニーの妹の無理心中を手助け>両親も殺したのはペレだったのではとも疑ってしまう、最初から女王として素質のありそうなダニーに目を付けていて、彼氏とも上手くいかず更にドン底に落として確実に村に連れてくるために仕組んだのか・・ さすがに無理があるにしても、ダニーを好きだから連れてきたかったのはあるだろう、旅行に来ると分かった時の顔や誕生日を覚えていて絵を差し出すところなどは真剣だったように見えた。 両親が火事で死んだと言ってたのは恐らく生贄の儀式で焼かれて天涯孤独になったので、ダニーへの共感は強かったのだろう。 監督曰く影響を受けた映画はいろいろあって、参考にした日本映画は「怪談」、「神々の深き欲望」、「鬼婆」とのことで納得、またイングマールの名前も出てくるように「叫びとささやき」「ある結婚の風景」やビジュアルは「」「テス」にも影響を受けたよう。 特に個人的に一番感じたのは「」で土着信仰に生贄などほぼ同じ設定と展開であり、ラストのクリスチャンのクマは2006年版「」でがクマの皮を被っているのと全く同じで驚いた。 その他、監修の「 死の楽園」(団体にいる妹を連れ出すために潜入する話(信者全員したカルト集団の実話)や、観た後の感覚は宗教的なメタファーも多かった昨年の「」にも近いことを思い出した。 【(ネタバレ)伏線・メタファー考察】 多くの考察サイトがあって面白く参考になったが個人的に注目して気になったもの、記号やメタファーだらけで改めてビデオでじっくり見返したい。 ・祭の真の目的は「外部者と子作りして新しい血を取りこむこと」であり、共同体の繁栄維持のために人口コンしていて、計画的に外部から血を入れたり近親交配している。 ・「アッテストゥパン(語で崖)の儀式」は、72才になったら人の厄介になる前に崖から飛び降り自殺すること()。 死ぬこともセックスも儀式であり、命の循環が繰り返される。 ・ルビン(近親相姦で血が濃くなり過ぎた障害者)は、あえて近親相姦で生むことで世俗との繋がりを持たせず、最も大切なルーンの聖書「ルビー・ラダー」を書き続けることが出来る。 ・数多く出てくる絵画は全てどれもその後の彼らに訪れる未来を予兆させていた。 また性交する儀式画の下のベッドはクリスチャン。 あと「13」の不吉な数字もあり、クイーンに選ばれたダニーに付きそう女性が13人で、クリスチャンの性交の場にいた裸の女性も13人。 死体や衣装の刺繍にも文字が人物に合わせて使われていたり、食事の食卓机の並べ方が文字の形になって順に変化していくのも意味があるのだろう。 ・ダニーがダンスコンテストで最後まで踊り続けて「メイクイーン(じゃがいもでなく5月の女王)」に選ばれたのは偶然か必然かは分からない、ドラッグでハイになっていたとは言えヤラセにするのは難しそうだし。 ・ホルガ村の入り口は太陽を象った意匠だが女性器にも見えるし、シンボル塔のールは完全に男性器のカタチでその周りを子孫繁栄を願って女性たちが踊りまくる、最後の儀式の三角の建物はのの木を連想させられる、ここで燃やすことは神聖な行為であり浄化、成仏の意味があるのだろう。 ・彼の名前がクリスチャンなのは、ダニーがそれまでの自分の信仰()を捨ててホルガに入信するということ。 全編通して泣きっぱなしだが様々なシーンでの泣き、嗚咽の演じ分けが凄かった、最初と最後では違う様に聞こえる、特徴あるハスキーボイスの泣き声が耳から離れない。 ちょっとぽっちゃりな体型やメンヘラで不安定な状態の演技も好き。 あとは彼氏のクリスチャン役のジャック・レイナーは「シング・ストリート」から気になっていたが、あの見開いた目や情けない姿などの熱演に圧倒された。 マーク役のウィル・ポールターは一度観たら忘れられない特徴的な顔だが、あの「」では胸糞悪い警官役を演じていただけに今作では逆に酷い目に合うのが感慨深かった。 