刑事 ルーサー。 刑事ルーサー NHKの再放送はいつ?見逃し配信を視聴できる方法も

刑事ルーサー NHKの再放送はいつ?見逃し配信を視聴できる方法も

刑事 ルーサー

LONDON, ENGLAND - DECEMBER 11: Ruth Wilson and Idris Elba during a photocall for BBC One's 'Luther' held at The Courthouse Hotel on December 11, 2018 in London, England. でも、これが大正解! シーズン5は、前シーズンの謎を引き継いでいるので、『内容忘れちゃった!』という方は、ぜひシーズン5を見る前に、シーズン4を見直しておくことをおすすめします! 今回は、まだドラマを見たことがない方のために、前半で『刑事ジョン・ルーサー』の魅力のご紹介。 後半で、シーズン5待ちをしている方に向けて、シーズン1~4全エピソードのネタバレレビューをお届けします! 放送スケジュール AXNミステリーにて日本初放送! 『刑事ジョン・ルーサー』シーズン5(字幕) 4月20日(土)18:00~全エピソードを一挙放送 『刑事ジョン・ルーサー』のストーリー 鋭い洞察力とプロファイリング能力を持つ、ロンドン警察の主任警部ジョン・ルーサーが、猟奇的な連続殺人犯を追い詰めていくスタイリッシュな刑事ドラマ。 ジョンが扱うのは、毎回、猟奇的な連続殺人事件ですが、犯人探しをする普通の刑事モノではありません。 犯人の精神状態や次の行動をプロファイルしていく過程や、犯人の性格を逆手に取った交渉術などが見どころです。 自分自身が信じる正義と、刑事としての正義の間で葛藤するジョンの姿には、ついつい共感していまう視聴者も多いでしょう。 そして、メインの事件よりさらにおもしろいのが、ジョンが次々に巻き込まれていく私生活での事件…! そこには、第1話で出会った両親殺しの容疑者で、天才的な頭脳を持つ犯罪者アリス・モーガンの影がつきまといます。 ジョンとアリスの関係は、『羊たちの沈黙』のクラリスとレクター博士によく例えられるのですが、アリスはジョンに自分と同じ臭いを感じたのでしょう。 善と悪、紙一重のところで踏みとどまっているジョンの危うい心理状態は、どことなく『シャーロック』をも彷彿させます。 ちなみに、ジョンの名字ルーサーは英語でLuther。 中世の宗教革命で有名なマルティン・ルターと同じです。 それにかけているのかは定かではありませんが、ドラマ内でも協会がよく登場したり、アリスのセリフでも『地獄は存在する』など、宗教にちなんだものがちょくちょく出てきます。 media-amazon. jpg 俳優:イドリス・エルバ 刑事としては優秀ですが、短気な性格や仕事に没頭しすぎることが災いして、20年連れ添った妻ゾーイには別れを告げられてしまいます…。 自分自身の良心に従って行動するので、ときに刑事として道を踏み外してしまうことも。 イドリスは、次期ジェームズ・ボンドの最有力候補の一人。 今イギリスで、最もホットな俳優です。 media-amazon. jpg 俳優:ルース・ウィルソン ドラマ『アフェア 情事の行方』で、ゴールデングローブ賞を受賞したルース・ウィリス演じるアリスは、13歳でオックスフォード大学進学、18歳で天文物理学の博士号を取得した才女。 media-amazon. jpg 俳優:ウォーレン・ブラウン ジョンの復職後には初対面だった部下の巡査部長。 正義感が人一倍強く、ジョンの強引な操作方法に疑問をいだきながらも、ジョンへの信頼を強めていくナイスガイ刑事です。 ジョンに殺人容疑がかかったときも、唯一ジョンの無実を信じたのはジャスティンでした。 media-amazon. jpg 俳優:マイケル・スマイリー クライムドラマに欠かせない、ITギークな捜査官ベニー。 media-amazon. jpg 俳優:ダーモット・クロウリー シーズン1で監察室からジョンの調査にやってくるのですが、鋭い観察力で、ジョンの当時の上司よりもジョンの能力に一目置き始めます。 シーズン2からは、なんとジョンの上司として連続殺人事件を追う新部署のトップに! 普段は鬼警視なのに、部下が危ない目に遭うたびに見せる心配そうな表情や、安堵の表情がたまりません。 <!!!注意!!!> ここからは、前シーズンまでのネタバレになるので、まだドラマを見ていない方は注意してくださいね! 