コンツェルン 意味。 カルテルの意味と具体例をチェック!トラスト・コンツェルンとの違いとは?

日本における財閥の歴史

コンツェルン 意味

以前は不況カルテルと合理化カルテルという合法的なカルテルがありました。 1947年に制定された独占禁止法が1953年に改定されて、一部のカルテルが認められたのです。 しかし、不況を克服するためは一部産業を保護するための目的でした。 1999年には廃止されました。 カルテルを結んでいることが見つかると、公正取引委員会から処罰されます。 トラストは同一産業の企業同士が合併することで企業規模が大きくなることです。 有力な企業が他の同じ産業の企業を買収することでトラストが起きます。 典型的的な例は1880年代以降のアメリカ、ロックフェラー家によるスタンダード石油です。 スタンダード石油は次々と同業他社を買収していって、一時はアメリカの石油産業の90%を占めるほどになっていました。 これだけ巨大なトラストになってしまうと新興企業の参入が難しく、 自由競争が阻害されてしまうということで、アメリカ政府は反トラスト法を作りました。 もちろん企業からの反発もありトラストは議会に圧力をかけて平行線を辿りましたが、1914年にはクレイトン法が制定。 監視機関として連邦取引委員会が設置されました。 吸収合併であるトラストは日本では禁止されていませんが、 著しく競争を阻害する場合は、禁止されます。 コンツェルンは持ち株会社の事です。 第一次世界大戦後の高度な資本主義経済の国で発達しました。 コンツェルンでは業種の違う企業でも、大きな資本の傘下に入ります。 ドイツのジーメンス社やアメリカのロックフェラー家、モルガン家などがコンツェルンの例です。 強い企業や金融機関が次々と様々な業種の企業を傘下に入れていきます。 いわゆる巨大資本グループというわけですね。

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カルテル・トラスト・コンツェルンの違いと具体例

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「コングロマリット」の意味とは? 「コングロマリット」は、「異なった業種の企業を合併または吸収して多く種類のビジネスを展開している企業」という意味です。 例えば、医療関係のビジネスがメインであったが同時にエネルギー関係のビジネスも展開したり、金融関係のビジネスがメインであったが同時にIT系関係のビジネスも展開したりするようなものです。 日本でいうと、過去に「ライブドア」という企業が別の企業を次々と買収して多く種類のビジネスを展開していましたが、最終的に失敗しました。 現在は、「ソニー」がネット関係、電機、映画・ゲームなどのメディア、教育、ロボット開発など、非常に多くのビジネスを展開しています。 これ以外に、「コングロマリット」の企業としては「楽天グループ」などもあります。 なお、「コングロマリット」と「共同経営」「業務提携」は違った概念です。 基本的に、「コングロマリット」は企業のグループスタイルのことであり、単なる「共同経営」や「業務提携」ではあありません。 「コングロマリット」のメリット・デメリットとは? 「コングロマリット」は同じ企業体でいくつかの企業が運営されていますが、ビジネスそのものはそれぞれの企業で独立しているので、メリットとしてリスクが分散できることが挙げられます。 そのため、一つのビジネスの経営がもし悪くなったとしても、別のビジネスでカバーすることができるので、全体の企業の経営が悪くなるということを防止することができます。 なお、シナジー効果の意味は、相互に2つ以上のものが作用するため効果がアップするということです。 一方、「コングロマリット」のデメリットとしては、大きな「コングロマリット」になり過ぎれば、ビジネスそのものは独立しているので、それぞれの事業部の中において情報が伝わりにくいということがあります。 そのため、経営を「コングロマリット」で安定させるためも、対策を素早く行ったり、ビジネスの思わぬ悪化の見逃しをなくしたりする伝達システムを築くことが大切になります。 これ以外に、「コングロマリット」は株式のマーケットに株式会社としてほとんどが上場していますが、株式の価値はそれぞれのビジネスの価値のトータルの時価よりも傾向的には低くなります。 「コングロマリット」の企業の経営陣は、評価が低いイメージを与えないように、しっかりとメリットがわかるようにすることが必要です。 「コングロマリット」の企業とは? ここでは、「コングロマリット」の企業についてご紹介します。 アメリカとフランスを拠点にする「コングロマリット」の企業 ゼネラル・エレクトリックが、アメリカを拠点にする「コングロマリット」の企業としては有名です。 多国籍の「コングロマリット」の企業で、総合電機として世界で最大のグループです。 ビジネスとしては、家庭用電化製品や医療機器、金融など幅広いジャンルで展開しています。 最高経営責任者を1981年~2001年にかけて務めたジャック・ウェルチは、「世界で1位あるいは2位になれないビジネスからは撤退する」として、ゼネラル・エレクトリックのビジネスを拡大しました。 一方、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)が、フランスを拠点にするアパレル系の世界最大の「コングロマリット」の企業です。 ルイ・ヴィトンとモエ・ヘネシーが1987年に合併したことによって誕生し、グループのブランドのビジネスを拡大しながら、世界ブランドのフェンディやケンゾー、セリーヌなどを買収してきました。 ネット上の仮想商店街のECモールをメインにしたネットサービスからスタートして、現在は総合旅行サイトや金融サービスなども展開しています。 本社を日本に置く「コングロマリット」の多国籍企業としては、「ソニーグループ」の規模が最大です。 「ソニーグループ」は、映画、ハードウェア、金融、音楽などいろいろな企業を統合しています。 しかし、「コングロマリット」は、「コングロマリット・ディスカウント」のリスクが統合・買収によってあります。 なお、「コングロマリット・ディスカウント」というのは、多く業種を獲得することによって、期待していたようなシナジー効果が得られなくて、企業価値がかえって下がることです。 この要因は、新しく取得するビジネスがインフラ業や金融業などの独立性が高い安定したものになっているので、ビジネス間のシナジー効果が期待しにくく、収益をビジネス同士が取り合って、投資家から評価されにくいということであるといわれています。 「コングロマリット」と「コンツェルン」の違いとは? 「コンツェルン」というのは、持ち株会社のスタイルによる資本提携をベースにして、支配する企業がグループ企業をその傘下に置く企業の結合体です。 また、「財閥」というのは、巨大な「コンツェルン」のような独占企業集団の中において、企業の同族支配による結合体のことです。 「財閥」としては、日本における第2次世界大戦が終るまでの三井財閥、三菱財閥、アメリカのロックフェラー財閥、モルガン財閥などがあります。 「コングロマリット」も「コンツェルン」も、合同企業のスタイルとしては意味がほとんど同じですが、「コンツェルン」は主として大企業による第二次世界大戦の前に行われた市場を支配することを狙った独占スタイルですが、「コングロマリット」企業複合体として事業の多角化のために形成されたものです。