【(ネタバレ)ラスト・コメント】 最後の儀式では9人の生贄が必要であり、ダンス大会で女王となった(村人に称えられ「必要とされる喜び」で恍惚になっている)ダニーは、彼氏クリスチャンともう一人の村人の二人から選ばなくてはいけなくなり・・結局選ばれたクリスチャンは本物のクマを着ぐるみにされてメインの小屋で全員燃やされる中、ダニーの笑顔で終わるというラストカット(全身お花だらけのダニーと全身クマのクリスチャンののビジュアル対比が最高)。 まあ最初の流れからもクリスチャンと別れて最終的にはこの村の一員になるのは予想される範囲ではあったが、まさかこんな爽快感すら感じると不思議な高揚感で終わるとは思ってもいなかった。 最後の死体はあまりリアリティが無く、少しデフォルメされ過ぎて花を生けたりクマになったりやたら感があったのは敢えて儀式的だったのだろうが、外で全員で熱さと哀しみを共感する中、ダニーの今までで一番最高の爽やかな笑顔が強烈だった。 この笑顔をハッピーエンドと見るかどうか・・(ドラッグなどでラリっている時は映像が歪むがラストは特に歪んでいなかったのでシラフでの笑顔のはず)。 ダニーにとっては、妹や両親を亡くしたトラウマやふんぎりのつかない彼氏との関係など、一人孤独に抱えていた苦悩をようやく一緒に分かち合い、真に解放・救済されたこと、自分の本当の居場所・新しい家族を見つけられたことはやはりハッピーエンドなのだろう(全身お花で覆われるのは完全に共同体に取り込まれたということ)。 全てが白日の元に晒されて、死んだ家族や生贄になった友人や自分の命は繋がっていて全ては輪になっていると悟ったとも言える。 クリスチャン含め他のメンバにとっては、異常な狂った村で裏切られ単に犠牲になったバッドエンドなのだが。 ただ、これがベストな選択だったとも思えない、ここに来ないで地元で新しい優しい彼氏に支えられて家族になったかもしれないし、いずれ彼女が生贄になるかもしれないし、実は全てホルガ村の思惑通り弱みに付け込まれ、薬物と心理掌握によって誘導・利用されてしまっただけの結果なのかもしれない。 でもそれが欺瞞に満ちたものだろうが、彼女が死のトラウマから抜け出し人間関係をし、新たな家族の一員となることができたことは確かなのだ、おとぎ話の王女のように。 ホルガ村のような共同体はきっと今でも地球のどこかにあるのだろう、「サークル・オブ・ライフ」命が循環する思想は人口を増やし過ぎないことで共同体を維持することだし、近代と完全に逆行した生活は現代の閉塞感の中で孤独に苛まれる人たちにとってはにさえなり得るだろう。 大きな失恋や大切な人の死を乗り越えられない人、一人孤独に様々な苦悩を抱えて解放されたい人は救済の物語として完全に主人公に共感してしまうかもしれない。。 ただ、今作は主人公ダニーの女性ならではの主観的な視点であり、自分としては男たちの立場も分からなくもないので入り込むまではないが、クリスチャンのように彼女をいい加減にあしらうことなく、少なくとも話を心から聞いてあげることを徹底しようと恐怖をもって反省?させられた。。 個人的には「ヘレディタリー」より怖さや残虐さは少なく比較的分かりやすい作品だったので、どうせならR18にしてもっと突き抜けても良かったかな・・と思っていたら、更に30分ほど長い170分の「R18のディレクターズカット版」があるそうで、ちょうどで一定数集まったら公開する企画が走っていた。。 それは是非実現して観なければ! 監督、次は恋愛映画やダークコメディを撮るとか噂があり、この路線でいくのか変えてくるのか、とにかく一筋縄ではいかないだろうから、また楽しみにして待っていたい。 yasutai2.

