整腸剤 常用。 整腸剤の効果・使用方法・違いについて(ビオフェルミン・乳酸菌・糖化菌・酪酸菌)

整腸剤の効果・使用方法・違いについて(ビオフェルミン・乳酸菌・糖化菌・酪酸菌)

整腸剤 常用

一般用医薬品の選び方、使い方 3 整腸薬 連休も終わり、新緑がまぶしい季節になりました。 これから夏にかけて体力を鍛える絶好のシーズンです。 体力の源は栄養バランスのとれた食事です。 でも胃腸の具合がわるいと、せっかく摂った栄養もエネルギーや体力づくりに役立ちません。 薬の分類でいうと消化器官系の薬です。 「胃腸薬」といってもたくさんの種類があり、実際に販売されている商品は複数の成分をあわせているものも多く存在します。 今回はこの中で整腸薬として販売されているものについて解説します。 整腸薬の目的とすること 食べ過ぎや、冷えなどで腸の動きが低下すると、腸内で異常発酵が起こり、おなかがゴロゴロ鳴ったり、オナラが出たりします。 整腸薬は文字通り「おなかの薬」で消化器官の中で腸(主に小腸)の機能を活発にして、消化を促進する働きをします。 つまり、腸内の環境改善をします。 赤痢菌やコレラ菌など悪質な病原微生物を直接叩く抗生物質のような作用はありません。 また、便秘や下痢のようなひどい症状の改善には、各々に効果をもつ成分の薬がありますから、それを選択します。 しかし、感染症、便秘、下痢といった「病状」も消化器官内の環境不全が遠因となっていますから、整腸薬は病気を未然に防いでいるといっていいでしょう。 整腸薬の成分としてはどんなものがあるか 生菌類が第一にあげられます。 乳酸菌類は腸内で乳酸を産生させて、大腸菌や病原菌の増殖を抑える役割をします。 ビフィズス菌やラクトミン(アンドフィルス菌・フェーカリス菌)、ラクボンなどが代表的なものですが、作用や効果はほぼ同じでしょう。 複数の菌末を配合しているものもあります。 宮入菌は酪酸を産生することにより、同様の目的をとげます。 次によく配合されているのは生薬類です。 作用として止瀉作用(便の動きを止める)と瀉下作用(便通をよくする)とまったく逆の効果を目的に配合されていますから、注意が必要です。 プランタゴ・オバタはオオバコの一種の種皮で、インド医学伝承の便秘治療薬です。 整腸剤として配合されている製剤もありますが、本来は膨潤性下剤ですので症状を考えて選んでください。 他の生薬としてはゲンノショウコとケツメイシがあげられます。 ゲンノショウコは漢方ではなく、日本独自の伝統的民間薬です。 その主成分はタンニンで、収れん作用と防腐作用があります。 収れん作用は腸の動きを抑えるので、便秘勝ちな場合には向きません。 ただし、効き方は微弱なので、普通に使っているならばよいでしょう。 ケツメイシはマメ科の植物の種子ですが、ゲンノショウコとは逆で瀉下作用、すなわち便を出す作用がありますから下痢気味の人はさけた方がよいでしょう。 他の生薬も配合されている場合がありますが、整腸作用が顕著であるとは考えられません。 また、腸内殺菌を目的とした殺菌作用やビタミン類なども配合されている製剤も市販されていますが、目的が混乱するので好ましいとは思えません。 どのようにして薬を選ぶか 何気なく使っている薬も配合成分によって作用が違うことがわかったことと思います。 整腸薬はおなかの中の環境改善が目的ですから、やはり整腸生菌成分が含まれている製剤を選ぶべきでしょう。 その中でどれをというならば、「好み」で自分にあったものでよいと思います。 整腸剤は比較的常用することが多いので、飲むときの感じもかなり重要ですし、のんでおなかの調子がよいのは薬があっているからでしょう。 もっとも、必ずしも「OTC薬」に拘る必要はありません。 「医薬部外品」や「トクホ」の中にも成分が薬と同様のものがあるので、これらの中から選んでもよいでしょう。 生薬類の配合製剤は成分の作用を確かめて、自分の症状にあわせて使うことです。 また、これらの成分は整腸というより下痢止めとか便秘のためとか目的がありますから、症状を薬剤師に告げて相談されることを勧めます。 整腸薬はほとんどが錠剤か多く、顆粒などの「こなぐすり」もあるので好みで選んで結構です。 生薬類は本来の煎じるための「キザミ」型のものもあります。 薬を使う上での注意事項 整腸薬は他の薬に較べて特に注意する点は少ない。 生菌製剤も腸内で増えるので、少々量を多くとっても心配ありません。 また、連用してもクセになるとか、効かなくなるといったこともありません。 といって指示された用量以上とることはありません。 生薬製剤についても、指示用量内では特に問題となる副作用もないでしょう。 少数ですが、ロートエキスやグリチルリチンなどが配合されている製剤があり、所定の注意が説明書に記載されていますから読んでください。

