こまつ 座 きらめく 星座。 しのぶの演劇レビュー: こまつ座・ホリプロ『きらめく星座 ~昭和オデオン堂物語~』05/06

こまつ座『きらめく星座』 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA(東京都)(30444) Lコード:33519 一般発売 1|ローチケ[ローソンチケット] 演劇・ステージ・舞台チケット情報・販売・予約

こまつ 座 きらめく 星座

『きらめく星座』から例会再開! 公演 『 きらめく星座』 2020年7月27日( 月) 17:30ロビー開場 17:45ホール開場 18:30開演 21:30終演 場所=児島文化センター 作= 演出=栗山民也 出演= 久保酎吉、松岡依都美、、、 木村靖司、後藤浩明、粟野史浩、大鷹明良 ほか あらすじ 時は太平洋戦争の開戦前夜の12月8日。 浅草のオデオン堂を営む小笠原家の面々とそこに間借りする愛すべき人物たちがこの物語の主人公です。 時代は戦争へ一直線という時代、オデオン堂の人たちはその風潮の中でも音楽好きの一家として日々を賢明に生きています。 オデオン堂にはいつもジャズや歌が溢れています。 ある日、長男の正一が砲兵隊から脱走し、一家は突如、「非国民の家」と名指しされます。 そして正一を追いかける伍長の権藤が、ついにオデオン堂にもやってくるのでした。 しかし、何とみさをの結婚を機に「非国民の家」から突然「美談の家」になることに・・・。 みさをの結婚相手の源次郎はお国のために戦い右手を失った。 小笠原家の人々の愛するジャズ音楽や歌が気に入らず、脱走している正一に対しても理解しがたいものを感じてしあいますがふじの明るさに救われ、みさをの真心に感化され、次第に家族の一員となっていきます。 果たして正一の脱走の原因は何か、追いかける権藤と共に時代は一気に暗い方向へ向かっていくのでした。 愛すべき日常を奪われるということ、それを必死に乗り切ろうとする一家を待ち構える運命は一体どこへいくのか。 そんな中でみさをが源次郎との間に新しい命を宿すが「男の子が幸せでないのに、どうして女の子だけが幸せになれるの?」と自らお腹の子の存在に自問する中、広告文案家の竹田は「人間は奇跡そのもの・・・」と説いていきます。 の昭和庶民伝三部作の第一部にあたる『きらめく星座』は作家渾身の人間賛歌の物語です。 必ず隣と間隔を空けてご着席下さい。 消毒液を設置します。 座席シールを貼ったページを開いて係にお見せください。 会員以外の方へのチケット譲渡は絶対にしないでください。 kodamasg.