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【ミッドサマー】イラストとネタバレ感想と考察

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家族を失ったアメリカの大学生・ダニーは恋人のクリスチャン達から論文の研究で訪れるスウェーデン旅行に誘われる。 ちょうどこの夏、クリスチャンの友人のペレの故郷・ホルガでは「90年に1度開催される特別な夏至祭」を開催するため、ダニ達はホルガでお世話になることに。 家族を失ったショックから立ち直れないままのダニーだったが、次第にホルガの村の住人の暖かさに触れ、祭りの楽しさもあって、心が癒されていく… 果たしてダニーは立ち直れるのか? 恋人クリスチャンとの関係はどうなる? 日が沈まないホルガの夏至祭はクライマックスを迎え、村一番の女王(メイクイーン)を決めようとしていた… 登場人物• ダニー・アルドール 妹による無理心中で家族を失ったアメリカの大学生・ダニーは恋人のクリスチャンに依存し、クリスチャンもダニーに重荷を感じるも別れを切り出せないままでいた。 パーティーに参加したダニーはクリスチャンの計らいで人類学の論文の研究で訪れるスウェーデン旅行についていくことに。 ちょうどこの夏、クリスチャンの友人のペレの故郷・ホルガでは「90年に1度開催される特別な夏至祭」を開催するため、ダニー達はホルガ村へ向かった。 ホルガ村の住人は暖かな雰囲気だが、北欧神話の伝承に基づくペイガニズム 主義者の村であり、外の世界ではありえない倫理観で動いていた。 ダニーは、家族の死のショック、友人達から渡された麻薬による幻覚、クリスチャンの言動、狂った村の儀式に猜疑心を抱き、トラウマを呼び起こされるが、徐々に村人達に惹かれていく…。 そして夏至祭の進行と共に友人が一人、また一人消えていった…。 登場人物・真• ダニー・アルドール []• おつだが、サイモンはあの時ちゃんと生きてたぜ!(もっとひどい) -- 名無しさん 2020-02-28 21:31:29• ウィッカーマン思い出したね -- 名無しさん 2020-02-28 21:53:10• 論文のネタをパクろうとしたり恋人を完全に厄介者扱いしてたクリスチャンは確かに人としてアレだけど、燃やされる直前に一人だけボロクソ言われてたのには流石にかわいそうだと思った -- 名無しさん 2020-02-29 02:15:56• 閉鎖された地方の村の奇妙な習慣を題材にしたホラー …日本のがありそうで思いつかない。 SIRENは、違うしなあ -- 名無しさん 2020-02-29 06:02:34• 教訓:別れ話は思いたったらしなくてはならなぁ -- 名無しさん 2020-02-29 10:45:47• ケチをつけるわけでは無いがネタとはいえ虚偽のタグをつけるのは管理上よろしくないのでは? -- 名無しさん 2020-02-29 10:48:09• -- 名無しさん 2020-02-29 10:53:26• この映画で一番怖かったのは監督の元カノというツイート読んで、確かにそうだと思った -- 名無しさん 2020-02-29 11:18:16• この映画に一番恐怖を抱いたのは監督の元カノだろうという話 -- 名無しさん 2020-02-29 11:20:05• ルビン役の男の子、めちゃくちゃ可愛くて特殊メイクってすげー!ってなった -- 名無しさん 2020-02-29 18:40:05• 本文中でも話題になってるがフローレンス・ピューはこれのラストシーンの直後に『若草物語』の撮影に向ったらしい。 『若草物語』は試写で観たけど、ミッドサマー汚染が酷く「シャラメ絶対クマに入れられて燃やされるな…」と最悪の感想になった -- 名無しさん 2020-03-02 14:08:16• 実はホルガ村の儀式は伝統儀礼とかを適当に混ぜこぜにした新興カルト宗教の村だった…という考察がイヤーン -- 名無しさん 2020-03-02 17:03:46• 山田と上田がいないTRICKに監督が中島哲也ってのを付け加えるとより通じます。 