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よくあるご質問

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もともとお腹が弱い方や、過敏性腸症候群、あるいは偏った生活習慣を原因とするに対して、いわゆる 「下痢止めの薬」は有効でしょうか? 長く続く慢性の下痢に下痢止めは効く? まず、 「基本的には使わないほうがよい」という認識でいたほうがよいということは覚えておきましょう。 下痢止めにはいろいろな種類がありますが、強い下痢止めは 「下痢を引き起こす神経」に働きかけて下痢を止める作用があります。 神経に働きかけて下痢を止めるのですから、 胃腸そのものに問題があっても、その要因は無視されることになります。 また、神経に働きかけるので、 常用すれば慣れてしまい、効果がなくなります。 それによってさらに強い下痢止めを使わなければならなくなるかもしれません。 そしてもっとも注意したいのが 副作用のことです。 動悸が起こる、喉が渇く、ショック状態になるなどの副作用は、 神経に影響を及ぼしているために起こるものです。 また、アレルギー的な反応が起こり、肌に湿疹や痒みが発生するものもあります。 腸の働きを弱めて下痢を止める作用がありますので、 効きすぎれば便秘になります。 めまいや眠気を引き起こすものは生活の上でも支障が発生します。 慢性的な下痢のために十分に栄養が摂取できない、どうしても外出しなければならない場合など、やむなく下痢止めを使う必要がある場合以外には、できるだけ服用しないようにしましょう。 まずは十分に体を休ませる、一時的に食事を控えてみる(消化のよいものにする)、アルコールやコーヒーの摂取を止めるなど、できることからやってみてください。 下痢止め効果のある天然のタンニンを含む飲み物である紅茶・緑茶などを飲むのもよいでしょう。 下痢止めを飲む場合には、次のようなことを守って服用してください。 ・決まった用法、用量を守る。 (市販薬の場合は説明書や薬剤師の指示に従い、医師に処方されたものは医師に相談してください。 ) ・一定期間服用して改善しない場合には飲むのをやめる。 効果があった場合にも、常用するのはやめる。 ・鎮痛剤などと併用しない。 (症状が悪化したり、副作用が強くなる恐れがあります。 ) 下痢止めを用いる前に、まず 「整腸剤」や 「乳酸菌・納豆菌サプリメント」などを使ってみるのもお勧めです。 これらは神経に働きかけるのではなく、 腸内の善玉菌を増やすことによって下痢を弱める効果があります。 「整腸剤」は、下痢止めに比べれば非常に副作用のリスクが小さいものですが、 抗生剤を飲んでいる方や、疾患を持っている方は医師に相談するようにしてください。 また、 サプリメントも牛乳アレルギーを持っている方などは避けたほうがよいでしょう。 牛乳アレルギーがなくとも、 アレルギー体質の方は動物性タンパク質がアレルギーを強める要因となりますので、 納豆菌や酵母菌、 オリゴ糖などを活用するのもひとつの方法です。 サプリメントはメーカーによって成分が大きくことなりますので、必ず確認してみてください。 下痢止めを持っていると「どうしてもということがあった場合」などに安心するかもしれません。 精神的に安心することも慢性的な下痢のある方には有効です。 続く下痢を治そう!そのために腸内環境を強化しよう 総ての病気は腸から始まると言っても過言ではありません。 元気になるのも、健康になるもの、 腸が正常な働きをしてくれるからです。 下痢は腸内環境が悪化し、正常な水分調整が出来なくなったことから始まります。 腸内環境を整え、正常な働きに戻してやれば下痢は改善します。 まずは腸内環境を整え、腸内環境を強化することから始めてみましょう。 豆知識….. 下痢の改善に腸内環境を強化 腸内では食べた物を消化吸収する働きがあるだけでなく、免疫力の活性、消化吸収、ホルモンや酵素の産出、体温調整、毒素排出など様々な基礎的な代謝が行われています。 それに加え、腸の状態は脳に影響しを与えます。 過敏性腸症候群と診断される方のほとんどは、緊張する場面で、急にお腹が痛くなったり、下痢を模様したり、お腹にガスが貯まる等の症状が続いたりします。 これらの方は腸内細菌のバランスが乱れている事が多い事でも知られています。 また、腸内細菌の状態は、うつ病にも関係する可能性があると言われています。 元気な腸が糖尿病、認知症を防ぐ また、下痢が続く原因だけでなく、糖尿病や認知症も腸と深い関係があります。 糖尿病やその予備軍に当たる方は、普通の人に比べて認知症にかかる率が4倍から5倍になるという研究結果が発表されています。 【(良くわかる生化学)生田哲著】 腸内環境を整え健康を保つことは、免疫細胞を活発にすることにもつながり、その結果糖尿病、認知症などをはじめとした脳に関係する症状の予防や改善につながると言われています。 続く下痢を改善すると同時に、これらの病気を治療するには、病院での治療や他の手段も必要ですが、腸の状態も併せて改善していく事が非常に大事な事なのです。 まさに腸は【第一の脳】と言えます。 【(寝たきりにならない腸づくり)阿部一理著 参照】.