『どこまで話がすすんでたんだっけ?』 という方のために、次は、シーズン1~シーズン4までの全エピソードを駆け足でおさらいしていきます。 media-amazon. jpg S1 E1 ジョンが連続少女誘拐事件を廃工場で追い詰めるシーンからドラマはスタート。 高所にぶら下がった犯人から、誘拐中の少女の居所を聞き出すと…助けるかと思いきや、落下させちゃった!という、いきなり普通の刑事ドラマじゃない雰囲気がすごい! その後、半年間の停職処分を解かれたジョンが最初に担当したのは、両親と飼い犬が銃殺され、娘が第一発見者となった無残な事件。 犯人につながる証拠も動機も一切なし。 娘アリスの事情聴取をしていたジョンは、彼女が犯人だと直感します。 しかし、決定的な証拠は見つからず… 13歳でオックスフォード大学に進学し、18歳で博士号を取得した天才アリスは、なぜかジョンに興味を持ち、彼の別居中の妻ゾーイを脅したりと、ストーカーのようになっていきます。 アリスの怯えた被害者の表情から、美しき完全犯罪者の表情への一瞬の変化には、背筋がゾクゾクしました! S1 E2 警察官が立て続けに殺害される事件が発生。 防犯カメラに映った犯人の仕草などから、ジョンは犯人は元軍人だと指摘します。 警察に恨みのある元軍人というジョンのプロファイリングで、容疑者が浮上しますが、ジョンは、彼は自分の意思ではなく、父親に操られていることに気づき… もう、人質立てこもり犯の説得とかするユニットに行ったらいいんじゃない?と思いくらいの交渉術で事件解決に導きます。 S1 E3 小さな赤ちゃんがひとり家に残され、母親が誘拐される事件が発生。 家の壁は、血液で書かれた文字で埋め尽くされていました…しかし、その血液は今回誘拐された女性のものではなく、10年前に同じ手口で誘拐・殺害された被害者のものだったため、当時の有力容疑者に捜査の矛先が向けられます。 事件とは関係ないところでは、アリスがジョンの元恋人マークを襲わせて、ジョンの仕業にみせたりという、プライベートでのゴタゴタも進行。 『アリスったら、ジョンに面倒ばっかりかけるなよー』と思いきや、最終的にはジョンにとってプラスな方向に進んでいるという…アリスが、けなげな恋する乙女に見えてきました。 S1 E4 深夜に若い女性を狙う連続殺人が起こります。 毎回殺害後に被害者のバッグの中身を死体の周りに並べられていて… またもやジョンの直感みたいなプロファイリングがチカラを発揮! その頃、意識不明だった連続少女誘拐事件の犯人の意識が戻ったとの知らせが。 ジョンが落下させたと証言されたら大ピンチ!ところが、アリスが彼を殺害。 これって…アリスが勝手にジョンのために殺したことになっていますが、『もう会えなくなる』とか言って、ジョンがアリスの恋心を利用しているようにしか見えません。 アリス、切ないなぁ。 妻を人質にとられた夫のジェームズは、妻の耳を持って警察にやってきます。 ダイヤは妻が飲み込んだため、誘拐犯に渡すことはできず、ダイヤのありかを教えれば妻はその場で切り裂かれてしまうだろうと… 証拠品保管庫にあるダイヤで身代金受け渡しようとしますが、夫ジェームズはそのダイヤを持って逃走、犯人にも気づかれてしまい、交渉は失敗に終わります。 ところが、なんと、なんと!ジョンの同僚で唯一の友人だったイアンが、ダイヤを夫婦から盗む計画に絡んでいて、自分が犯罪に関わったことを知っている人物を殺害し始めます。 ジョンのことあんなに心配してくれてたイアンが~!!! しかも、ジョンの妻ゾーイまで…そして、ゾーイ殺しの罪をジョンになすりつけた!! 善人から、いきなりキャラ変… 狙撃犯に射殺されるリスクを覚悟で、イアンの自供を引き出す作戦にでます。 ここで、ゾーイの現彼氏マークが大活躍。 最初は嫌な奴だったマークですが、なんだか超いい人になってます。 めでたく事件解決か…と、思ったところで、衝撃のラスト。 この後味の悪さが、ドラマの魅力なのかもしれません。 media-amazon. 指揮官はシェンク。 ジョンは、前シーズンで自分を守るために交番勤務に左遷された部下、ジャスティンをチームに引き入れます。 初仕事は、気味が悪いマスクをつけた犯人が女性を切り裂くという、現代版切り裂きジャックを彷彿させる事件。 捜査中に、ジャスティンが犯人に捕まってしまいます! 