まじで青空と青々とした木々、色とりどりの花々の中なのが余計立ち悪くなるよね -- 名無しさん 2020-03-04 00:45:32• 一応数百年の歴史があって、夏至祭も毎年やってるけど映画のラストで行われたあのキャンプファイヤー(隠語)は90年に1度らしい -- 名無しさん 2020-03-04 05:46:36• 古代の北欧は、史実でも老衰死だとヴァルハラに行けないからと老人を槍で刺し殺したりしていた -- 名無しさん 2020-03-04 08:33:10• -- 名無しさん 2020-03-04 09:06:22• 終盤で全体像を見せない肉料理出てきたけどあれマークかなあ -- 名無しさん 2020-03-14 20:00:06• 友人が見よう見ようって佐生ってくるだが当方ホラー耐性は有ってもグロ耐性があまり無いんだがどうした物か…話自体は面白そうなんだが。 具体的には所謂スプラッター映画はのようなグロさや痛みを強調するのは見れないけど演出の一環としてのグロさなら耐えれる。 -- 名無しさん 2020-03-15 14:07:00• 村人は共感しまくりだけど、「いってええ!」って観客に鳥肌をたたせる描写はないと思った -- 名無しさん 2020-03-15 18:39:46• 招待されて、軽率な奴らから一人ずつ消えていって、最後に残ったやつがすべてを得るって、これチャーリーとチョコレート工場だ -- 名無しさん 2020-03-17 20:30:53• 個人的には非常に刺さる内容で満足。 ただ上映終了後に前の席のカップルが「気分が悪くなった」と蹲っていたのと、その隣の野郎二人組が「これは反省会だろ!」って大声で文句垂れていたのに全部持ってかれた。 満足(自分)、悪心(カップル)、不満(二人組)と狭い範囲内に全く違う結果の人々が集中しているのが興味深かった。 -- 名無しさん 2020-03-22 01:42:05•

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映画「ミッドサマー」あらすじ感想 居場所を無くした人間の最後の心の拠り所

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ネタバレ! クリックして本文を読む アメリカに住む少女ダニーは不幸の真っ只中にいる。 恋人のクリスチャンとの関係は微妙に破綻しているし、愛する家族はある日突然、この世を去ってしまうのだから。 そこで、ダニーはスウェーデンからの交換留学生、ペレの提案により、クリスチャンや仲間たちとペレの故郷、ホルガを訪れることになる。 さて、すでにスリーパーヒットとなっている本作は、ホラーかラブストーリーかエロ映画か、実態を隠したまま若い女性を中心にさらなる数字の上積みを続けている。 そこで、ネタバレを回避しつつ、筆者が思う映画の根幹について解説してみたい。 できれば、観賞後にお読みになることをお勧めする。 全ては冒頭のダニーの状況に起因している。 ホルガを訪れたダニーはそこで行われる"夏至祭"の女王に選出されるのだが、それは予め計画されていたことが、冒頭の数分を見れば分かる。 これがまず1つ。 そして、残酷でえげつない儀式が行われるホルガは、ダニーにとって辛い記憶しかない故郷のアメリカよりも、むしろ悪夢だったという皮肉。 これが2つめ。 監督のアリ・アスターは重要なテーマの一つとして、"家族とは決して逃れられないもの"という要素を挙げているが、それを証明するシーンが夏至祭のシーンで一瞬だけ登場するので、見逃すべきではない。 