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☆彡整腸剤の飲み比べをしました ~腸内フローラを整えるには、どの整腸剤を内服したらよいのか?

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犬に人間用の整腸剤は使えるのか? 結論としては、 「使える」と言ってもいいでしょう。 多くの獣医師によって、犬と人間の腸のつくりは似ているので、人間用の整腸剤を犬に使っても問題ないといわれています。 ですが可能であれば、 人間の赤ちゃんが使っても大丈夫な整腸剤を選ぶと良いでしょう。 なぜなら、成人と犬では体の大きさが異なるので、犬には多少用量が多くなる恐れがあるからです。 整腸剤といってもいくつか種類があり、製薬会社もさまざまです。 それぞれ成分には多少の差はありますが、主に含まれている成分や働き方はほとんど同じです。 整腸剤には、『生きた善玉菌が腸で発生した悪玉菌を抑える』という働きがあります。 整腸剤を使ってもお腹の不調が改善されない場合は、 すぐに動物病院へつれて行くことをお勧めします。 下痢は多くの水分を体外へ排出しますので、長期にわたって続くと、脱水状態に陥り最悪の場合、命にかかわる可能性もあります。 商品情報 ・整腸、軟便、便秘、腹部の膨満感に ・540錠入りタイプ 実はこの新ビオフェルミンSは、噛むと甘いんです。 ですので、わんちゃんも抵抗無く、むしろ喜んで飲んでくれることが多いようですよ。 なぜ甘いのかと言いますと、加工する際に白糖やコーンスターチを用いているため、これが甘みの理由なんですね。 この新ビオフェルミンSの成分は、主に3種類の乳酸菌で作られています。 その3種類とは、ビフィズス菌、フェカリス菌、アシドフィルス菌です。 使用する前に少し注意していただきたいポイントがあります。 このビオフェルミンSは、腸内に不足した善玉菌を増やすことで、腸内のバランスを整えます。 ですので、 細菌が原因であるの下痢の場合は、効果は期待出来ないと言われています。 1日にビオフェルミンSを犬に与える量の目安は以下になります。 もちろん犬の状態や個体差で若干異なりますので、投薬後の様子は確認しておいてくださいね。 小型犬 半錠から1錠• 中型犬1錠から1錠半• 大型犬や超大型犬 3錠 また、乳酸菌が主成分ですので、 乳製品のアレルギーを持っている犬は使用しないよう、注意が必要です。 商品情報 ・酪酸菌の入った整腸剤 ・整腸、軟便、便秘、腹部の膨脹満感 ミヤリサンは、酪酸菌(プロバイオティクス)で作られています。 プリバイオティクスとは、腸内の不調を改善しバランスを整えてくれるなど、体にとって良い働きをしてくれる善玉菌のことを言います。 