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「カンパニー」とは?意味や使い方を「コーポレーション」との違いも含めご紹介

コンツェルン 意味

カルテルとは、企業間が協定を結び、市場における生産数や販売価格を高く維持することです。 市場において正当な競争が行われている場合、価格競争が発生し価格は下落します。 もし、企業が裏で協定を結び、最低価格を設定したり生産数を調整したりすると、価格の下落圧力がなくなり、本来下がるはずの商品価格が下がらず企業の利益が大きくなるでしょう。 このような、消費者に不当な損害を発生させるような協定をカルテルと呼びます。 カルテルの罰金は巨額 カルテルの具体例としては、鉄鋼における価格カルテルが有名です。 鉄鋼は需要により価格が大きく変動しますが、大手鉄鋼会社が価格カルテルを結び、鉄鋼価格を高い水準で維持し不当に大きな利益を得るという事例がありました。 鉄鋼カルテルはEUが摘発に積極的で罰金も巨額です。 具体例としては、2010年に鉄鋼世界最大手企業に対し、約560億円の制裁金が課された事例が知られています。 トラストは企業合併による市場独占 カルテルは協定を結ぶ企業間に資本関係などはありませんが、企業同士が合併して市場を独占するのがトラストです。 トラストとは、同じ業種の企業同士が株式買収や資本提携などで事実上ひとつの企業になり、市場を独占もしくは寡占状態にして支配します。 トラストは必ずしも違法ではありません。 規模や合併による影響により適法性の判断が行われます。 トラストは対等な合併が基本であり、支配的な形態はコンツェルンに分類されるでしょう。 具体例にはどのようなものがあげられるのでしょうか。 トラストの具体例として有名なのがUSスチール トラストの具体例として有名なのはUSスチールです。 USスチールは、アメリカの複数の大富豪が所有していた鉄鋼外車が合併して誕生した大手鉄鋼会社で、最盛期にはアメリカの鉄鋼生産量の7割を締めていた大企業です。 鉄鋼価格がUSスチールによって決まるほどの影響力を持ったために、反トラスト法の適用対象になりかけました。 最終的にトラスト認定されなかったのですが、新たな買収はトラストを進めるとして政府に認められませんでした。 スタンダード石油などもトラストの具体例としてあげられますが、近年も市場を独占する規模の企業合併は相次いでおり、トラストに近い形で市場を実効支配している企業は少なくありません。 企業の集合体を意味するコンツェルン カルテルやトラストが数社程度の少数の企業によるものであるのに対し、多くの企業を支配するのがコンツェルンです。 コンツェルンは日本語で財閥という意味で、独立した企業を子会社として持株会社が支配する企業形態です。 コンツェルンは独占禁止法に違反するものとして日本では長く認められていなかったのですが、1997年の独占禁止法改正により持株会社が解禁され、コンツェルンに対する規制は緩くなっています。 具体例を見ていきましょう。 グループ企業として成立しているコンツェルン コンツェルンはグループ企業で多く見られる独占形態です。 コンツェルンは単一業種の市場ではなく、一国の経済における支配力によって規定されているため、多用な企業によって成り立ちます。 具体例として有名なのは西武グループや芙蓉グループ、読売新聞グループなどがあるでしょう。 具体例としてあげた企業は持株会社をトップにさまざまな企業が集合しており、株式による支配によってコンツェルンを形成しています。 カルテルは企業間の協定・トラストは企業合併による市場独占・コンツェルンは企業の集合体であり具体例を参考にすると良い カルテル・トラスト・コンツェルンの違いと具体例について見ていきました。 カルテル、トラスト、コンツェルンは定義だけ聞くとイメージしにくい部分があるので、具体例を参考に理解しましょう。 カルテル、トラスト、コンツェルンは市場の独占に当たるため法律により禁止されていますが、定義が曖昧な部分も多く、実質的に独占状態にあっても合法とされているケースが少なくありません。 具体例は数多くありますが、グローバル化により日本だけでなく世界市場を独占する企業も誕生しているので、世界シェアに注目して探すとよりわかりやすい具体例が見つかるでしょう。

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