結論から言うと、本作は前作と同じ家族をテーマにした恐怖映画ではあるけれど、意外なフック 惹きつけ が用意されている分、頭脳的な楽しみは倍増しているような気がする。 ご多分に漏れず、アリ・アスター監督のデビュー作「ヘレディタリー 継承」の衝撃が忘れられない。 ミリー・シャピロが演じた娘の得も言われぬ不気味さ、トニ・コレットが演じた母の終盤の強烈な変貌ぶりなど、並みのホラーを寄せ付けない圧倒的なインパクトとオリジナリティがあった。 当然、今作も大いに期待していた。 「ミッドサマー」の大筋は、ニコラス・ケイジ主演でリメイクも作られた「ウィッカーマン」などに代表される、人里離れたコミュニティに入り込んでしまった主人公(たち)が、その地特有の文化や価値観(カルト宗教、食人の習慣など)によってひどい目に遭うという類型をたどる。 よって前作のような斬新さを期待しすぎると、肩透かしを食ってしまう。 楽園のようなビジュアル、ヒロインを待つ結末などは確かにひねってあるものの、前作のトラウマ級の独創性には到達していない。 比較しなければ、十分に良くできたホラーだとは思うが。 フローレンスピューは短躯でたくましい印象です。 strong willな顔つきと相まって、強そう。 健康美と太いパーツに新しい魅力がありました。 かなり寄って映しますが、こまかい顔芸で自在に心象をあやつっています。 展開が巧みですいすいと進みます。 トイレへ行くと言って、そこはもう航空機内トイレです。 行程をうまく端折って、倦みを回避しています。 描写が寓意をはらんでいます。 とうてい羅列できませんが、怪しさを重ねて観る者を煽ります。 カメラがよく動きます。 固定しないトラッキングで、それが人物の動揺をあらわし、かつhorribleな空気をつくっていました。 よく映画を見ていると思います。 『アスターはその頃を回想して「僕は行ける範囲の全てのビデオ店に行き、その店のホラー映画コーナーにあった映画を片っ端から鑑賞した。 』と監督のwikiに書かれていました。 その博覧強記が画からほとばしっています。 光のおびただしい映画でした。 おそらくもっとも色調の明るいホラー映画だと思います。 それが闇よりも怖いことを知りました。 下にいる者の喫驚だけが映るなら、わたしもなんともなかったのですが、落下滅裂が、しかも見たこともないほどリアルなそれがあり、そこへ加えて、長大な胴突きで顔面を粉砕します。 何年かぶりに見たtraumaticな衝撃でした。 屍体とその損壊のリアリティが半端ではありません。 終局、まるでタラのテーマのようなオーケストラのうしろで見たこともない狂乱が拡がります。 いっぱんに、ホラー映画とは、演出新参者のビギナー枠だと見られているふしがあります。 新しい恐怖を考案したから映画をつくったわけです。 たまたま世間においては、それがホラーに種別されますが、この、恐怖と不安が140分つづく新しい映画体験を、枠内で片付けていいとは思いません。 映画をめぐって、この驚天動地の格差を反面視しないことは立派なことだと思います。 ネタバレ! クリックして本文を読む 予告編で気になっていたところ、期間限定配信されていたので鑑賞。 導入から世界観に引き込まれました。 綺麗な映像と不穏な音楽にわくわく感が掻き立てられますな〜と、この後の展開を楽しみにしていたのだが…… おや?おやおや? ヘンリー・ダーガーっぽい絵がちゃちい。 (予告でチラッと写るくらいだと雰囲気あったんだけど)飛び降りシーンが怖くない。 (個人的に飛び降りシーンには弱くて、胸のあたりがひゅんってなるのだが、これはリアリティに欠けるのか全く平気)死体がちゃちい。 (グロいと聞いていたのだが)ほんで、たいして何も起こらないまま、主人公にやりで終了…なんじゃこりゃ。 ホラーとしても、サスペンスやスリラーとしても弱く、どちらかと言えば愛憎劇か? もっとぞくぞくしたかったです。 一番怖かったのは、コミュニティからの志願者の人が、最期の瞬間にファンタジーが解けてしまったところ。 