自力で脱出したジャスティン、監禁・拷問された直後だというのに、すぐに犯人逮捕のために働かされててかいわそうでしたが、今回はジャスティンのお手柄ということでよかったです。 サイドストーリーも、相変わらず面倒くさいことになっていました。 ジョンは、昔の事件で知り合った女性に強引に頼まれて、彼女の娘を助けたことから、トビーというマフィアの息子に違法な依頼されることに… 亡くなった妻ゾーイの彼氏マークもなぜか協力させられいて…もう親友みたいなのに笑いました。 アリスはというと、精神病棟に送られていました。 …が、ジョンが食べかけのリンゴにカードキーを刺して、精神病院の庭に投げ入れます。 (もう完全に犯罪者ですよね、ジョン…) アリスはジョンと一緒に行きたかったのですが、切ないお別れ。 今回は、ゲームのように殺人をしてポイントを稼いでいく病的な無差別殺人が発生。 爆弾を巻きつけたもう一人の犯人を説得するために、ジョンは犯人にありえない賭けをもちかけます。 そんな中、助けた娘ジェニーと同居を始めたジョン。 本当にお人好しですよね。 事件だけでも大変なのに、今度はジェニーがトビーを殺してしまいます! しかもジョンの部屋で… いつも面倒なことに巻き込まれるジョンですが、シーズン2が一番酷かったですね。 media-amazon. 今回は、公安の内部監査から目の敵のように付け回されるように。 ゾーイや、トビー(これは、ちょっと当たってるけど)など、ジョンの周りで起きた殺人事件の犯人はジョンだと信じているらしい。 しかも、前シーズンでジョンの不正を告発しようとして失敗したエリンも一緒。 事件の方はというと、女性が殺したあとにパンクなコスプレをさせる連続殺人事件と、ある男性が殺害された事件の2つを一気に追うことに。 男性殺しの容疑者としてケン・バーナビーが浮上し、ジョンもジャスティンもすぐに彼が犯人だと気づくのですが、バーナビーに同情したジョンは逮捕に乗り気ではありません。 正義感の強いジャスティンは強引に捜査をすすめるのですが、事態は最悪の結果に… 一方、コスプレ連続殺人事件では、新たな被害者が発生。 この犯人、ベッドの下やら屋根裏やらに辛抱強く潜んでいて、江戸川乱歩の世界… 過去の似た手口の未解決殺人事件の容疑者から、犯人を割り出すのですが、最後にこれまた気持ち悪い事実が発覚するのでした。 I love him. (彼は俺の友達だ。 愛してるんだ。 )』なんて、今まで以上に信頼関係が強まった2人。 今回の事件は、悪人を司法に変わって処刑する、ヒーローコンプレックスを抱える連続殺人。 時代劇とかだと、普通にこっちが正義の味方なんでしょうけどね… この犯人、マーウッドは悪人しか殺さないはずなのに……ジャスティンが射殺されてしまいました! これはショックです。 ショックすぎました。 あの仲がいいやり取りは伏線だったのね…。 さらに、ジャスティンの殺人容疑と恋人メアリーの殺人未遂容疑でジョンが逮捕。 そこでアリスが登場。 待ってました!! 輸送車を襲って、ジョンを奪回します。 一緒に高飛びするために、ジョンの偽造パスポートまで準備していて、一緒に逃げる気満々です。 その後、アリスとメアリーがマーウッドに捕まってしまい、どっちを撃つかジョンに選ぶように迫ります。 選べずに苦悩するジョンに『自分を撃て』と言わんばかりに微笑むアリス。 そしてジョンは、アリスを選ぶのですが… ラストシーンで、川にコートを投げ捨てるジョン。 ついに刑事をやめて、アリスと一緒に行く決心をしたということなのかな? それにしても、アリスの女スパイばりの仕事っぷりがすごかったです。 media-amazon. jpg S4 E1 アリスと高飛び…かと思ったら、ジョンは一人で海辺の小屋に住んでました。 刑事も辞めていなくて、休職中。 (ジョンって、ちょいちょい休職していますが、そんなに簡単に休んだり復職したりできるんでしょうか?前のアパートもキープしているし…どこからそんなお金が?) 冒頭のジャスティンの姿に淡い期待をいだきましたが、やっぱり死んじゃったんですね… そこにアリスがアントワープで殺害されたという知らせが舞い込み、真相を探るべくジョンはロンドンに戻ります。 どうやら、ダイヤの取引きに失敗したらしく、取引相手のボス・ジョージを自宅に監禁するも逃げられ、今度はジョージの手下にジョンが狙われることに。 その頃、ジョンの古巣、シェンク率いる連続殺人捜査チームが追っていたのは、殺害した相手の体の一部を食べるという、これまた猟奇的な連続殺人事件。 