プロバイオティクスはギリシャ語で「健康のため」という意味があり、そこから名づけられました。 ミヤリサンにも2種類あり、 成犬には「強ミヤリサン」、子犬には「ミヤリサン」という形で使われています。 この2種類の違いは、粒の大きさ、入っている錠剤の数、そして宮入菌(酪酸菌)含有量が挙げられます。 そしてこのミヤリサンは、 多くの動物病院で使われています。 なぜなら、抗生物質と合わせて投薬してもミヤリサンの効果が失われないからです。 抗生物質は多くの細菌に対して、非常に強い細菌効果があり、短時間で殺菌する作用をもっています。 抗生物質のみ投薬してしまうと、腸への負担はかなり大きく、体内にもともといる善玉菌も殺してしまうこともあり、更には胃荒れなども起こしてしまう可能性があります。 このようなことを防ぐ為に、整腸剤と一緒に飲ませます。 ちなみに、胃酸を整えたり便秘等にも効果が高いといわれていますよ。 与える量は、ビオフェルミンSと同じ量を目安にしてください。 小型犬 半錠から1錠• 中型犬1錠から1錠半• 大型犬や超大型犬 3錠程度 こちららも、犬の状態や個体差によって差がでることがあります。 まとめ いかがでしたか? 万が一、犬がお腹の状態を崩してしまったら、人間用の整腸剤も使えることがわかりました。 ただし、ビオフェルミンもミヤリサンも過剰に摂取するのは危険です。 ビオフェルミンは、腸で不足している善玉菌を増やす効果があるということがわかりましたが、細菌が原因で起こる下痢には効果がないということも知っておきましょう。 一方で、ミヤリサンは、抗生物質と合わせて飲ますことによって、腸内で有害な細菌を抑制してくれる効果が認められています。 殺菌効果が強い抗生物質と一緒に飲ませることによって、胃荒れを防いでくれることもわかりました。 どちらも効果的な整腸剤ですが、 与える前には獣医さんに相談してから与えるようにしましょう。 くれぐれも素人判断はやめてくださいね。 人間の整腸剤が犬にも使えるなんてはじめて知りました!腸の構造が似ているんですね。 緊急で何かあった時に、頭の片隅に記憶しておいたら役に立ちそうです。 ミヤリサンなんかは動物病院で実際に使われているというのにも驚きです。 ただ、新ビオフェルミンSは細菌性のものには効果が無いようですし記事にあるように、素人である私達の判断で病院に行かずに解決しようとするのは良くないですね。 下痢なども腸だけの問題ではなく、きちんと調べたら大きな病気だったなんてことも考えられます。 人間なら言葉に出せても、動物は言葉に出来ないので本当は必要ない薬を過剰に与えてしまったなんてことも考えられます。 やはり何かあったらまずは動物病院へ行き、専門家の指示を聞くのが一番だと私は思います。

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