でも、熊さんが可愛い過ぎて、和んでしまったよ。 ネタバレ! クリックして本文を読む もっと怖いと思っていたけどまったく怖さを感じず、自分エログロ耐性が割とあった様。 村に入ってから村人の反応がいちいち面白すぎてほぼ爆笑しながらの鑑賞に…後でやってるアレコレが気になりすぎて真面目にみるのは無理! 主人公のメンヘラぷりや恋人やその友人の性格も中々酷くて良いし、白夜とドラッグのおりなす明るすぎる世界観は新しくて見応えありました。 いやでもあんなに白昼堂々と全てを見せ合うコミュニティ私には無理だなぁ 笑 全編に渡って意味あり気な絵が大量に出てくるので鑑賞後に考察を検索して読んだらバイキングだルーんだで中2心がくすぐられてより楽しくなっちゃいました。 そのうちディレクターズカット版で見直そうかと思います。 ネタバレ! クリックして本文を読む コロナ明け、初映画館!見逃していたミッドサマー見に行きました。 スウェーデン秘境の村の夏至祭を文化人類学専攻の学生たちがレポートしにいくお話。 日本秘境の村まつりも鬼祭という物が多く見受けます。 このスウェーデンの祭りも色々と隠された秘密があるお祭り。 このお祭りの毒牙に学生たちがかかっていってしまいます。 祭りといえば文化人類学的に研究の宝庫。 セックス、乱行、近親相姦、ドラッグ、生贄殺人となんでもありでこの映画もふんだんにその要素を含んでいます。 村人の笑顔がとても不気味で、映像も明るい中に狂気を感じさせてじわじわ恐怖に引き込まれてい来ます。 ラストはもうグッチョグチョ。 あらららら。 という感じでした。 前半少しダルな感じ、ちょっと残念。 ネタバレ! クリックして本文を読む 映画を見る前から、ヒグチユウコ氏の描いたミッドサマーのポスターが気になっていた。 ) 私には、イラストの花に囲まれたダニーが生気を失っている=死んだ人の顔としか見えなかったのだ。 また、それだけではなく、何となく逆さに吊られている重力感も感じてしまっていた。 ポスターのイラストがわざと逆さに配置されたのではなく、実際に逆さ状態を模写されたのではないかと、感じたのだ。 ダニーが最後にどうなったかは描かれていない。 クリスチャンが目の前で焼け死んで、頭がおかしくなって(反転して)、とても可愛い笑顔で自分の置かれた環境をすっかり受け入れたかに見えた。 あの後にペレと結婚したかもしれないとも考えた。 しかし、どうしても気になったのが、歴代の女王の写真の多さだった。 今ごろ彼女達はどうしているのだろうと思った。 だから、最終的にヒグチユウコ氏の描いたポスターの絵によって、私はダニーが女王に選ばれ、自然神に捧げられたのだという考えに至りました。 皆さんはどう思いますか? ネタバレ! クリックして本文を読む 平日の昼間、しかもコロナ禍の影響もあり、130席の劇場に観客は私一人。 劇場でのホラー映画のふれこみのある作品(ディレクターズカット版)は久しぶりだったので、なんか嫌だな〜と思いながら鑑賞しました。 前半部のダルさにうとうとしていると過剰なBGMで起こされることを繰り返していましたが、その分、中盤からの美しい映像やトリップ時のゆがみ、伏線回収は楽しめました(交わるシーンは不謹慎ながら笑ってしまいましたが)。 今作は言わば若者たちが餌食になる生贄風習もの。 凄惨なシーンの数々は大きな見どころになるのでしょうが、かの国の処刑動画を観てしまった後ではどうしても作り物として意識してしまうため、怖さは半減。 鏡に写った顔の正体がわからずじまいだったり、主人公の最後の笑みの意味もよくわからないので、答え合わせのように、これから他の方のレビューを読みにいきます。 今年の暫定ベスト!!! アリ・アスター監督の前作『ヘレディタリー』には、私の前提知識の不足もあり若干の飲み込みづらさを感じたのですが、同作でも描いた「家族の呪い」をさらに拡大解釈し、再提示してみせた監督の手腕には只々脱帽するしかありません! あらゆるセリフや描写がその後の展開を暗示する緻密な構成に唸らされ、結末には否応なしに納得させられてしまいました。 