犯人が仕掛けた爆弾で、チームの警官が殉死したことをきっかけに、ジョンは再びチームに復帰します。 S4 E2 死体の一部を食べる猟奇殺人事件の捜査は続行中。 そこに、死んだアリスからの伝言があるという美女、メーガンが登場。 それは、ジョンがアリスにしか話していない、ジョンが真犯人を確信しながらも逮捕できなかった昔の事件についての情報でした。 メーガンの正体は?アリスは本当に殺されたのか? アリスしか知らない情報を知っているということは、メーガンがアリスを殺したのか? もう、メインの事件そっちのけで、アリス絡みのサイドストーリーが気になって仕方ないエピソードでした。 やっぱりこのドラマは、アリスの存在が大きいですよね… 今シーズンは、これまでの『Now what? (で、これからどうするの?)』という終わり方ではなく、ジョージ一味にジョンが拷問されているシーンでいきなり終了してしまいましたー! シーズン5で謎が明らかになる! シーズン4の内容が今シーズンの伏線になっているので、シーズン4を見ていない方、見たけど忘れちゃった!という方は、ぜひシーズン5の前に見ておいてください! ドラマのポスターから、アリスが登場することは想像できますよね。 やっぱり生きていたの? アリスになにがあったのか? ジョンとアリスは一緒になれるのか? ジョンとアリスの運命が気になる方は、シーズン5で!! 放送スケジュール AXNミステリーにて日本初放送! 『刑事ジョン・ルーサー』シーズン5(字幕) 4月20日(土)18:00~全エピソードを一挙放送 あわせて読みたい•

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「刑事ジョン・ルーサー」心理戦が面白いサスペンスの傑作!最終回まで見たA感想 NHK|アニスの今日の海外ドラマ

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イドリス・エルバ主演ドラマ『刑事ルーサー』 原題:Luther 第16話(シーズン4第2話<最終回>)【死者の世界】のあらすじとネタバレ感想をまとめて、ご紹介します。 その伝言は、彼が若いころに担当していた男の子ジョナサンの殺害事件と関連があったのです。 また、メーガンは死んだアリスから伝言を聞くことができる霊能者のようなことも言いました。 ルーサー刑事は彼女を署に連れ帰り、尋問をします。 過去の殺人事件に関して捜査担当者しか知らないことを、なぜ知っているのか問い詰めました。 メーガンの返答に納得しないルーサー刑事は彼女が何かを隠していると見抜きます。 だから、彼は過去の事件を調べ始めました。 一方で、連続殺人事件の犯人スティーヴン・ローズ(ジョン・ヘフマン)は犯行を続けます。 ふたつの事件を追っているだけも大変なのに、ルーサー刑事の命に賞金が掛けられてしまったのです。 正直、この段階で、どう切り抜けるのかと心配になりました。 ローズの残していったパソコンが修復されると、そこには200人を超える人たちが監視されていたのです。 それだけの人数を隠れて、のぞき見していたかと思うとゾッとしますね。 見ながら誰を標的にするのか楽しんでいたのでしょうか。 そして、ローズの周辺を洗っていると、初恋の女性キャサリンが浮上しました。 彼女の元に向かったルーサー刑事とエマ・レイン(ローズ・レスリー)刑事は、すでに連れ去られた痕跡を見ることになったのです。 キャサリンの家族を連れ去った潜伏先を特定し、ルーサー刑事たちは急いで駆けつけます。 エマが車の中にあった拳銃を見つけた段階で予想したとおりの結末になりました。 まぁ、目の前で尊敬していた上司を殺されたわけですから、こうなりますよね。 また、謎の女性メーガンの正体も判明しました。 彼女はジョナサン殺人事件の関係者だったのです。 自分の身を守るためにアリスのことをエサにしてルーサー刑事に近づいていました。 それにしても、ラストのメーガンとの会話が意味深なんですよね。 彼女がアリスを殺したとルーサー刑事は疑っています。 彼は素晴らしい刑事なので、合っているんでしょうが、あのアリスが女性に殺されてしまうのでしょうか。 油断したとしか考えられません。 でも、どうやって、メーガンはアリスに信用させたのか、とっても気になります。 それ以上にショックなのは、アリスが死んだことが今回でハッキリしたことです。 