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公演情報|こまつ座

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辻さん: 井上さんは稽古場でいつもニコニコしていました。 ただ、それが再演なり、既成の作品の時はうれしかったのですが、新作となるとね(笑)。 脱稿した翌日、稽古場に髭ボーボーでいらっしゃって、稽古を観て笑っている。 俺たちはこれから大変な思いをするのに、(井上さんは)書き上げてホッとしていらっしゃるのか…。 そうしたらね、なんだか癪(しゃく)に触って(笑)。 こちらは笑顔でも内心では、「台詞も覚えていなければ、まだなにもできていない。 それを井上さんが観るのか…嫌だな」と思っていましたよ。 でも、初日の幕が上がると、稽古場での井上さんと客席のみなさんの反応が同じなんですよね。 書き上げた作品への自信、それがうまく運んでいるなと考えながらご覧になっていたんです。 あの笑顔が、僕にとってはうれしくて癪に触った思い出です(笑)。 久保さん: 2003年の『紙屋町さくらホテル』(言語学者の大島先生役)が初めてのこまつ座でした。 アングラの出身の僕が初めてのこまつ座、萬長さんも木場さんもいらして、怖そうな先輩たちにも(笑)緊張しましたね。 そんな僕に、親睦を兼ねた食事会で井上さんのほうから「台詞の少ない役ですみませんね」と話しかけてくださったんです。 全然、そんなことはなく素敵な役なんですけどね。 そこで「この芝居をやるにあたり、気を付けることは何かありますか」という、ものすごく漠然としたことを聞いたら、「学者がキレるとどうなるのかを舞台上で観てみたいですね」と。 僕はその言葉を胸に、稽古、本番に臨みました。 そして初日が開けたとき、ニコニコして手を叩いて「よかったです」と言って頂けて。 それがものすごくうれしかったです。 辻さん: あと、こまつ座旗揚げ以前の井上作品には、たくさん人が出てくるんですよ。 でも、こまつ座の『頭痛肩こり樋口一葉』は登場人物が6人。 やっぱり自分の劇団となると、お金をなるべく使わないように、出演者を減らしたんだなと思っていたんです。 浅はかでしたね…(笑)。 あるとき井上さんに聞いたら、「芝居はまず3時間です。 こまつ座に出てくれる俳優さんがひとつの役として存在するために30分は必要。 ひとり30分で3時間となると…6人」と。 それで6人なんです。 だから、『ムサシ』のように6人を超えると4時間近くなるんです(笑)。 それは俳優ひとりひとりにきちんと書こうとした井上さんの優しさなんですよね。 それが忘れられない。 井上ひさしは立派です! 木場さん: 井上さんの台詞には生理的な省略がありません。 俳優は、毎日、ある水準を保たなくてはならないのですが、ときに熱が上がりすぎたり下がったりします。 そのときに、接続詞や助詞の省略のない文体の台詞は、(俳優の熱が)下がっているときは上げてくれ、興奮しすぎたときはその台詞が蓋となって抑えてくれるのです。 これはすごいことです。 もうひとつ、井上さんの「僕は近代劇の手法で本を書いているんです」という言葉を思い出します。 現代劇では、いろんなことがわからないまま進む戯曲もあるのですが、たとえば『きらめく星座』では、1幕1場で登場人物の職業、思考が分かり、さらにその場には登場していない人、脱走兵の正一や傷痍軍人の源次郎の名前まで出てくる。 芝居の頭のところで、お客様に(情報を)しっかりと渡している。 しかも笑いも交えて。 そうなると…やっぱり本が遅れるんだなと(笑)。 後藤さん: 井上さんの台詞は音楽的です。 登場人物それぞれに音色があり、楽器のよう。 『きらめく星座』では、みさをはフルートで…というように、戯曲が交響曲になると思うくらいに!また、(劇中で)演奏者であり役者である人が音楽を奏でながらそこに存在します。 さらに、そこに出てくるのは、実際にその家で流れていてもおかしくない音楽です。 とくに中期の音楽劇にその特徴が表れていますが、それは世界的に見ても、希有な(音楽の)存在の仕方だと思います。 MC: 台詞から歌に…そこは生理的には? 木場さん: 『きらめく星座』で最初に登場するピアノ伴奏つきの曲は「月光値千金」です。 (一家の長男、脱走した正一を追う憲兵の)権藤さんに、小笠原家のご夫婦のなれそめを話すところから歌が始まります。 ふたりを結び付けた歌こそ…という流れですが、歌わずとも話は進むんです。 でも、後藤さんがピアノを弾いちゃうんですよ(笑)。 そして、(お母さんの)ふじさんは歌いだし、歌いだすと気持ちいいから、そのうちにお父さんまで参加しちゃって、ついには(下宿人の)僕らも歌いだす。 そうしているうちに、歌を歌う楽しさで、憲兵さんが家探しをしていること(シリアスな状況)を忘れちゃう。 僕はこれを井上マジックと呼んでいます。 MC: では最後に、萬長さん、こまつ座の芝居の魅力をひと言で。 「僕が出ていることです(笑)」 辻さん: 僕が出ていることです(笑)。 と言いながら、今年は一本も出ていなくて。 来年は、もありますので、ぜひ、観に来て下さい。 (おけぴ心の声:『シャンハイムーン』も出演者6人だ!) MC: 後藤さん、久保さん、木場さんには『きらめく星座』の魅力を。 後藤さん: このチームで長くやっていますので、(今回の公演の)初日から戻ってきたような感覚でした。 そこに日々の公演でさらに芝居を積み上げていますので、すごくいいエイジング(熟成)状態になっております。 久保さん: もし井上さんが生きていらしたら、今の日本をどう見るだろうかということをいつも思っています。 この作品は(太平洋戦争)開戦前の話ですが、観てくれた友人の多くが、「今、これをやるのがスゴイ」、「今に似ている」ということを言ってくれます。 今やる意味、それを感じるためにも是非ご覧ください。 他では見られない貴重な資料を一挙大公開!!『きらめく星座』公演期間中、劇場ロビーにて開催。 <スタッフ> 作:井上ひさし 演出:栗山民也 <キャスト> 秋山菜津子、山西惇、久保酎吉、田代万里生、木村靖司 後藤浩明、深谷美歩、阿岐之将一、岩男海史、木場勝己 ごく普通の人間のごく普通の生活をキチンと描けば観客が腹をかかえて笑い、ポロポロ涙を流してくださる。 観客の笑いと涙、これは戯曲を書く人間にとって最大、最高の勲章です。 これが昭和庶民伝三部作そもそもの始まりです。 これはいわば私戯曲のようなもの。 戦争の影が日ごとに色濃くなっていた昭和15年、太平洋戦争開戦の前年、 東京・浅草の小さなレコード店に集う人々を通して描いた作品です。

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7・8月例会『きらめく星座』

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概要 [ ] に創立し、翌『頭痛肩こり樋口一葉』で旗揚げ公演を行う。 以降、『きらめく星座』『花よりタンゴ』『小林一茶』などの作品を公演している。 劇場用パンフレットとして『the座』がひさしの前口上、後口上やシナリオなどを載せて発行された。 唯一の座付き作家である井上の遅筆により、公演中止や幕開け初日の延期による公演期間短縮などの騒動も何度か起こしている。 特にをめぐる騒動が大きかった。 当時の『泣き虫なまいき石川啄木』の啄木と妻・節子、啄木の友人・との三角関係が重なっているという。 公演ごとに外部から演出家や出演者を招くスタイルをとっており、そのため、こまつ座劇団員は約10名と、ごく少数に限られている。 また公演の多くはを使用している。 2008年には、『闇に咲く花』にて第8回バッカーズ演劇奨励賞を受賞した。 2010年4月に井上ひさしが病死した直後には、井上の秘書役の社員が後始末に追われて過労で自殺し、労働基準監督署に労災認定された。 2013年に初演された『木の上の軍隊』は、井上ひさしが生前にこまつ座での上演を画策していたものを残されたメモ書きを元にが脚本化したもので、2016年にこまつ座の第115回公演として上演している(2019年には、第127回公演として全国6都市にて再演)。 上演作品 [ ] この記事は更新が必要とされています。 この記事には古い情報が掲載されています。 編集の際に新しい情報を記事にさせてください。 反映後、このタグは除去してください。 ( 2019年5月) 公演日・劇場は原則として東京公演を記載。 脚注 [ ].

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