一枚一枚の画を一時停止して確認したくなるほどの情報量です。 グロテスクなシーンもあり好き嫌いははっきり分かれると思いますが、細部まで仕掛けが張り巡らされた演出は間違いなく映画館の大画面で見る価値あり。 主役のフローレンス・ピューは、感情の振れ幅が大きい、難しい役柄に説得力を持たせる素晴らしい演技でした。 脇役で言えば、『デトロイト』で凶悪な警官を演じたウィル・ポールターがまたしても嫌味な役を好演。 序盤から「こいつはまともな最期を迎えない」予感ビンビンです。 因みに、観客は私を含めて3人でした…(笑) 見終わった後味が悪いという評判通り、こんな異常な世界観はかなりヤバいし、イヤミスの境地のような感覚の作品でした。 また、これまでのホラー映画ではなかった、胸をキューと締めつけるような効果音も、恐怖を一層煽ります。 舞台は、夏のスウェーデンの天国のような田舎村ホルガ。 短い夏を謳歌するような自然に囲まれた美しい村とそこに住む親切な村人達。 しかし、その美しさとは対照的な、昔から伝わるカルト教団のような、異常な慣習が次第に露わになります。 そして、1人、また1人外部から来た人を呑み込んでいきます。 老人が崖から飛び降りるシーン、外部の男と娘との公開性交シーン、そして、クライマックスの火あぶりシーンのグロさとエロさには、目を背けたくなるほど…。 一方で、その怖さと正反対な美しい自然に囲まれた村の描写とのアンバランスさが、観る人の心までも不安定にさせる作品でした。 ストーリーも、主人公・ダニーの心の葛藤から次第に新たな境地へと変貌する様は、人間の怖さをも描いていると思います。 こんなに、イヤーな気分にさせられる作品を、2時間半も見せつけられましたが、その分、記憶には残る作品になりました。 ネタバレ! クリックして本文を読む 村入ってからは割と行けたけどアメリカでの妹両親死ぬ流れ?てか女の人の歌声と森の嫌悪感 マッシュルーム・ティーの幻覚とか女王に選ばれたときの花や草が呼吸してる感じが好き 彼氏とりまクズずっと後半中指必死で抑えてた 72歳の老人男女の最後の食事の前のスピーチ?「すー!はー!」が謎にツボって永遠に爆笑でしたおんなじ会場だった方本当にごめんなさい おじいちゃん1回で死ねなくて辛かったね、、 一緒に観たしょうちゃんは彼氏と村の赤毛の子の行為のシーンのカオスさにツボってましたわたしが代わりに謝りますクスクスしてごめんなさい 死体の感じが酷すぎて誰が誰かわかんなかったけどみんな死んじゃったんだねご愁傷様、、 鶏小屋でなくなってたカップルの彼氏 肺が動いてたの衝撃でした 戻っても地獄ここに居ても地獄 まあ大きなフレームは異世界の奇妙な因習に取り込まれて犠牲になる人たちの話なんですが、かつて人類学を学んだ私としては、「90年に一度の祝祭」という設定に大いに引っ掛かりを感じました(そこが突込みどころかいっ!!と言われそうですが・・・)。 90年毎といったら3~4世代に一度の頻度ですから、継承が恐ろしく困難なはず。 村人の誰もが初体験の儀式を、共同体全体であのテンションを強固に保ったままあの密度で粛々と実行することはまず不可能だろうという違和感が大きすぎて、ちょっと入り込めませんでした。 制作側としては、めったにないレアで大規模な儀式だからこそあれだけのグロで一見良識に反する集団行動もあり得るのだ、という想定なのでしょうが、現実はその逆で、仮に規模は小さいとしても同じ思想に根ざす儀式を普段から共同体でやっていないことには、ああいう大きなことは実際にできないんです。 という意味で、なんだかんだの映画的フックやら小ネタ以前でちょっと正直しらけました。 まあ個人的な感想ですが。

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