途中で出演しなくなり、シーズン3で復活したと思ったら、シーズン4では亡くなっています。 魅力的なキャラクターだったので、もっとドラマに絡んで欲しかったです。 シーズン4は2話しかありませんので、今回が最終回。 たったの2話って、めちゃめちゃ物足りないですね。 しかし、4年後、シーズン5でルーサー刑事が復活しました。 どんな活躍を見せてくれるのか、楽しみです。 もちろん、魅力的な女性キャラの登場も期待しています。 ひきつづき、シーズン5第1話以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。 ドラマを見逃した方やシーズン1からシーズン5まで一気に見たい方は動画を見る方法が、こちらにまとめてあります。

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海外ドラマ【刑事ルーサーシーズン1】あらすじ1話~3話と感想

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Luther Series5 2019年 イギリス カラーHD 120分 全2話 BBC One AXNミステリーで放映 クリエイター:ニール・クロス 監督:ジェーミー・ペイン 出演:イドリス・エルバ、ルース・ウィルソン、ダーモット・クロウリー、ポール・マッギャン、マイケル・スマイリー、ウンミ・モサク、エンゾ・シレンティほか BBCが手がける刑事ジョン・ルーサーは、非常に野心的な刑事ドラマで近年の刑事ものに大きな影響を与えた作品だ。 ストーリーも、ドラマとしてのタッチもシーズンごとにややばらつきがあり、えっ?と思うような展開があったりして、その意味ではいろいろ批判もされているが、なんといってもイドリス・エルバがこの作品の成功で次期ジェームズ・ボンドに取りざたされるまでになったことを想えばいかに魅力的な作品かはよくわかる。 とにかく、ルーサーはかっこいい!ロンドンっ子らしくちょっと長めのコートを翻して、まさに類人猿的にのしのしと闊歩する。 マッシブ・アタックのアンニュイなテーマ曲にのせて、アフターエフェクトのパーティクル満載の動く絵画のようなオープニングも、2010年に登場した時はなかなか鮮烈で以降のオープニングの流れを作った感があった。 シーズン1の始めは、ルーサー自身は神経衰弱の状態でスタート。 どうやら、その命を助けられるような場面で、故意に凶悪犯の手を離してビルから落としてしまったことで葛藤がうまれたようだ。 なるほど!内なる良心との葛藤で悩みつづける主人公なのかと思ったら、その後は全然そんなそぶりは見せない。 シーズン2からは、やや性格が変わっている。 とにかく、ルーサーは非常に官僚的な警察機構のなかにあって異質な存在だ。 手続き通りの捜査にはこだわらず、手段を選ばず犯人検挙に取り組んでいく。 腕っ節はすごいが、だからといって馬鹿な乱暴者でもない、教養も持ち合わせているし会話は面白い。 なにせ最初の奥さんはゾーイは人権派の弁護士だ。 ルーサーは犯人の心理に共感出来る特殊能力を持ち合わせているようで、捜査に関しては天才的だ。 担当する事件は、これまた世界の先端、ロンドンだからこそ許されるようなとんでもなく変態で歪んだ凶悪事件。 しかし、ルーサーはんほとんど迷いなくそれを解決してゆく。 問題は、ルーサーには能力がありすぎて、事件だけでなく、他の厄介ごとも同時に抱え込んで、常に両方を解決しようと奮闘すること。 そのために、ルーサーは必ず自分の周りの大事な人間を巻き込んで、次々失ってゆく運命も背負わされている。 ルーサーは、必ずしも法律遵守にこだわっているわけではない。 もちろんどうでもいいと思っているわけでもないが、倫理観というより独自の法体系を守ろうとしているように見える。 無実の市民はもちろん、ルーサーは多少悪い奴だろうが、人殺しだろうが、なんとかなりうそうな人間なら少しでも多くの人の「命」を助けるという方針のようだ。 犯罪組織だろうとなんだろうと、常に殺し合いを避けるオプションを探そうとする。 それは官僚的なルールに従うことが最大の命題になっている現代人とくらべると、(差別的な表現かもしれないが)のしのし歩きの外見とも重なって、原始アフリカの部族長のような不思議な男らしさを感じさせにはおかない。 それがルーサーの特別な魅力の一つなのだ。 このルーサーに反応をしてしまったのが、13歳で大学に入り18歳で天文学博士号を取得した天才で、外見はモデル並み(もちろん演じたルース・ウィルソンは元モデル)のアヒル口美女。 両親を、自分で殺害してしまったシリアルキラーでもあるアリス・モーガンだ。 このアリスは、ルーサーにとっての最大の厄介ごとになる。 ルーサーに恋してしまったアリスは、実質的なストーカーとなってしまうし、超頭がいいから実に厄介だ。 ルーサーは初めは相手にしないが、逮捕はしない。 アリスはルーサーのために罪をかぶったりと、危ういところで助けてくれる。 次第に関係は怪しさを増して、シーズン3ではなんと2人一緒に海外逃亡?という場面で終わっている。 日本では2時間の1話(本国では1時間2話)として2015年に放送されたシーズン4では、最初からルーサーは警察を休職して、海辺の崖の上に立つ別荘で隠遁生活をしている。 しかもアリスが、盗品のダイヤを売りさばこうとしてベルギーで殺されてしまったという情報が入ってくのだ。 それもそのはず。 アリスを演じているルース・ウィルソンは、2014年に始まったアメリカShowtime配給の「アフェア 情事の行方」でブレイク。 ゴールデングローブの主演女優賞を受賞してしまうので、イギリスに戻ってこちらに登場できるわけがないことは、だれの目にも明らかだった。 今後、このシリーズがあるとしてもアリス抜きの展開になるに違いないと、多くのファンが思ったに違いない。 で、忘れた頃のシーズン5が登場だ。 驚いた。 なにしろBBCさんも情報を制限しており、これがシーズン5の目玉だったことはあきらかだろう。 予告編でも、最後の最後ちらりと顔がでるだけで、半信半疑にさせる演出。 しかし、実際にはがっりとアリス・モーガンが戻ってきたのだ!こりゃ、大変だ!(笑) 今回の殺人鬼は、これまでの中でもとびきりヤバい。 その殺人手法には、一貫性が乏しくとんでなく残忍、防犯カメラが捉えた犯人は、顔が光に覆われていて見えない。 黒いタイツのもじもじくんのような奴が顔を上げると、透明の仮面をかぶった顔の周りはLEDライトのテープで縁取りされ不気味に光っている。 夢に出てきそうな奴だ。 手がかりはほとんどないが、ルーサーは犯人は自分の患者かもしれないと通報してきた美人精神科医に目をつける。 ルーサーの下に出世コースの腰掛として配属されてきた、黒人の女性巡査部長ハリディ(ウンミ・モサク)は、頭も良く思ったほど非協力的ではないが、更にもう一つのヤバい問題がルーサーを襲う!どうやら、ロンドンを牛耳るギャング、ジョージ・コーネリアス一味が誰かを探してるらしい。 どうやら、嫌な予感に襲われたルーサーは、ジョージの手下を脅して、その話を盗聴させようとするのだが・・。 そして、・・・突然に彼女は帰ってくるのだ! さすがに、登場した時点で20代だったアリス(ルース・ウィルソン)も37歳。 小悪魔美少女も、多少おばさん化してはいるが、調子が出てくるとその格好良さは健在だ。 今回も豪快にキラーぶりを発揮する! そして、やっぱそういう結末!!予想はしていても、とても悲しいのだ・・。 本国では60分もの4回の放映だったようだが、日本のAXNミステリーは2時間もの2本として放送した。 Netflixでは公開終了してしまったが、シーズン1~4までを公開しているHuluでは、5月24日シーズン5を公開の予定らしい。 by 寅松 少し前に次のジェームズ・ボンドとして名前の挙がったイドリス・エルバ。 実現すれば史上初の黒人ジェームズ・ボンドだが、むしろルース・ウィルソンに始めての女性ジェームズ・ボンド(ジェームズじゃないな、ジェーンかな:笑)をやってほしいのである。 なにせ、ルースの祖父で作家でもあった、アレキサンダー・ウィルソンは元MI6の本物のスパイだった。 人生に4回重婚し、7人の子供をもうけたアレキサンダーの人生は多くの謎に包まれているが、2018年には、この祖父とルースの実の祖母にあたる3番目の妻アリソンの関係を軸にしたTVドラマ<Mrs Wilson>がBBCで制作された。 このドラマでルースは祖母アリソンを演じ、プロデューサーに名前を連ねている。 アレキサンダー役は、「ゲーム・オブ・スローンズ」や「リッパーストリート」「ジャック・テイラー」のイアン・グレン。

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